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50年代〜60年代にかけてアメリカ文学で独自の異彩を放ち、後世に多大な影響を残したビートニク。ヒッピーやアンダーグラウンドシーンで活躍する人々から絶大な支持を受けた”ビートニク”に関連した映画を上映致します。また特別上映として、70年代に反体制派から支持を受けていた異端作家チャールズ・ブコウスキーの自伝的作品『ブコウスキー:オールドパンク』を上映! | ||
【タイムテーブル】 | ||
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2014.7.12(土)オールナイト上映決定!! ビートニク映画祭開催記念3本立てオールナイト“路” 詳細はコチラへ! |
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ジャック・ケルアック キング・オブ・ザ・ビート 1985年/72分/カラー、モノクロ/デジタル |
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1957年に発表した『オン・ザ・ロード/路上』で一躍時代の寵児にのぼりつめたジャック・ケルアック。この映画は”ビートニクの帝王”としていまだに根強い人気をもち続けるケルアックのドラマチックな人生を再現したドキュドラマである。マサチューセッツの小さな街ロウエルに出現した時から,マリン・カウンティ、そしてカリフォルニアにいたるまでのケルアックの姿がドラマと本人の映像、バロウズやギンズバーグなどの証言によって浮き彫りにされる。 | ||
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チャパクア 監督・脚本・出演:コンラッド・ルークス |
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アルコール・ドラッグ中毒の治療にサナトリウムを訪れた男が体験する幻想世界をシュールなタッチで描く異色ドラマ。監督・主演・脚本・製作は伝説の映画監督コンラッド・ルークス。撮影は『キャンディ・マウンテン』(監督)の写真家・映画監督のロバート・フランク。音楽は世界的なシタール奏者ラヴィ・シャンカール。 | ||
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シッダールタ 1972年/アメリカ/85分/35mm |
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文豪ヘルマン・ヘッセの世界的ベストセラーで、ビートニク世代のバイブルと言われた同名小説を原作に、シッダールタ(釈迦)の悩める一生を描く。ビートニクたちと交流し東洋思想に傾倒していたコンラッド・ルークスの『チャパクア』に続く2作目にして最後の作品。撮影はイングマール・ベルイマン作品で知られるスヴェン・ニクヴィスト。72年ヴェネチア国際映画祭銀獅子賞受賞。 | ||
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キャンディ・マウンテン 1987年/スイス、フランス、カナダ/91分/35mm |
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現代を代表する写真家でもあり、ビートニク直系のロバート・フランクとライター、ワーリッツァーの共同監督による、ジム・ジャームッシュなどに大きく影響を与えたロードムービー。トム・ウェイツ、Dr.ジョン、J・ストラマーなど玄人好みのミュージシャンが多数出演しているのも見どころの一つ。 | ||
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ドント・ルック・バック 1967年/アメリカ/96分/35mm |
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フォーク・ロックムーヴメントの先駆者ボブ・ディランの、64年のイギリスツアーを追ったドキュメンタリー。アコースティック・ギターから転向した彼の、初のエレクトリック・アルバム“Bringing It All Back Home”に収録されている“Subterranean Homesick Blues”を冒頭に、ファンの嬌声と取材陣に迎えられてのロンドン空港到着の模様から始まり、約2週間にわたるツアーを、コンサート・シーンとプライヴェート・シーンを織り交ぜて映し出す。 |
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スウィンギング・ロンドン1&2 1967・1977年/イギリス/114分/デジタル |
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60年代後半、英国を席捲したいわゆる“スウィンギング・ロンドン”のムーブメントをめぐり、その中心地ロンドンの光景をとらえたドキュメンタリー。当時のカウンター・カルチャーを代表する音楽シーンから、ザ・ローリング・ストーンズを追った記録映像のほか、当時ニュー・タイプの映画スターとして売っていたマイケル・ケイン、ジュリー・クリスティ、ヴァネッサ・レッドグレイヴや、ポップ・アートの旗手アラン・オルドリッジ、デイヴィッド・ホックニーほかへのインタビューが当時を象徴する曲に乗せて綴られる。監督はザ・ローリング・ストーンズの「チャーリー・イズ・マイ・ダーリング」などの作品で知られる映像作家、ピーター・ホワイトヘッド。尚、最初の公開時のタイトルは、パート1が「トゥナイト・レッツ・オール・メイク・ラブ・イン・ロンドン」。パート2は「アクエリアス」である。 |
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特別上映 | ||
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ブコウスキー:オールドパンク 2002年/アメリカ/113分/ザジフィルムズ |
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アメリカ文学界にツバを吐き、自分の信じる道を貫いた詩人/作家チャールズ・ブコウスキー。社会の様々な規範に「くそったれ!」と罵声を浴びせる彼の作品群は、世界数十カ国で翻訳され、今もなお新たな価値観を求める若者たちから絶大な支持を受け続けている。『ブコウスキー:オールドパンク』では生前の貴重なインタビュー映像に加え、ショーン・ペン、トム・ウェイツ、U2のボノなど、親交を持ち、彼を愛した様々な人々が、彼との時間を愛惜しく語る。 | ||
当日料金/一般1,400円、 学生/1,200円 会員/1,000円 シニア1,100円、当日3プロ券3,600円 |
特別鑑賞券劇場窓口にて販売
1回券1,200円、3回券3,000円