ユスフ3部作の第三部にあたる最新作「蜂蜜」 (11/5より京都シネマにて上映)の公開を記念して、 第1部「卵」、第2部「ミルク」を連続上映。 お見逃しなく!
※11/3追記※ 当館発行10-11月リーフレットのセミフ・カプランオール監督特集「卵」と「ミルク」の上映素材をDVの表記しておりましたが、両作品共に、35mmフィルムでの上映となりました。お詫びして、訂正申し上げます。フィルム上映にて、美しい映像をお楽しみいただけるかと思います。ご来場を、心よりお待ちしております。
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11/5(土)より公開 (終映日未定)
「卵」
2007年/トルコ/97分/アルシネテラン
監督・脚本:セミフ・カプランオール 出演:ネジャト・イスレーシュ/サーデット・アクソイ/ウフク・バイラクターシュ
イスタンブールで暮らす詩人のユスフは、母親の訃報を受けて何年も帰っていなかった故郷に戻る。古びた家ではアイラという美しい少女が待っており、ユスフはアイラが5年にわたり母の面倒を見てくれていたことを知る。アイラから聞いた母の遺言を実行するためユスフは旅に出るが、それは自身のルーツをたどる旅でもあった。 “ユスフ三部作”の第一部で、壮年期のユスフを描く。
11/5(土)-8(火)10:00~
11/9(水)-11(金)休映
11/12(土)-15(火)11:55~
11/16(水)-18(金)10:00~
11/19(土)以降未定
11/9(水)より公開 (終映日未定)
「ミルク」
2008年/トルコ、フランス、ドイツ/102分/アルシネテラン 監督・脚本:セミフ・カプランオール
出演:メリヒ・セルチュク/バシャク・コクルカヤ/リザ・アキン/サーデット・アクソイ
高校を卒業したばかりのユスフは、母ゼーラの営む牛乳屋を手伝いながら大好きな詩を書き、そのうちのいくつかを文芸誌に発表していた。そんなある日、母と町の駅長との親密な関係を目撃してしまったユスフは当惑し、大人になることに不安を覚え始める。“ユスフ三部作“の第二部で、青年期のユスフを描く。
11/9(水)-15(火)10:00~
11/16(水)-18(金)11:55~
11/19(土)以降未定
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「卵」「ミルク」共に
当日一般料金/1800円 学生/1500円 会員/1200円
どちらかご覧の方は、もう1作品が1000円
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『蜂蜜』『卵』『ミルク』ユスフ3部作 相互割引実施!
『蜂蜜』
2010/トルコ・ドイツ/103分/アルシネテラン
京都シネマにて11月5日(土)~18日(金)に上映。
京都みなみ会館で…
■『蜂蜜』の半券を提示 → 『卵』『ミルク』がそれぞれ1000円に! 京都シネマで…
■『卵』or『ミルク』のご鑑賞証明券を提示 → 『蜂蜜』が1000円に!
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監督:セミフ・カプランオール/Semih Kaplanoğlu 1963年、トルコ共和国・イズミル生まれ。1984年に、イズミルにあるドクズエイルル大学の美術学部で映画・テレビ専攻の学士号を取得。デビュー作「Away From Home(英題)」(2000年)が、シンガポール国際アジア映画祭で最優秀監督賞を受賞し、一躍脚光を浴びる。2作目となる「Angel’s Fall(英題)」(05年)も、ナント三大陸映画祭最優秀作品賞を受賞した。07年に第60回カンヌ映画祭・監督週間でワールドプレミア上映された3作目『卵』では、ファジル国際映画祭、バルディビア国際映画祭、バンコク国際映画祭などの監督賞を総なめにし、アンタルヤ・ゴールデンオレンジ映画祭など、国内の映画祭を含め30もの賞を受賞。4作目の『ミルク』では、08年のヴェネツイア国際映画祭で金獅子を争った後、世界各国の映画祭で上映され、イスタンブール国際映画祭の国際批評家連盟賞などを受賞する。そして本作『蜂蜜』では、第60回ベルリン国際映画祭金熊賞を受賞、アカデミー賞外国語映画賞トルコ代表にも選出された。現代のトルコ映画界を代表する監督となる。