トーマス・アルスラン監督特集
12/6(土)より一週間限定上映
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トーマス・アルスラン 1962年、ブラウンシュヴァイク(ドイツ)生まれ。小学校時代の4年間をアンカラ(トルコ)で過ごした後、ドイツに戻る。86年にベルリンの映画テレビアカデミーに入学し、92年より映画監督・脚本家として活動。アカデミーの同窓生クリスティアン・ペッツォルトらと作風が類似していたため「ベルリン派」と称された。代表作はトルコ系移民2世の若者を取り上げた3部作『兄弟』『売人』『晴れた日』。ドキュメンタリー『彼方より』でトルコにカメラを向けた後、2006年の『休暇』からトルコから離れたテーマの映画の制作も行っている。 |
12/14(日)限定で当館にて開催致します、京都ヒストリカ国際映画祭上映作品3作のうち、『黄金』の上映に合わせて、トーマス・アルスラン監督の作品を特集上映致します。また、パトリス・ルコント監督の最新作『暮れ逢い』(京都文化博物館にてオープニング上映12/6(土))と、恋愛映画の巨匠パトリス・ルコント来日を記念し、『髪結いの亭主』を上映を致します。
12/6(土)10:25-, 11(木)12:20- |
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イン・ザ・シャドウズ 2010年/ドイツ/85分 監督・脚本:トーマス・アルスラン 出演:ミシェル・マティシェヴィチ カロリーネ・アイヒホルン ウーヴェ・ボーム
アルスランが初めて手がけたジャンル映画。刑務所を出所したトロヤンは、かつての強盗仲間から仕事の分け前を得ようとするが、かえって命を狙われる。独立を守りたいトロヤンはドーラの手引きによって現金輸送車襲撃を計画する。だがそこに彼を執拗につけ回す汚職刑事が絡み、事件は思いがけない方向に展開する。
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12/7(日)10:00-, 10(水)12:20- |
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休暇 2007年/ドイツ/91分 監督・脚本:トーマス・アルスラン 出演:アンゲラ・ヴィンクラー/カロリーネ・アイヒホルン/ウーヴェ・ボーム
ベルリンの郊外ウッカーマルクの閑静な家にアンナは夫と息子と暮らしている。ある夏の日、アンナの家に長女とその家族、次女、母らが集い、家族の関係が見つめ直される。アンナを演じるのは、ニュー・ジャーマン・シネマの代表的女優アンゲラ・ヴィンクラー。
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12/6(土)9:00-, 9(火)12:20-, |
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晴れた日 2000年/ドイツ/74分 監督・脚本:トーマス・アルスラン 出演:セルピル・ツルハン/ビルゲ・ビングル/フローリアン・シュテッター/ハンス・ツィッシュラー
21歳のデニスは、映画の吹き替えの仕事をしている。『夏物語』(エリック・ロメール)の録音の後、彼女は恋人ヤンに別れを告げる。彼女は晴れたベルリンの街を歩き、愛について思いを巡らせる。
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12/6(土)18:00-,12/8(月)12:20-, 12(金)12:20-, |

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髪結いの亭主 1990年/フランス/80分 監督:パトリス・ルコント 音楽:マイケル・ナイマン 出演:ジャン・ロシュフォール/アンナ・ガリエナ/ロラン・ベルタン
子供の頃から女の理容師と結婚したいという願望を抱き続けて来たアントワーヌは、中年にさしかかった頃、ようやくその夢を実現する。妻のマチルドは、優しくて綺麗で、アントワーヌは念願の妻を娶った事に満足し、十分に幸せな日々を送っていた。そして10年、この愛は何事もなく平穏に過ぎてゆくが……。
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料金/一般1,200円、シニア1,100円、学生・会員1,000円
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