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4/11(sat) Open22:15 Start22:30
世界中に愛される、ルイス・キャロル原作の児童小説『不思議の国のアリス』初出版から、今年でちょうど150年。『アリス』は、誕生から150年経った今も、様々な作家達により途切れることなく映像化され続けています。今回は、シュヴァンクマイエル映画祭2015公開に合わせて、同監督の『アリス』を含む、小さな女の子が自ら新境地へ冒険に繰り出す4作品を選出し上映致します。世界の名だたる監督たちが描き出す個性豊かな世界観に、溢れんばかりの好奇心を持て余す、あなたの気持ちはきっと満たされるはず!作品に登場する女の子のように、真夜中のみなみ会館へ迷い込んでみてはいかが?
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22:30 地下鉄のザジ | ||
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地下鉄のザジ 1960年/フランス/93分/ザジフィルムズ/35mm |
ヌーヴェル・ヴァーグの先駆者『死刑台のエレベーター』で鮮烈にデビューしたルイ・マル監督の作品。映像化不可能といわれた現代フランス文学で最も前衛的な作家、レイモン・クノーの小説を映画化!舞台は、1960年代パリ。地下鉄に乗る事を夢見てパリにやってきたナマイキおてんば少女ザジと、珍妙な大人たちが巻き起こすシュールなドタバタ大騒動。 |
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0:25 ローズ・イン・タイドランド | ||
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ローズ・イン・タイドランド 2005年/イギリス、カナダ/117分/東北新社/35mm |
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10歳の少女ジェライザ=ローズは、ドラック中毒のパパと、ママと共に暮らしいていた。ある日、ドラッグの過剰摂取でママを亡くし、二人はお祖母ちゃんの家に移り住む事に。着いて間もなく、パパもクスリを打ったまま動かなくなってしまう。一人取り残されたローズは、指にはめた頭だけのバービー人形を相手にしながら周囲の探索を開始するのだった…。 | ||
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2:40 パンズ・ラビリス | ||
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パンズ・ラビリンス 2006年/メキシコ、スペイン、アメリカ/119分/CKエンタテインメント/35mm |
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1944年のスペイン内戦下を舞台に現実と迷宮の狭間で3つの試練を乗り越える少女の成長を『パシフィック・リム』のギレルモ・デル・トロ監督が描く。グロテスクなクリチャーが登場する、幻想世界のダークファンタジー。ファシズムという厳しい現実から逃れるため、架空の世界に入り込む少女を通じて人間性の本質に鋭く切り込む衝撃作。 | ||
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5:00 ア リ ス | ||
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ア リ ス 1988年/チェコスロバキア、スイス、イギリス、西ドイツ/84分/35mm |
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『不思議の国のアリス』を原作に3年の歳月をかけ製作したシュヴァンクマイエルの長篇第一作。元々は短篇連作の形で制作されたという。9歳の少女をアリス役に起用し、実写とコマ撮りを組み合わせ、アリスの人形や白ウサギの剥製、気違い帽子屋の人形、靴下の芋虫など、様々なオブジェがユーモラスにグロテスクに動き回る。 | ||
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【料金】一般2,700円 学生/会員2,500円 |
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