断食芸人
キッチュが織りなすディープな“夢”!フランツ・カフカの寓話「断食芸人」の映像化
5/22(日)ロードショー!
◇原作 フランツ・カフカ およそ一世紀前、フランツ・カフカは、チェコのプラハで、当時の人々にはほとんど読まれることのない、多くの寓話を書き残した。「断食芸人は」、カフカによる短篇で、1924年、カフカの死の二ヶ月後出版された。モルヒネを射ちながら死の淵で生み出され、「変身」「審判」にも共通する独特のユーモアが魅力の作品である。断食芸人とはカフカの創造したものではなく、ヨーロッパでは見世物として19世紀後半から20世紀前半にかけて実際に多くの興行が行なわれていた。カフカはそれを題材に小説「断食芸人」を書いた。 |
断食芸人 カフカ×足立正生~混ぜるな危険~ |
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監督:足立正生 原作フランツ・カフカ 出演:山本浩司/桜井大造/流山児祥/本多章一/伊藤弘子 ナレーション:田口トモロヲ 1960年代に「アングラの旗手」として注目を浴び、日本赤軍メンバーとしてパレスチナ革命に身を投じた伝説的映画監督・足立正生が、「幽閉者 テロリスト」以来9年ぶりに手がけた監督作。文豪フランツ・カフカの短編「断食芸人」を映画化。舞台を現代日本に移し、人々によって「断食芸人」に祭りあげられた男を取り巻く不条理で奇想天外な世界が展開される。ある日、街の片隅にどこからかひとりの男が現われて座り込む。男に興味を持った少年は、話しかけても反応せず虚空を見つめるだけの彼の姿を写真に撮り、SNSに投稿する。翌日から男の周りには、少年の投稿を見た者たちが続々と集まるように。人々は男の存在についてそれぞれ持論を展開し、やがて男は「断食芸人」に仕立てあげられていく。 【料金】一般1,700円 学生1,400円 会員1,200円 シニア1,100円 公式HP |
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