2016.6.29 (水) | カテゴリ:
お知らせ
7/2(土)~7/15(金)
役者人生50周年・石倉三郎&『息もできない』主演女優のキム・コッピW主演!
つむぐもの 倒れても人の手は借りたくない頑固職人と、韓国からやって来た落ちこぼれ女子。交わるはずのなかったふたりの、魂と心が通いあう。
無職になって実家にいづらくなり、ワーキングホリデーで福井にやって来た韓国人のヨナ(キム・コッピ)。 日本での仕事は越前和紙作りの手伝い…のはずだったが、職人の剛生(石倉三郎)が脳腫瘍で倒れてしまい、なんと、介護をすることに!妻に先立たれて一人暮 らしの剛生は誰にも心を開かず、偏見にまみれた悪態をついてばかり。それでも勝気なヨナはひるむことなくぶつかっていき、やがて剛生の気持ちにも思いもよ らぬ変化が訪れる…。
2016年/日本/109分/マジックアワー 監督:犬童一利 出演:石倉三郎/キム・コッピ/吉岡里帆/森永悠希/宇野祥平/内田慈/日野陽仁 (C)2016「つむぐもの」製作委員会
初日7/2(土)10:00-回、上映後に舞台挨拶がございます。 <ご登壇者>主演 石倉三郎さん 、犬童一利 監督
石倉 三郎(いしくら さぶろう) 1946年12月16日生まれ、香川県小豆島出身。67年に東映に入社し、大部屋俳優として活動。72年東映退社、商業演劇に活躍の場を広げ、現在に至るまで俳優として数多くのテレビドラマ、映画、舞台に出演。 主な出演作に、映 画「どら平太」、「座頭市」、「あなたへ」、大河ドラマ「功名が辻」、連続テレビ小説「純と愛」など。
犬童 一利(いぬどう かずとし)
1986年2月27日生まれ。大学卒業後、会社勤めを経て映画の道へ。2010年、短編『フリーバイバイ』がSHORT FILM FESTA NIPPON 2010に入選。その後、性別適合手術(SRS)を受けた恋人との関係に悩む青年を描いた中編『SRS♂ありきたりなふたり♀』(12)で氷見絆国際映画祭優秀賞受賞。2014年、『カミングアウト』で長編デビュー。ゲイの大学生の葛藤を描いた同作は東京や香港の国際レズビアン&ゲイ映画祭で上映され、大きな話題を呼ぶ。最近作は芸能界で“日本一の姉妹”を目指す少女たちを描いた『早乙女4姉妹』(15)。
初日、先着ご来場者様に手漉き和紙製の特製ポストカードのプレゼントがございます!
世界一の長寿国、日本。わたしたち一人ひとりが安心して老いを迎えるには、助け合いが欠かせない。家族や地域のかたちの変化にともない、人生のラストス テージの過ごし方は多様化している。人が最期まで自分らしく生きるためには何が必要なのか?どうすれば相手を理解し、相手の生き方を尊重できるのか?本作 の主人公ふたりは出会った時、あらゆる面で相容れないが、他人事だと思っていた介護を通して深い絆を育み、互いにかけがえのない存在になっていく。1年に わたるその過程をユーモアとペーソスを交えて丹念に描くことで、すべての人に人生の輝きとは何かを問いかけるエンタテインメントが誕生した。
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【1500年の伝統を誇る越前和紙の里、福井県丹南地域と世界遺産に登録された韓国百済時代の古都、扶余郡でロケ】
映画の舞台は、和紙をはじめとする伝統産業が盛んな福井県丹南地域と、百済時代の面影を残す扶余(プヨ)郡。日韓国交正常化50年を迎えた2015年に撮 影を敢行し、それぞれの地域の魅力を余すところなく写し取った。特に日本の原風景ともいうべき丹南地域の瓦屋根の町並みや緑豊かな自然がスクリーンに広が る様は、誰もの心に郷愁をもたらすだろう。また、越前和紙に関しては、地元の伝統工芸士の全面協力により製造現場などを完全に再現。世界にアピールする和 紙の魅力を捉えている。
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『つむぐもの』公式サイト→★