2016.8.06 (土) | カテゴリ:
お知らせ
シリア・モナムール
シリア内戦の初動と祖国を想う男女の往復書簡、これは、“愛”についてのものがたり
7/30(土)~8/12(金)ロードショー!
ゲスト・トーク開催!
■日時:7/30(土)15:25~上映後
ご登壇者:岡真理さん (現代アラブ文学研究者、京都大学大学院人間・環境学研究科教授)
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岡真理 1960年東京生まれ。現代アラブ文学研究者。京都大学大学院人間・環境学研究科教授。東京外国語大学でアラビア語を学ぶ。在学時代に、パレスチナ人作家ガッサーン・カナファーニーの小説を読み、パレスチナ問題、アラブ文学と出会う。以来、現代世界に生きる人間の普遍的思想課題としてパレスチナ問題に取り組む。
著書に、『彼女の「正しい」名前とは何か』(青土社、2000年)、『記憶/物語』(岩波書店、2000年)、『棗椰子の木陰で 第三世界フェミニズムと文学の力』(青土社、2006年)、『アラブ、祈りとしての文学』(みすず書房、2008年)ほか。訳書にサイード・アブデルワーヘド『ガザ通信』(青土社、2009年)、ライラ・アフメド『イスラームにおける女性とジェンダー』(法政大学出版、2000年)ほか。
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シリア・モナムール 人は誰もが“愛”も“戦禍”も免れることはできないということを突き付ける、今世紀最も重要な衝撃作の誕生
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監督:オサーマ・モハンメド ウィアーム・シマブ・ベデルカーン 音楽ノマ・オルマン写真ウィアーム・シマブ・ベデルカーン オサーマ・モハンメド
山形国際ドキュメンタリー映画祭2015インターナショナル・コンペティション部門優秀賞受賞作品(映画祭上映時タイトル「銀の水 シリア・セルフポートレート」)
現地の人々がとらえたシリア内戦初動時の生々しい映像の数々を用いて製作されたドキュメンタリー作品。シリアの人々によって携帯電話やハンディカメラなどで撮影され、YouTubeやFacebookなどに次々とアップロードされた映像を再構成した。アラブ諸国で始まった民主化運動が2011年春以降シリアにも飛び火。42年続くアサド独裁政権への不満と自由を求める市民による大規模なデモとそれを弾圧する政府軍の衝突は、やがて内戦へと発展した。パリに亡命し、祖国の惨状を映像でひたすら集めることしかできなかった男性監督のオサーマのもとに、包囲攻撃を受ける街で暮らすクルド人女性のシマブからメッセージが届く。シマブはパリにいるオサーマの耳や目となり、シリアの現実をカメラに記録していく。

【料金】一般/1,800円 学生1,500円 会員1,200円 シニア1,100円
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