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【終了】【特集上映】11/19(土)~【12/2(金)《『ひなぎく』50周年記念上映&シュヴァンクマイエル映画祭2016》

<『ひなぎく』50周年記念上映 >
11/19(土)~12/2(金)※『ひなぎく』は11/21(月)~12/2(金)上映

世界が自由を求め激動する時代、1966年にチェコスロヴァキアで製作されました。その生命力や精神は50年後も輝きを増し世代を超えて引き継がれ続ける『ひなぎく』、本作の、50年周年を記念して35mmフィルム上映を致します!併せてチェコでのアニメ界の異端であり、絵画・立体などにも及ぶその創作の熱は常に 世界中のアーティストからも賞賛され、注目されるシュルレアリスト、ヤン・シュヴァ ンクマイエル。長篇『アリス』『オテサーネク』『サヴァイヴィングライフ』に加え、 数多の傑作短篇集を合わせた全10作品一も挙上映!

11/21(月)~12/2(金)
ひなぎく 《50th Anniversary》 60年代女の子映画の決定版 

1960年代チェコ・ヌーヴェルヴァーグの傑作を、制作から半世紀を祝して35mmフィルム上映! 数多くの、アートやファッションに敏感な女性たちから絶賛を受け、今なお根強い人気を誇る作品。金髪のボブにひなぎくの花輪をのせた姉、こげ茶の髪をうさぎの耳のように結び、レースのショールをまとった妹。2人は男たちに食事をおごらせ、嘘泣きの後、笑いながら逃げ出してしまう。牛乳のお風呂に入り、グラビアを切り抜き、部屋の中で紙を飾って燃やしてしまう。色ズレやカラーリング、実験的な光学処理など、60年代的な自由に満ち溢れた映像や音楽も魅力的!
1966年/チェコスロバキア/75分/チェスキー・ケー/35mm 監督:ヴェラ・ヒティロヴァー 
出演:イヴァナ・カルバノヴァー/イトカ・ツェルホヴァー 
©Bonton a.s


ヤン・シュヴァンクマイエル監督長編上映

11/20(日)、11/26(土)、11/30(水)

©:CONDOR FEATURES.Zurich/Switzerland.1988

 

アリス Něco z Alenky

1988/84分/スタンダード/35mm
監督・脚本・美術:ヤン・シュヴァンクマイエル
原作:ルイス・キャロル
共同美術:エヴァ・シュヴァンクマイエロヴァー
出演:クリスティーナ・コホウトヴァー(アリス)
*ベルリン映画祭でプレミア上映、アヌシー映画祭最優秀長篇アニメーション映画賞受賞

 

ルイス・キャロルの『不思議の国のアリス』を原作に3年の歳月をかけ製作した長篇第一作。元々は短篇連作の形で制作されたという。9歳の少女をアリス役に 起用し、実写とコマ撮りを組み合わせ、アリスの人形や白ウサギの剥製、気違い帽子屋の人形、靴下の芋虫など、様々なオブジェがユーモラスにグロテスクに動 き回る。過去の短篇(『自然の歴史』『ドン・ファン』『ジャバウォッキー』『地下室の怪』など)の様々な要素が見られる集大成的な作品。数ある“アリス” ものの中で群を抜いてオリジナリティが高く国内外のファンも多い。

11/19(土)、11/25(金)、11/28(月)、12/2(金)

©:Athanor

オテサーネク Otesánek

2000/132分/スタンダード/35mm
監督・脚本・原案:ヤン・シュヴァンクマイエル 
(民話「オテサーネク」のモチーフにもとづく)
美術:ヤン・シュヴァンクマイエル、エヴァ・シュヴァンクマイエロヴァー
出演:ヤン・ハルトル(ホラーク)/ヴェロニカ・ジルコヴァー(ホラーク夫人)/クリスティーナ・アダムツォヴァー(アルジュビェトカ)/パヴェル・ノヴィー(アルジュビェトカの父)
*ピルゼン映画祭グランプリ、ベルリン国際映画祭アンジェイ・ワイダ賞、チェコ・ライオン賞受賞

長篇第4作。チェコの民話『オテサーネク』は子どものいない夫婦が、木の切り株を子どもとして育て、子どもがおかゆ、犬、農夫と次々飲み込んでいくお話。 これを不妊の夫婦の現代の寓話と読み替え、『アリス』や『地下室の怪』同様少女の視点から描く。ホラーク氏が冗談のつもりで妻に与えた木の切り株の人形を 妻はオティークと名付け異常な熱意で可愛がる。現代の寓話はグロテスクで、飼い猫が消え、郵便配達夫も福祉課の職員もオティークの餌食となる。木の切り株 を何体も用意、コマ撮りし、CGを使用したのは授乳シーンのみという。

11/21(月)、12/1(木)

©:Athanor

サヴァイヴィング ライフ -夢は第二の人生-
Přežít svůj život (teorie a praxe )

2010/108分/ヨーロピアン・ヴィスタ/35mm/R18+
監督・脚本:ヤン・シュヴァンクマイエル
出演:ヴァーツラフ・ヘルシュス(エフジェン/ミラン)/クラーラ・イソヴァー(エフジェニエ)/ズザナ・クロネロヴァー(ミラダ)/ダニエラ・バケロヴァー(ホルボヴァー医師)/エミーリア・ドシェコヴァー(老女・超自我)
*ヴェネツィア国際映画祭出品、チェコ・ライオン賞最優秀アートディレクション賞受賞

長篇第6作。シュルレアリストの創作の源泉である「夢」を真っ向から取り上げ、メタモルフォーゼ、夢の具象化、エロスとタナトス、胎内回帰など、様々な映像や美術作品で繰り返し表現してきたモチーフを散りばめたスリリングなラブ・サスペンス。夢の中で出会った美しい女を追いかける中年男が、夢と現実の二重 生活を送る中、幼児期の両親との別れなど過去の経験をもまた再体験することになる。記録と記憶の錯綜を膨大な画像のコラージュと実写の組み合わせで構成し、監督本人や、フロイト、ユングもいがみ合いながら登場する。

ヤン・シュヴァンクマイエル監督短篇 計86分
 11/22(火)、11/23(水・祝)、11/24(木)、11/27(日)、11/29(火)

©:Kratky Film Praha a.s.

自然の歴史(組曲)
Historia Naturae (suita)

1967/9分/スタンダード/35mm
*クロムニェジーシュ映画祭、オーバーハウゼン映画祭マックス・エルンスト賞受賞。

ルドルフⅡ世へのオマージュ。巻貝から、爬虫類、鳥類を経て人類に至る博物誌を標本、図鑑、模型などを組み合わせて描く。

©:Kratky Film Praha a.s.

部屋 Byt

1968/13分/スタンダード/35mm
*クロムニェジーシュ映画祭、チェコスロヴァキア映画テレビ同盟、ブリュッセル映画祭、オーバーハウゼン映画祭、カルロヴィ・ヴァリ映画祭など受賞。

突然、部屋に転がり込む男。割れない卵や後頭部しか映らない鏡など、部屋の悪意に徹底的に翻弄され、男は出口をもとめるが…。

©:Kratky Film Praha a.s.

対話の可能性
Možnosti  dialogu

1982/12分/スタンダード/35mm
*ベルリン映画祭短篇映画部門金熊賞及び審査員賞受賞。アヌシー映画祭、メルボルン映画祭、シドニー映画祭など受賞。90年アヌシー映画祭「過去に上映された最高の映画」に選出。

クレイアニメの金字塔。食べもので出来た頭、食器で出来た頭、文具で出来た頭が三つ巴で互いを飲み込む“永遠の対話”など3部構成。 

©:Slovensky filmovy ustav

地下室の怪 Do pivnice

1982/15分/スタンダード/35mm
*オーバーハウゼン映画祭受賞。

地下室にじゃがいもを取りに行く少女と、地下にいる不思議な人や物。じゃがいもはひとりでに箱の中に戻り、黒猫は少女の邪魔をする。

©:Kratky Film Praha a.s.

陥し穴と振り子
Kyvadlo, jáma a naděje

1983/15分/スタンダード/35mm

異端審問で死を宣告された男。大きなギロチンの刃が振り子のように降りてくる。そこから逃れても、火を噴く機械が男に迫る。男の視点に限定された画面割でリアルな恐怖を描く。

©:Kratky Film Praha a.s.

男のゲーム Mužné  hry

1988/15分/スタンダード/35mm

熱狂的にサッカーをテレビ観戦する男。両チームの選手も審判もよく見ると同じ男の顔。切り絵とクレイを組み合わせ、同じ顔の選手が倒され、得点が加算されるブラックユーモア。

©:Kratky Film Praha a.s.

闇・光・闇
Tma-světlo-tma

1989/7分/スタンダード/35mm
*ベルリン映画祭、クラクフ映画祭、ザグレブ映画祭、エスピノ映画祭、オーデンセ映画祭、ヴヴェール映画祭受賞。

灯りがともされ、手・目・耳など身体の感覚器・パーツが部屋の中に現れる。粘土で出来た動きがリアルで、ボディが形造られた後の結末も秀逸。

❁タイムテーブル❁ 

【料金】一般1,300円 学生1,000円 会員 1,000円 シニア1,100円
【前売券(11/8 迄販売)】1回券1,000円/3回券3,000円(窓口のみ)
劇場窓口でご購入の方、『ひなぎく』35mmフィルム一片プレゼント!(数量限定)

配給:チェスキー・ケー、ザジフィルムズ、ディーライツ、レン コーポレーション  /35mm

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