構想10年!『サウダーヂ』の空族が満を持して放つ新アジア映画の誕生!
地獄でも超えて行ける
バンコクナイツ
4/29(土・祝)~ロードショー!
舞台挨拶+スペシャル・ミニライブ | ||
5/3(水・祝)19:05~の回上映後 富田克也監督、相澤虎之助さん(脚本)のご登壇に加え、 豊田勇造さん(ミュージシャン、本編楽曲「満月」提供)によるスペシャル・ミニライブ決定! |
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富田克也 (監督・脚本) 1972年山梨県生まれ。2003年に発表した処女作、『雲の上』が「映画美学校映画祭2004」にてスカラシップを獲得。これをもとに制作した『国道20号線』を2007年に発表。『サウダーヂ』(’11)ではナント三大陸映画祭グランプリ、ロカルノ国際映画祭独立批評家連盟特別賞を受賞。国内では、高崎映画祭最優秀作品賞、毎日映画コン クール優秀作品賞&監督賞をW受賞。その後、フランスでも全国公開された。その後の監督作はオムニバス作品「チェンライの娘(『同じ星下、それぞれ夜より』)」(’12)がある。 |
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/ | 相澤虎之助(共同脚本) 1974年埼玉県生まれ。早稲田大学シネマ研究会を経て空族に参加。監督作、『花物語バビロン』(’97) が山形国際ドキュメンタリー映画祭にて上映。『かたびら街』(’03)は富田監督作品『雲の上』と共に7ヶ月間にわたり公開。空族結成以来、『国道20号線』(’07)、『サウダーヂ』(’11) 『チェンライの娘』(’12)と、富田監督作品の共同脚本を務めている。自身監督最新作はライフワークである東南アジア三部作の第2弾、『バビロン2-THE OZAWA-』(’12)。 |
『バンコクナイツ』公開記念オールナイト2夜開催決定!
窓口&Peatixにて前売り券販売中!【Vol.1】4/22(土)開催⇒http://bangkoknites-1.peatix.com
【Vol.2】5/3(水・祝)開催⇒http://bangkoknites-2.peatix.com
バンコクナイツ BANGKOK NITES | |||||
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・ | 『サウダーヂ』で、地方都市のリアルを赤裸々に炙り出し話題となった、映画制作集団「空族」の最新作!構想10年。舞台を山梨からタイに移し、テーマを“娼婦・楽園・植民地”に据え、出会った現地の人々との交流により生まれた物語は重層的に響きあう182分の映画として完成した。今までカメラが入り込むことができなかった、一大歓楽街タニヤでの撮影を敢行。更にはバンコクからイサーン(タイ東北地方)、そしてラオスへの、総移動距離4000kmを優に超える撮影にも挑んだ。イサーンの伝統音楽モーラム、ルークトゥン、プア・チーウィット…“抵抗”の音楽にのせて空族がお贈りする、アジア版「千夜一夜物語」―。いわゆる日本映画という枠を大きく超え、アジア映画とでも呼ぶべきスケールと貫禄が観るものを圧倒する。まったく未知の風景が郷愁を誘う。 “アジアの中の日本”にとっても他人事でない「楽園の真実」がここにある。
娼婦・楽園・植民地。タイ人娼婦と日本人客。桃源郷を取りもどすための旅がはじまる―。 こちらは、タイ、バンコク。日本人専門の歓楽街“タニヤ通り”。「カラオケ」と呼ばれる、昭和の匂い漂う日本式ホステスクラブがひしめく夜の町。ひな壇にズラリと並ぶタイ人の女たちは毎夜、流暢な日本語で迎えてくれる。ショート2500バーツ、ロング3500バーツ。すべては金次第。娼婦と客、女と男。“タニヤ嬢”ラックと元自衛隊員のオザワ。バンコクから東北地方イサーン、そしてラオスへと至る、ふたりの逃避行を描くロードムービーにして、それを取り巻くタニヤ嬢たちと、バンコクに蠢く怪しい日本人たちの欲望渦巻く群像劇! |
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2016年/日本・フランス・タイ・ラオス/182分/DCP/配給:空族 監督:富田克也 脚本:相澤虎之助、富田克也 出演:スベンジャ・ポンコン、スナン・プーウィセット、チュティパー・ポンピアン、タンヤラット・コンプー、サリンヤー・ヨンサワット、伊藤仁、川瀬陽太、田我流、富田克也 ©Bangkok Nites Partners 2016 公式サイト⇒http://www.bangkok-nites.asia/ |
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歴史に翻弄された一人の娼婦を軸に描かれる禁断のラブストーリー | |||||
タイの首都、バンコク。日本人専門の歓楽街タニヤ通りの人気店、「人魚」でNO.1のラックは、イサーン(タイ東北地方)からバンコクへ出稼ぎに出て5年が経った。日本人のヒモ、ビンを連れまわし高級マンションで暮らす一方、ラックの支える大家族は、遥かラオスとの国境を流れる雄大なメコン川のほとり、ノンカーイ県に暮らしていた。確執が絶えない実母ポーンと今は亡きアメリカ軍人だった2番目の父との息子、ジミー。ラックは種違いの弟ジミーを溺愛している。 | |||||
ある晩、謎の裏パーティーで、ラックは昔の恋人オザワと5年ぶりに再会する。ノンカーイから出て来たてだったラックの初めての恋人がオザワだった。元自衛隊員のオザワは、今では日本を捨てバンコクで根無し草のようにネットゲームで小銭を稼ぐしかない沈没組。オザワがラックに会うには金がいる。戸惑うふたり…。 |
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そんな折、オザワはかつての上官で、現在はバンコクで店を営む富岡にラオスでの不動産調査を依頼される。 かくして、いくつもの想いを胸に秘めたラックとオザワは、バンコクを逃れるように国境の街ノンカーイへと向かうことになったが… 古来、国境紛争に翻弄され続けたイサーン。物語はその雄大な“イサーンの森”の闇の奥へ、舞台はやがてラオスへと、かつてインドシナを深く抉ったベトナム戦争の癒えぬ傷を映しはじめる―。 |
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空族 KUZOKU |
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富田克也の初監督作『雲の上』(’03)の制作に相澤虎之助が参加。その時のメンバーたちとともに、“作りたい映画を勝手に作り勝手に上映する”をモットーに、映像制作集団「空族」を結成。その後、『国道20号線』(’07)を発表。自主配給を行い全国公開する。次なる『サウダーヂ』(’11)ではロカルノ映画祭メインコンペ正式出品、ナント三大陸映画祭グランプリ、毎日映画コンクール優秀作品賞&監督賞、高崎映画祭最優秀作品賞、フランスでの全国公開など、自主制作映画の枠に収まりきらない快挙をおこす。相澤虎之助も『花物語バビロン』(’97)、『かたびら街』(’03)、『バビロン2-THE OZAWA-』(’12)などを断続的に発表。その後、オムニバス映画『同じ星の下、それぞれの夜』(’13)の短編『チェンライの娘』ではタイロケを敢行。2017年公開予定の最新長編『バンコクナイツ』は、完成前から世界中の注目を浴びている。 | |||||
4/29(土・祝)~ロードショー! 4/29(土・祝)~5/2(火)/16:00- 5/3(水・祝)★舞台挨拶/19:05- 5/4(木・祝)~5/5(金・祝)/15:10-・20:30- 5/6(土)~5/12(金)/16:05- 5/13(土)~/上映時間調整中 特別料金 一般2,000円/学生1,800円/シニア・会員・障がい者・サービスデイ1,500円/高校生以下1,300円 ※招待券の使用不可・ミニシアター共通券使用不可・え~がな500対象外・各種割引券使用不可 ステッカー付き前売券(1,700円)窓口にて販売中! |
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