2018.2.11 (日) | カテゴリ:
特集上映

≪Match-up Theater~Time for a new direction~≫
『アメリカの影』 |
ジョン・カサヴェテス監督のデビュー作となった
インディペンデント映画の金字塔。
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1959|アメリカ|81分|ザジフィルムズ
監督:ジョン・カサヴェテス
出演:レリア・ゴルドーニ|ヒュー・ハード|ベン・カールザース|アンソニー・レイ|ルパート・クロセー
撮影:エリック・コールマー 制作:シーモア・カッセル|モーリス・マッケンドリー
音楽:チャールズ・ミンガス
ジョン・カサヴェテスの監督第1作。シナリオなしのアドリブ演出で、ある種セミドキュメンタリー的な色合いがあり、そのリアリティとC.ミンガスの音楽がたまらない作品。
マンハッタンに暮らす、ヒュー、レリア、ベンの三人の兄妹。彼らは、白人と黒人の混血だった。長兄のヒューはナイトクラブの花形歌手だったが、今は人気も落ち三流ストリップ劇場に出演中。末娘のレリアは白人の青年と恋に落ちるが混血であることがばれて捨てられる。彼らが白人社会の中で、それぞれに肌の色からくる疎外を体験していく様を描く。
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