狂い咲きサンダーロード
3/29[木]21:30 |
1980年(2016年リマスター)/日本/98分/トランスフォーマー 本作のオリジナル16mm撮影ネガは紛失したとされ、これまで劇場での上映は現存する35mmフィルムを使いまわすしか手段がなかった。そして近年、映画館の急速なデジタル化によって徐々に上映機会が失われていたが、2015年、そのオリジナルネガをとある倉庫で奇跡的に発見。石井監督と笠松カメラマンは、これを国内最高峰の設備にて一コマ単位で修復することを決意した。多額の費用はクラウドファンディングで募られ、わずか12日間で400万円の目標額を達成。最終的には670万円以上を集め、最高画質で念願のデジタル上映素材(DCP)が作り上げられた! 石井聰亙(現・岳龍)監督が、23歳にして大学の卒業制作として作り出したこの爆走映画は、制作から36年以上が経った今もなお、世代を超えた熱狂的なファンに愛され続けている。主人公・仁を演じる故・山田辰夫が、多くをアドリブで生み出したという名台詞の数々、今や超大物俳優として名を馳せる小林稔侍の怪演、そして泉谷しげる、PANTAらによる楽曲の数々。日本インディーズ映画界に燦然と輝く不朽の名作が、今、最高の状態で大スクリーンに甦る! 暴走族“魔墓呂死”の特攻隊長・仁は、「市民に愛される暴走族」を目指す同輩や自分たちを取り込もうとする政治結社に反抗を試みた末、遂には右手を切断されてしまう。しかし、どん底に堕ちてなお抗うことをやめない彼は、バトルスーツに身を包み、幻の街サンダーロードで最後の決戦に挑むのだった…。 |
鑑賞料金:1,000円均一