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エリック・ロメール特集 「四季の物語」4部作一挙上映!

エリック・ロメール特集
「四季の物語」4部作一挙上映―!

2010年に亡くなったことが惜しまれるヌーヴェル・ヴァーグを代表する映画監督、エリック・ロメール。
『映画の國名作選Ⅴ フランス映画未公開傑作選』公開に合わせ、1989年から1998年にかけて手がけた『四季の物語』4部作を一挙上映!87歳にして撮りあげ、結果遺作となってしまった『我が至上の愛 アストレとセラドン』(07)まで、つねに新鮮な印象を与えつづけたロメールの、軽やかなラブ・コメディ4部作です。

日程:6/30(土)~7/6(金)
料金:一般 ¥1,300、学生・会員¥1,000 2回券 ¥2,000

【上映作品】

『春のソナタ』
1989/フランス/110分/フランス映画社 
出演:アンヌ・ティセードル/フロランス・ダレル/ユーグ・ケステル/エロイーズ・ベネット
“四季の物語“シリーズ第1弾。哲学を教えるジャンヌはパーティーで音楽学校に通うナターシャと出合う。父の愛人が気に入らないナターシャは、知的なジャンヌを父の新しい恋人にしようと仕向けるが…。花々が咲き乱れる季節にゆらめく人々の感情を、ソナタにのせて軽やかに描く。
【上映日程】 6月30日(土)11:35- / 7月2日(月)13:35- / 7月4日(水)13:35-

 

『冬物語』
1991/フランス/114分/フランス映画社 
出演:シャルロット・ヴェリ/フレデリック・ヴァン・デン・ドリエッシュ/ミシェル・ヴォレッティ
 

“四季の物語”シリーズ第2弾。永遠の愛を誓った恋人と些細な行き違いから生き別れになったフェリシー。年の瀬のパリ、彼との愛娘を育てながら、再会を願う彼女に奇跡は起こるのか? 16mmで撮影された、その独特の質感に冬の空気感を感じさせる愛の物語。ベースになるのはシェークスピアの『冬物語』。

  【上映日程】6月30日(土)13:45- / 7月2日(月)15:45- / 7月4日(水)15:45-

 

『夏物語』
1996/フランス/114分/フランス映画社 
出演:メルヴィル・プポー/アマンダ・ラングレン/オーレリア・ノラン/グウェナウェル・シモン
“四季の物語“シリーズ第3弾。大西洋に面した美しい避暑地ディナールで恋人を待つガスパールは、ウェイトレスのマルゴと出会いデートをしながらソレールという女性にも惹かれてゆく。夏の光に溢れた海辺の街を舞台に繰り広げられる恋愛模様。マルゴ役は『海辺のポーリーヌ』のアマンダ・ラングレ。
【上映日程】7月1日(日)11:35- / 7月3日(火)13:35 / 7月5日(木)13:35

 

『恋の秋』
1998/フランス/112分/フランス映画社 
出演:マリー・リヴィエール/ベアトリス・ロマン/アラン・リボル/ディディエ・サンドル
  “四季の物語”シリーズ完結編。ローヌ渓谷でワイナリーを営む40代の女性マガリ。陽気なうわべとはうらはらに孤独を感じているのを察した親友とマガリの息子は、それぞれマガリの恋の相手を探す。黄金色に染まった秋の大地を背景に、熟成したワインのように繊細で芳醇な大人の恋の物語。
 【上映日程】7月1日(日)13:45- / 7月3日(月)15:45- / 7月6日(金)13:35-

 ●タイムテーブル

 

 

  【エリック・ロメール プロフィール】

本名は、ジャン=マリ・モリス・シェレール。教師、小説家を経て、映画批評を書くようになる。“ カイエ・デュ・シネマ”誌の創刊に参加、編集長を7年間ほど務めた。やがて50年から短編を手掛け始め、59 年に初の長編「獅子座」を監督、作家主義を貫いた作風がヌーヴェル・ヴァーグの支柱となった。他に「モード家の一夜」「海辺のポーリーヌ」「緑の光線」「パリのランデブー」などがある。

 

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