7/14(土)
『サウダーヂ』京都凱旋記念! 空族 富田克也ナイト
開場20:45- 開始21:05- (翌5:00終了予定)
2011年ナント三大陸映画祭でグランプリほか、いくつもの国際映画祭に出品、賞を獲得し、国内外で話題沸騰中の映画「サウダーヂ」が京都に再び!
処女作「雲の上」、「サウダーヂ」の序章「FURUSATO 2009」、郊外都市を舞台に元不良少年少女たちの悲痛な “日常”を描写し高い評価を得た「国道20号線」を、「サウダーヂ」とともに一挙上映!
これからの活躍に大注目の空族 富田克也作品をこの機会にぜひともご覧下さい!
※「雲の上」について
今回のオールナイトでは、海外の映画祭用に英語字幕が付き、115分に編集されたニュー・ヴァージョン「雲の上 インターナショナル再編集版」を上映致します。
※この変更に伴い、「国道20号線」の上映開始時刻及び、オールナイト終了時刻が変更がございます。
訂正して、お詫び申し上げます。
誤 「国道20号線」4:05、上映終了5:30
↓
正 「国道20号線」3:40、上映終了5:00
【料金】当日一般/2,500円 学生・会員/2,200円 入場整理番号付き前売券/2,000円
サウダーヂ 21:05- 2011年/日本/167分/空族 監督:富田克也 出演:鷹野毅/伊藤仁/田我流/ディーチャイ・パウイーナ/尾崎愛/工藤千枝/野口雄介
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 (C)KUZOKU
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街そのものをテーマにすえたこの作品には、これまで日本映画ではあまり描かれる事の無かった、移民たちの姿が描かれている。 特に100年前に日本からブラジルに渡った日本人の子孫たち・日系ブラジル人のコミニティは、国内において大きな規模を成している。 移民の問題は世界的な課題であり、そこでは差別や経済格差、文化間の衝突は避けられない。 不況によって中心街が“シャッター通り”と化した日本の地方都市を舞台に、そこで生きる土木労働者や海外からの移民労働者の姿を通して、文化摩擦や差別、経済格差の問題を描く。 出演は「国道20号線」の鷹野毅、伊藤仁。現地で暮らす人々を数多くキャスティングし、生々しい街の姿を伝える。
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FURUSATO 2009 0:15- 2009年/日本/50分/空族/DV 監督:富田克也 出演:伊藤仁/鷹野毅/田我流
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 (C)KUZOKU |
新作「サウダーヂ」のリサーチとして、一年間にわたって撮りためられた映像を空族の高野貴子が編集し、新たな息吹を与えるドキュメンタリー作品。 「サウダーヂ」出演者たちの実生活を観る事ができる。 地方都市の農業、土木業、工業、商業はこれからどうなっていくのか、という経済的な問題群の渦中で、ブラジルからの移民労働者や若いHIP-HOP グループといった集団が結びついていく。 環境音、出演者の歩くリズム、ショベルカーの金属音、そしてブラジルのサンバ。 |
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雲の上 インターナショナル再編集版 1:25- 2003年/日本/ 115分/空族/DV ※英語字幕付上映 監督:富田克也 出演:西村正秀(チケン)/鷹野毅(シラス)/荒木海香/古屋暁美/伊藤仁/相澤虎之助
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刑務所から出所したチケンが久しぶりに故郷に帰ってきた。自分のいないうちに、少しずつ何か変わり始めている気配をチケンは感じ取る。老婆たちのうわさ話や、団地、仲間たち……。 「紅雲院」は屋根の改修工事をしている。「紅雲院」には蛇たちが滝壺に集まって天に向かって遡り、屋根で体を赤く染めて龍になるという言い伝えがあった。その赤かった屋根の色が変わっていたのだった。 チケンは「紅雲院」という寺の跡取り息子だ。刑務所に入ってからチケンは、以前は嫌っていた坊主になるために修行に出ようと決意していた。 一方、幼馴染みのシラスはやくざになったと仲間から知らされる。シラスはやくざになってもなりきれず、足をあらいたいとチケンに言う。チケンは幼い頃に果たせなかった約束を果たそうと、シラスを助けようとして巻き込まれて行く。 今回のオールナイトでは、海外の映画祭用に英語字幕が付き、115分に編集されたニュー・ヴァージョンを上映致します。 先日のチョンジュ映画祭に続き、国内では、今年の爆音映画祭に続く公開となります。 |
国道20号線 4:05- 3:40- 2007年/日本/77分/空族/DV 監督:富田克也 出演:伊藤仁/りみ/鷹野毅/村田進二/西村正秀/Shalini Tewari
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元不良少年少女だった主人公ヒサシは、同棲するジュンコとパチンコ通いの毎日。 シンナーもやめられず、気安く借りた消費者金融の借金ばかりが重くのしかかってくる。そんなヒサシに族時代からの友人で闇金屋の小澤が甘い話を持ちかけるが… 大型ディスカウントストアやパチンコ店、消費者金融のATM、ドンキ…現代の日本、とりわけ地方のありきたりの風景。 ヒサシは夜の国道の灯が届かないその先に闇を見つけてしまった。宇宙のようにからっぽで、涯てのない闇のなかで繰り返されるありふれた事件、そしてかつて見たシンナーの幻覚の残像がヒサシを手招きする。 「ほんで俺も行ってもいいの?ホント?ホントに?」 |
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