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【終了】10/13(土) – 26(金) ホセ・ルイス・ゲリン映画祭
10/13(土) – 26(金)

ホセ・ルイス・ゲリン映画祭

 

昨年、当館でも公開された「シルビアのいる街で」。その独創的な映像表現で、日本の映画ファンに衝撃を与えたホセ・ルイス・ゲリン監督。

「ミツバチのささやき」(‘73)や「エル・スール」(‘83)で名高いビクトル・エリセが“今のスペインでもっとも優れた映像作家”と断言するホセ・ルイス・ゲリンの処女作から最新作まで全8作品を一挙上映致します。時空を越えた映像のコラージュ、緻密な音響設計、光輝く美しい場面が私たちを映画の桃源郷へと誘います。

【料金】一般\1,500円 学生\1、300円 会員\1,000円

配給:紀伊國屋書店、マーメイドフィルム 配給協力:コミュニティシネマセンター

10/14(日)15:30より上映の回のみ 英語字幕付き上映を致します【終了】

【料金】
当日一般¥1500 / 学生¥1300 / 会員¥1000

【前売券】

●特別鑑賞券1回券/1,200円(公開日前日まで販売) 
●期間中有効3回券/3,300円(特製ポストカード3枚付き※無くなり次第終了)

 

『ベルタのモチーフ』
1983年/スペイン/118分
監督:ホセ・ルイス・ゲリン

ゲリンの長編第1作は、陽光あふれる森、川のせせらぎ、画面いっぱいに広がる草原、曲がりくねって地平線まで続く一本道、風にそよぐ麦の穂そして自転車に乗る少女で出来ている。父の農作業を手伝うベルタは無口な娘。ある日、草原で不思議な帽子をかぶった男と出会う。それ以来、普段の生活に波風が立ち始め、やがて町から撮影隊がやってくる…。思春期の少女の内面を映画の原風景として描いた衝撃のデビュー作!ロメール作品で名高い女優・歌手のアリエル・ドンバール出演。
 

『影の列車』                                                
1997年/スペイン/82分
監督:ホセ・ルイス・ゲリン

1930年のある朝、忽然と消えてしまったアマチュア映画監督。その3ヶ月前に彼は自分の家族を撮影していた。ゲリンは彼の残した古いフィルムを使い新たな映画を作りだす。家族の住んでいた家を訪ね、無人の邸内で光と影の戯れにレンズを向ける。傷んだモノクロフィルムによるシュールな映像と色鮮やかな色彩で撮られた風景が巧みな編集でミステリアスな物語を紡ぎだす。 “失われたもの”をめぐる前衛的メロドラマの傑作!

 

『シルビアのいる街の写真』
2007年/スペイン/67分/ DV
監督:ホセ・ルイス・ゲリン

フランスのクリス・マルケル監督による実験映画の傑作「ラ・ジュテ」(’62)を想起させる無数のモノクロ・スチル。「シルビアのいる街で」の構想ノートあるいは作家ゲリンの内面に追ったデッサン集ともいえる本作は、 22年前に知り合った女性の面影を追う男と映画製作の準備を進める映像作家の想念がみるものに思考の揺らぎをもたらす詩的な一編。「シルビアのいる街で」はどのように生まれたか?
 

『シルビアのいる街で』
2007年/スペイン、フランス/86分
監督:ホセ・ルイス・ゲリン
出演:グザヴィエ・ラフィット、ピラール・ロペス・デ・アジャラ

10/14(日)15:30より上映の回のみ 英語字幕付き上映

6年前に愛し合った女性シルビアの面影を求めて想い出の地をさまよう画家志望の青年。アルフレッド・ヒッチコックの「めまい」を想起させる美女の追跡劇と恋物語が、緻密な音響設計と映像で構成され、みるものをどことも知れぬ異空間へと誘う。フランスの古都ストラスブールでオールロケを敢行した本作は、ゲリン入門編として最適の1本である。
 

『イニスフリー』
1990年/スペイン、フランス、アイルランド/108分/ DV
監督:ホセ・ルイス・ゲリン

ジョン・フォードが故郷へオマージュを捧げた傑作「静かなる男」の舞台、アイルランドのイニスフリーをめぐるドキュメンタリー。テクニカラーの華麗な色彩で描かれるジョン・ウェインとモーリン・オハラの恋物語を直接引用しつつ、今も撮影当時そのままの姿で残る緑溢れる村々や自然と共に生きる人々を劇映画の手法を用いながら描いた作品。ゲリンの映画愛に震える一編。
 
『工事中』
2001年/スペイン/133分
監督:ホセ・ルイス・ゲリン
ロマンチストで幻視者の一面をもつゲリンだが、本作ではうって変わった社会派ドキュメンタリストの顔をのぞかせている。数年に渡りバルセロナの歴史地区、エルバラルの大規模再構築現場を記録した映像は、都市郊外の変貌をみつめそこに住む人々の日常や壊れゆく風景を優しく切り取っていったもの。過去と未来のイメージに現在を重ね合わせたドキュメンタリー映画の傑作!スペインの権威あるゴヤ賞最優秀ドキュメンタリー賞を獲得した。
 

『ゲスト』

2010年/スペイン/133分
監督:ホセ・ルイス・ゲリン

世界中の映画祭に招待された「シルビアのいる街で」。映画と共に数多くの国々を訪れたゲリンは、自ら小型のデジタルカメラを抱え次回作の構想をねりながら行く先々の人々や都市の光景を撮影。映画祭の喧騒をあえて撮らず、街で暮らす人たちの懐に飛び込み彼らの生々しい存在感を写しとった映像は、ドキュメンタリー映画を数多く手がけたゲリンならでは。クールなモノクロ画面に都会の孤独と憂愁が滲む。
 

『メカス×ゲリン 往復書簡』

2011年/スペイン/99分/DV
監督:ホセ・ルイス・ゲリン

アメリカにおける前衛映画の旗手ジョナス・メカス。リトアニア生まれの彼は自身の日常を叙情的に描く “日記映画”の達人である。「ゲスト」に文字通りゲスト出演したメカスとかつてのリュミエールにならってビデオカメラを片手に世界を放浪するゲリン。魂の交流は見るものの思考を快よく刺激する。 2人の紡ぎだす映像が俳諧の連句を想わせるさまは実にスリリング!

 

 

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