9月22日(土)『ギリギリの女たち』初日舞台挨拶に小林政広監督にお越しいただきました。
トリュフォーの映画を例えに出しながら、かつてあった低予算で、技術力が低く完成度が高いとはいえないけれど、その動きや躍動感から得られるむきだしの感情を描きたかった、と小林監督。
被災地にて撮影する事に”かつて映画会社がやくざのような振る舞いをして映画を撮影していた事”と同じ事をしている後ろめたさを感じながらも、今だれもが簡単に映画を作れる環境の中、観客に迎合することなく、観客の五感全てと対峙するような映画を作りたかった、と語っていただきました。
『ギリギリの女たち』は10/5(金)までの上映となっております。役者さんたちのむきだしの感情とは、映画館でしか対峙することが出来ません。ぜひとも期間中にご来場下さい。