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A『グレートラビット』と世界のアニメーション傑作選

A.『グレートラビット』と世界のアニメーション傑作選

 B.『グレートラビット』と和田淳全作品

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【同時期公開】10/27(土)-11/2(金)
 『メランコリックな宇宙 ドン・ハーツフェルト作品集』◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

【ゲスト来館情報】
10/27(土)「グレートラビット」と世界のアニメーション傑作選
 20:55の回上映終了後
 和田淳監督、水江未来監督、土居伸彰さん来場予定! 

また、水江未来監督が現在製作中の最新作『WONDER』の一部も同時に上映致します!
超!貴重なこの機会、どうぞお見逃しなく!!(10/25(木)情報追加!)

11/2(金)「グレートラビット」と世界のアニメーション傑作選
 20:35の回上映終了後
 和田淳監督、細馬宏通さん来場予定!

 

水江未来
アニメーション作家。手描きによる抽象アニメーション作品を多数制作し、世界4大アニメーション映画祭(アヌシー、オタワ、広島、ザグレブ)やヴェネチア映画祭を含む国内外の映画祭にて上映されている。主な作品に『JAM』(2009)、『TATAMP』(2011)、『MODERN No.2』(2011)など。1年間毎日アニメーション作品をweb上で発表するとともに、視聴者参加型アニメーションという新しい形式に挑むCALF主催のプロジェクト「WONDER 365 ANIMATION PROJECT」が現在進行中。詳しくはこちら

土居伸彰
アニメーション研究・評論。映画祭を中心に上映される世界中の短編アニメーションについての研究・評論・上映を介した紹介活動を行っている。共著として『アニメーションの映画学』(臨川書店)、訳書としてクリス・ロビンソン『ライアン・ラーキン やせっぽちのバラード』(太郎次郎社エディタス)、編著として『ド ン・ハーツフェルト』(CALF、2012年)など。

和田淳
「気持ちのいい間・動き」をテーマに、繊細な描線。囁くようなサウンドで観るものを惹きつける作品を制作。『鼻の日』(05)がノーリッチ国際アニメーション映画祭グランプリ、『わからないブタ』(10)がファントーシュ国際アニメーション映画祭最優秀賞、文化庁メディア芸術祭優秀賞など多数の映画祭で受賞。『グレートラビット』(12)はベルリン国際映画祭で銀熊賞(短編部門)を受賞し、注目を浴びる。

細馬宏通
1960年西宮市生まれ。
滋賀県立大学人間文化学部教授。京都市立芸術大学非常勤講師(映像論)。
専門は日常会話における身体動作、19世紀以降の視聴覚文化研究。著書に、『浅草十二階(増補新版)』『絵はがきの時代』(青土社)『絵はがきのなかの彦根』(サンライズ出版)など。現在、初期アメリカアニメーションに関する論考集を準備中。

【上映作品】

(C)Sacrebleu Productions – CaRTe bLaNChe –
Atsushi Wada – 2012

『グレートラビット』
2012年/フランス/7分/CALF/DV
監督:和田淳
ベルリン国際映画祭 短編部門 銀熊賞受賞

かつて我々は自分たちとは違う、崇高で深遠で神秘的な存在をグレートと付けて読んでいた。時代はすすみ思考や思想がそれまでのものと変わった今、未だにグレートと呼ばれ続けるその存在のグレートたる由縁は何なのか。

(C)David OReilly

『エクスターナル・ワールド』
2010年/ドイツ/17分/DV
監督:デイヴィッド・オライリー

オタワ国際アニメーション映画祭/シュトゥットガルト国際アニメーションほかグランプリ

かわいいキャラクターたちが繰り広げる攻撃的なまでに愉快なタブー無しのギャグ。すべてが表層的な現代社会を告発する、3DCGアニメーションの最先端。

 

(C)DAVID BUOB

『ハウス』
2011年/ドイツ/7分/DV
監督:デイヴィッド・ブオブ
アナーバー国際映画祭審査員特別賞/文化庁メディア芸術祭審査委員会推薦作品

少女はおばあちゃんの世話をしたいのに、お母さんもおばさんも邪魔をする…底抜けに陽気な音響と驚くような空間の変容。奔放なイマジネーションで多幸感溢れる世界。

(C) Sacrebleu Productions

『マダガスカル旅日記』
2009年/フランス/11分/DV
監督:バスティアン・デュボア
米アカデミー賞短編アニメーション賞ノミネート

バックパッカーによるマダガスカル旅行記。ヨーロッパからの旅行者が感じとる新鮮な驚きや気まずさが、多彩な手法を組みあわせたスケッチブックのスタイルで蘇る。

(C)Royal College of Art

『おなか』
2011年/イギリス/7分/DV
監督:ジュリア・ポット

ひとは生きていくなかで何かを置き去りにしなければならない。それは必要なこと、でも、おなかの奥には痛みを感じる。イラストレーターとしても著名の作者による、成長することについての物語。

(C)Ryo Hirano

『ホリデイ』
2011年/日本/14分/DV
監督:ひらのりょう
学生CGコンテストグランプリ/下北沢映画祭準グランプリ

恋愛、バンド、ブルース・リー、パク・ヨンハの雨…人間とイモリが繰り広げる、水分と青春をめぐるロマンティックなラブストーリー。日本の新星ひらのりょうによる2011年の話題作。

 

(C)Mirai Mizue

『MODERN No.2』
2011年/日本/4分/DV
監督:水江未来
ベネチア国際映画祭オリゾンティ部門入選

軽快かつ力強い音楽にあわせて、方眼紙上で直方体がダンスする。日本の抽象アニメーション新世代の旗手によるエンターテインメント作品。

(C)BEAST ANIMATION / POLARIS /
 VIVEMENT LUNDI! / IL LUSTER

『オー、ウィリー』
2011年/ベルギー/17分/DV
監督:マーク・ジェイムス・ロエルズ、エマ・ドゥ・スワーフ
オランダ国際アニメーション映画祭グランプリ

久しぶりに戻った故郷で母の死に立ち会ったウィリーは、悲しみのなか、自分の人生を振り返り、大きな動物に出会う。ウールで作られた独特の人形が、人間の生の哀しさを語る。

 

 『3月11日のかけら』
2012年/日本/2分/DV
監督:しりあがり寿
オランダ国際アニメーション映画祭入選

2011年3月11日、日本を恐ろしい津波が襲いました。その恐怖は映像になって日本中、そして世界に広がりました。『あの日からのマンガ』が話題を集めるマンガ家によるアニメーション作品は、「あのとき」の恐怖を静かに記録する。

 

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