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【特集上映】1/12(土)-2/1(金)《生きつづけるロマンポルノ SIDE-B》

 1/12(土)~2/1(金) 

【生きつづけるロマンポルノ SIDE-B

蓮實重彦 山田宏一 山根貞男が選ぶ愛の革命
1971年から88年までの16年半にわたり製作された日活ロマンポルノ。神代辰巳、田中登、小沼勝、曾根中生らをはじめとする多くの名監督を輩出するとともに、その作品の完成度の高さから今尚、国内外で高い評価を獲得しています。今回は、前回大好評を博した《生きつづけるロマンポルノ》ではお見せすることのできなかった傑作群に、『天使のはらわた』シリーズのすずきじゅんいち監督による『赤い縄 果てるまで』を加えた全14品を一挙上映致します!

タイムテーブルはこちら 

【終了】◆1/19()『赤い縄 果てるまで』1640の回終了後、

観菜月らみぃさん(京都SMクラブ「傀儡堂」在籍の女王様)ゲスト・トーク!

京都SMクラブ「傀儡堂」 http://www.kairaido.com/pc/lady_14/

 

赤い縄 果てるまで

「天使のはらわた」シリーズの石井隆脚本とすずきじゅんいち監督のコンビが、男と女の、堕ちていく心の闇の淵を静かに抉り出してみせたSM官能映画の傑作。

 1987年/日本/68分/新日本映像
監督:すずきじゅんいち 出演:岸加奈子/阿部雅彦/中川みず穂/林里奈
(C)日活

『宇能鴻一郎の浮気日記』 ※ニュープリント

結婚三年目の人妻が、再び働きだしたとき、ついつい浮気してしまう姿をコミカルに描く。脚本は「おさな妻(1980)」の鹿水晶子、監督は「新入社員 (秘)OL大奥物語」の白井伸明、撮影は「赤い通り雨」の前田米造がそれぞれ担当。 

 1980年/日本/67分/日活
監督:白井伸明
原作:宇能鴻一郎 出演:鹿沼えり/金田明男/安西エリ/江崎和代
(C)日活

山の手夫人 性愛の日々』 ※ニュープリント

舞踊界の古いしきたりの中、家元の後妻として迎えられた新妻の官能の世界を描く。脚本は「宇能鴻一郎の濡れて悶える」の大工原正泰、監督は「団鬼六少女縛り絵図」の小沼勝、撮影は「新入社員 (秘)OL大奥物語」の米田実がそれぞれ担当。

1980年/日本/69分/日活
監督:小沼勝 出演:志麻いづみ/小川恵
(C)日活

『夜汽車の女』

美しく異常なほど仲のよい姉妹が、姉の婚約者の出現で近親相姦的心中を遂げる。様々なオブジェの挿入による鮮烈な映像表現は田中登監督独自の世界。

1972年/71分/日活
監督:田中登 出演:田中真理/続圭子
(C)日活

四畳半襖の裏張り』 ※ニュープリント

永井荷風原作『四畳半襖の下張』の映画化で、遊びの限りをつくした中年男と初見の芸者との床シーンの数々を描く。監督・脚本は「女地獄 森は濡れた」の神代辰巳、撮影は「戦争と人間 完結篇」の姫田真佐久が担当。

1973年/日本/72分/日活
監督:神代辰巳 出演:宮下順子/丘奈保美/絵沢萠子
(C)日活

艶説 お富与三郎』 ※ニュープリント

江戸時代の歌舞伎、世話物「与話情浮名横櫛」を『学生妻しのび泣き』の加藤彰がポルノで描く。

1972年/日本/73分/日活
監督:加藤彰 出演:続圭子/五條博/山科ゆり
(C)日活

さすらいの恋人 眩暈<めまい>

都会の公園で知り合った男と女が、苦境に追いつめられながらも、必死に愛し合う姿を描く。脚本は「昼下りの情事 すすり泣き」の大工原正泰、監督は「団鬼六 〈黒い鬼火〉より 貴婦人縛り壷」の小沼勝、撮影は「修道女ルシア 辱す(けがす)」の林勝がそれぞれ担当。

 

1978年/日本/74分/日活
監督:小沼勝 出演:小川恵/飛鳥裕子
(C)日活

 

 

 

濡れた唇』 ※ニュープリント

性的に満たされない男や、外人相手のコールガールら4人の男女が、愛欲の果て殺人を犯し逃避行に堕ちる姿を描く。神代辰巳がの初めて脚本と監督を務めた日活ロマンポルノ。山口清一郎が共同で脚本を執筆、村川透が助監督を担当。

1972年/日本/73分/日活 
監督:加藤彰 出演:続圭子/山科ゆり

 

 

愛に濡れたわたし』 ※ニュープリント

失踪した妻を探す男とその男を騙し、愛し、過去から逃れようとする女を描く。脚本は「団地妻 奪われた夜」の吉原幸夫、監督は「OL日記 牝猫の情事」の加藤彰、撮影は「怨歌情死考 傷だらけの花弁」の萩原憲治がそれぞれ担当。

1973年/日本/75分/日活
監督:加藤彰 出演:宮下順子/中川梨絵
(C)日活

 

 

 

実録阿部定』 ※ニュープリント

昭和の猟奇犯罪、“阿部定事件”を、男を想う中年女の哀しい女の目線で描く。四畳半という空間で繰り広げられる愛欲のさまと、愛憎の果ての男根切除までを描く日活ロマンポルノの名作。

1975年/日本/76分/日活
監督:田中登 出演:宮下順子/花柳幻舟
(C)日活

 

 

 赤線玉の井 ぬけられます』 

昭和三十三年の新春を迎えて、いよいよ四月から売春防止法が施行されるという頃の東京“玉の井”の特飲街に働く売春婦たちの哀歓を描く。原作は清水一行の『赤線物語』。なおタイトル画、風俗考証は漫画家の滝田ゆうが担当。脚本・監督は「青春の蹉跌」の神代辰巳、撮影も同作の姫田真佐久がそれぞれ担当。

1974年/日本/78分/日活
監督:神代辰巳 出演:宮下順子/芹明香/丘奈保美/蟹江敬三
(C)日活

 

 

『四畳半襖の裏張り しのび肌』※ニュープリント

昭和初期の色街育ちの早熟な少年と芸者たちを通して、花街に生きる男女の性を情緒豊かに映し出す。公開当時、ラストで芹明香が言うセリフ“男と女はアレしかないんよ“が有名に。

 1974年/日本/81分/日活
監督:神代辰巳 出演:宮下順子/江角英明
(C)日活

 

 

新宿乱れ街 いくまで待って

新宿の裏街を舞台に、酒と女を求めて、集散する若者の哀歓を描く。脚本家・荒井晴彦デビュー作であり、ロマンポルノにおける山口美也子の代表作。

1977年/日本/82分/日活
監督:曾根中生 出演:山口美也子/日夏たより/中田彩子
(C)日活

 

『エロチックな関係』 ※ニュープリント

ある女の浮気の調査を依頼された探偵が、予想もつかなかった連続殺人事件に巻き込まれていく。凝ったセリフや小道具が粋なハードボイルド作品。探偵役は内田裕也。

1978年/日本/93分/日活
監督:長谷部安春 出演:加山麗子/牧ひとみ/内田裕也
(C)日活

 

【料金】                              
一般/1,500円  学生・会員/1,000円  3プロ券/3,600円 
                 

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