2013.4.27 (土) | カテゴリ:
お知らせ
3/16 - 5/3
午後の名作劇場 OLD CINEMA SELECTION
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35mmフィルム、最終上映の7作品をセレクト―!
もう一度スクリーンでみたい懐かしい名作が今、京都みなみ会館のスクリーンに甦る。
映画のデジタル化が進む中、35mmフィルムの維持に費用が大変かかるため、たくさんのフィルムが捨てられているのが現状の今、ぜひ、たくさんの人にフィルムの粒子や映写機のカタカタという音を感じながら見て頂きたい、歴史に残る何度見てもすごい傑作作品7本をセレクトしました。映画館という最高の環境で35mmフィルム上映を、心ゆくまでお楽しみ下さい。
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『シベールの日曜日』 3/16-22 13:40-
戦争中パイロットだったピエールは、飛行機の墜落のショックで記憶喪失となる。ある日、父親に捨てられ寄宿学校に入れられた12歳の少女フランソワーズと出会う。お互いに孤独を感じる年の離れた二人は、日曜日毎に周囲の人々に嘘をつき、森の中での逢瀬を始めるのだった。だが周囲の人々はそんな純粋な二人を理解することはなかった…。年の離れた二人の純愛を詩的な心象映像と共に映し出す。カデミー外国映画最優秀作品賞や他多数の賞を受賞。
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1962年/フランス/116分/モノクロ /35mm/PG12 監督: セルジュ・ブールギニョン 出演: ハーディ・クリューガー/パトリシア・ゴッジ/ニコール・クールセル/ダニエル・イヴェルネル/アンドレ・オウマンスキー
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『スタンド・バイ・ミー』 3/23-29 12:30-
オレゴン州の田舎町、それぞれに家庭に問題を抱え強い仲間意識で結ばれていた四人の少年たち。ある日、行方不明になった少年が山の奥で汽車に轢かれ野ざらしになているという話を聞き、線路づたいを歩いて死体探しの旅に出かける。コロコロと笑い、ささいな事で怒り、突然不安に襲われたりする、心情豊かに描く少年たちのひと夏の冒険。原作はモダン・ホラーの帝王スティーヴン・キングの短編小説。題にもなっている名曲、ベン・E.キングの歌う「スタンド・バイ・ミー」が何にもましてこの作品の切なさを代弁している。
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1986年/アメリカ/89分/ 35mm/PG12 監督: ロブ・ライナー 出演: ウィル・ウィートン/リヴァー・フェニックス/コリー・フェルドマン/ジェリー・オコンネル/キーファー・サザーランド/ケイシー・シマーシュコ/ゲイリー・ライリースタンド・バイ・ミー
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『戦場にかける橋』 3/30-4/5 12:40-
日本軍が駐留する基地にイギリス軍兵士が捕虜としてやってきた。日本軍の斎藤大佐はイギリス兵捕虜にクワイ河にかかる橋を建設させようとするが、捕虜を代表するニコルソン大佐はジュネーブ条約を盾に頑なに拒否を続ける。そしてある日、同じ基地に収容されていたアメリカ海軍のシアーズ大佐は仲間ひとりを連れて脱走を企てる。第二次世界大戦中の、タイとビルマの国境にある捕虜収容所を舞台に、日英軍の対立と交流を描いた戦争映画の大作。アカデミー作品賞を受賞作品。
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1957年/アメリカ/155分 /35mm 監督: デヴィッド・リーン 出演: アレック・ギネス/ウィリアム・ホールデン/早川雪洲/ジャック・ホーキンス/ジェフリー・ホーン/ジェームズ・ドナルド
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『クレイマークレイマー』 4/6-12 13:55-
結婚から8年一人息子ビリーも7歳となったクレイマー家。仕事重視で家庭を顧みない会社員テッドに愛想を尽かせ妻ジョアンナは家を出る。一転して妻に任せっきりとなっていた家事と仕事の両立をせざるを得なくなったテッド。始めはぎくしゃくしていた二人は次第に生活にも慣れ、これまで以上に父と子の絆を強めていったそんなある日、テッドが失業、さらに、ジョアンナが突然養育権を主張してきたのだった…。離婚と養育権という、現代アメリカが避けて通れない社会問題をハートウォームな人情劇を通して描く。
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1979年/アメリカ/105分 /35mm 監督・脚本: ロバート・ベントン 出演: ダスティン・ホフマン/メリル・ストリープ/ジャスティン・ヘンリー ジョージ・コー/ジェーン・アレクサンダー
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『ナバロンの要塞』 4/13-19 12:35-
第二次世界大戦中、エーゲ海のケーロス島でイギリス兵たちが生命の危機に瀕していた。エーゲ海はドイツ軍に制圧され、加えてナバロン島の2門の大砲がイギリス軍による救出活動を阻んでいたのだ。そこで、フランクリン少佐は少数精鋭でナバロン島の絶壁を登って基地に潜入し、大砲を破壊するという作戦を立てる。そして登山家のマロリー大尉や科学者でもあるミラー伍長などの5人が選抜され、少佐を隊長とする潜行チームが嵐の夜にナバロン島へと向かう。錚々たるキャストが織り成す冒険と、重厚な演出で描く娯楽大作。
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1961年/アメリカ/160分 /35mm 監督: J・リー・トンプソン 出演: グレゴリー・ペック/デヴィッド・ニーヴン/アンソニー・クイン/スタンリー・ベイカー/ アンソニー・クエイル |
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『追憶』 4/20-21 14:30- 4/22-26 12:50-
学生運動に励むケイティーは、世間には興味を示さないハベルに出会う。思想も価値観もまったく違うふたりだったが、ふたりはお互いに興味を持ち始める。卒業後はそれぞれの道を歩むことになったが、第二次世界大戦中のニューヨークで、ケイティーは海軍大尉となったハベルに偶然にも再会する。親密な関係となっていくふたりだったが……。第二次大戦前夜からの戦争末期の愛の再燃、結婚、そして、お互いの立場の違いを理解しての離婚と20年間に及ぶ男女のロマンス。
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1973年/アメリカ/118分 /35mm 監督: シドニー・ポラック 出演: バーブラ・ストライサンド/ロバート・レッドフォード/ブラッドフォード・ディルマン/パトリック・オニール/ロイス・チャイルズ/スーザン・ブレイクリー |
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『アラビアのロレンス』 4/27-5/3 12:30- ※途中休憩アリ
イギリス陸軍少尉のロレンスは、オスマントルコへの反乱を企てるアラブの王子と出会い、独立闘争を支援することに。ゲリラ戦の指揮をとり、次々と勝利を収めるロレンスだが、やがてアラブ人同士の争いや国同士の思惑に翻弄され、孤立していく。砂漠とその民を深く愛し、しかし英国人であるがために深い挫折に追い込まれていくロレンスの苦悩を中心に、砂漠の一大戦争スペクタクルを展開していく。アカデミー賞7部門を受賞、デヴィッド・リーンの名作の中でも紛れもない最高傑作。
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1962年/イギリス/207分 /35mm 監督: デヴィッド・リーン 出演: ピーター・オトゥール/アレック・ギネス/オマー・シャリフ/アンソニー・クイン |
【料金】 一般/1,200円 学生・シニア・会員/1,000円 当日3回券/3,000円
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