『ストレート・トゥ・ヘル』『レッツ・ロック・アゲイン』上映後にミニライブを開催。
THE CLASHのカバー曲も熱唱していただきました!
12/26(水)は渡辺俊美さん(TOKYO No.1 SOUL SET)、12/27(木)は武藤昭平さん(勝手にしやがれ)
12/22(土)『おだやかな日常』舞台挨拶、杉野希妃さんにご登壇していただきました。

2012.12.20 (木) | カテゴリ:
お知らせ
【終了】ポーランド映画祭初日、
1/5(土) 12:20- 『尼僧ヨアンナ』 の回にお越しのお客様から、先着30名の方に、
ポーランドポスター展・特製カレンダーをプレゼントいたします!
可愛らしいカレンダーは新年のお部屋のアクセントとなること間違いなし!

2012.12.14 (金) | カテゴリ:
お知らせ
12/22(土)-1/4(金) ジャン=リュック・ゴダール+ジガ・ヴェルトフ集団 6作品一挙上映
さらば“映画”よ。これから“政治”の時代を始める。
ゴダール、政治の時代、商業映画との絶縁。“純粋なる映画運動”の先に見えたものとは?
ジャン=リュック・ゴダールとジャン=ピエール・ゴランのふたりが1960年代後半から70年代初頭にかけて活動した、政治的映画集団、ジガ・ヴェルトフ集団。マルクス・レーニン主義に依拠し、映画製作にまつわるあらゆる制度の変革をめざした。さらば“映画”よ。これから“政治”の時代を始める。ゴダールが自らの商業映画との絶縁し再び商業映画に復帰するまでの「ジガ・ヴェルトフ集団」名義として制作された日本未公開作品、さらにゴダールの”政治の時代”を象徴する『ウィークエンド』を一挙上映。を含む6作品を特集上映!

【料金】一般1,500円 学生1,300円 会員1,000円 3回券3000円
(C)1967 Gaumont-Ascot Cineraid |
ウイークエンド WEEK-END 1967年/104分/フランス=イタリア/DV 出演:ジャン・ヤンヌ/ミレーユ・ダルク/ジャン=ピーエル・カルフォン/ヴァレリー・ラグランジェ/ジャン=ピエール・レオ
◆ 12/26 (水) 16:30- ◆ 12/29 (土) 14:55- ◆ 1/4 (金) 14:55-
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パリ16区に住む中流階級のカップル、気まぐれなコリンヌと、恋人より車が好きなロランは、土曜日の朝、田舎へ自動車旅行にでかける。しかしでがけに隣人と喧嘩をし、ハイウェイでは渋滞に巻き込まれ、トラクターがスポーツカーに激突、路肩には血まみれの死体が…ふたりのウィークエンドはとこへ向かうのか。暴力とエロティシズムの狂宴で文明を痛烈に批判する。 |
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(C)1968 Gaumont-Productions de la Gueville |
初公開 ありきたりの映画 UN FILM COMME LES AUTRES 1968年/107分/フランス作/DV 出演:ナンテールの3人の学生闘士 / ルノー社フラン工場の2人の労働者闘士
◆ 12/22 (土) 16:50- ◆ 12/29 (土) 12:55- ◆ 1/3 (木) 12:55-
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68年5月から7月パリの風景と、6人の若者の草むらでの議論だけで構成された、16mmフィルムに「五月革命」を焼き付けた記念すべきジガ・ヴェルトフ集団名義の第一回作品。占拠されたソルボンヌ大学、封鎖中のバリケード付近の機動隊と市民の激突場面などを克明に記録。若い男女の出口の見えない会話。革命の渦中で革命について思考する意欲作。 |
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(C)1969 Gaumont-Polifilm-C.C.C. Filmkunst |
東風 VENT D’EST 1969年 / 93分 / フランス・西ドイツ・イタリア/ DV 出演:ジャン・マリア・ヴァロンテ / アンヌ・ヴィアゼムスキー / クリスチャーナ・トゥリオ・アルタン
◆ 12/25 (火) 16:30- ◆ 1/2 (水) 14:55-
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イタリア語で話す騎兵隊の将官、彼に暴行されるインディアンの青年、インディアンの監察官、娼婦らが、西部劇のスタイルの中で階級闘争と民主主義の勝利を語る。揺れ動く世界の現実に真向から対決しようと試みるゴダールの〈映画は何をなすべきか〉〈映画とは何か〉という自問と内省、そして苦悶に満ちている。徹底的に映画話法の破壊を試みた実験作。
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(C)1969 Gaumont-Bavaria Atelier Gesellschaft |
初公開 たのしい知識 LE GAI SAVOIR 1969年/95分/フランス/DV 出演:ジャン=ピエール・レオ / ジュリエット・ベルト / アンヌ・ヴィアゼムスキー
◆ 12/23 (日) 16:30- ◆ 12/28 (金) 16:30- ◆ 1/2 (水) 12:55-
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大学闘争に参加した男と工場で闘争を企て解雇された女が、夜毎スタジオに集い、映像と音の原理と革命の実践について議論し合う。全ての映画が必ず通らなければならないアプローチが全て揃ったおどろくべき作品。当初はフランス放送協会から依頼され撮られたゴダール初のTV番組だったが、あまりに映画的でないとの理由で放映を拒否されてしまった異色問題作。 |
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(C)1971 Gaumont |
初公開 ウラジミールとローザ VLADIMIR ET ROSA 1970年/106分/フランス・ドイツ/DV 出演:ジャン=リュック・ゴダール / ジャン=ピエール・ゴラン / イヴ・アフォンソ
◆ 12/24 (月・祝) 16:30- ◆ 12/30 (日) 12:55- ◆1/4 (金) 12:55-
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米シカゴ民主党大会で騒乱を企てたとして逮捕・起訴された新左翼の活動家たちに対する裁判。陪審員の紳士淑女たちが見守る中、判事はヌード写真を眺め、その上にペンで殴り書きをしながら審理は進行される。アメリカで実際にあった新左翼の活動家たちに対する不当な裁判を、徹底的に茶番に仕立てた風刺喜劇。ジガ・ヴェルトフ集団名義で発表した最後の一作。 |
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(C)1972 Gaumont |
万事快調 TOUT VA BIEN 1972年/95分/フランス=イタリア/DV 出演:イヴ・モンタン / ジェーン・フォンダ / ヴィットーリオ・カプリオーリ
◆ 12/27 (木) 16:30- ◆ 12/30 (日) 14:55- ◆ 1/3 (木) 14:55-
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政治活動で知られるイヴ・モンタンとジェーン・フォンダを「政治的戦略」としてキャスティングした皮肉たっぷりの“ゴダール流”政治映画。アメリカラジオ局の特派員の女が、同棲中の映画監督の男を連れ、食肉工場を取材に訪れる。だが、工場はストライキ中で二人は社長とともに監禁され、経営者側、労働総同盟側、新左翼側、三者の主張を聞かされることに…。 |
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2012.12.14 (金) | カテゴリ:
お知らせ
11/10(土)~12/28(金)7週間連続上映!
【テオ・アンゲロプロス特集】
人生を揺さぶる映画体験をあなたに 2012年1月、交通事故で急逝した世界的巨匠テオ・アンゲロプロス監督を追悼して、7週間に渡って連続上映を行います。黒澤、大島、ジャームッシュなど、世界の名だたる映画人が、その才能に最高の賛辞を贈る映画作家、テオ・アンゲロプロス。多くの映画ファンに愛され続ける珠玉の作品の数々を大きなスクリーンでご堪能下さい。
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※今回の上映は全て35mmフィルムでの上映となります。フィルムの状態が芳しくなく、繋ぎの多さや退色などお見苦しいところがございます。予めご了承下さいますようお願い申し上げます。 |
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『狩人』11/10(土)~16(金) 連日12:25から上映
1976年の大晦日。ギリシャ北西部に位置する、雪に覆われたイビロス山中で、狩に出た6人の男たちは四半世紀も前の内戦で死んだ兵士の死体を発見する。今死んだばかりのような暖かな血の流れる死体の上に、狩人たちの半生とギリシャ現代史とが幻想的に起き上がる。
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1977年/ギリシャ、ドイツ、フランス/172分 出演:ヴァンゲリス・カザン/ストラティス・パヒス/ベティ・ヴァラッシ
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『アレクサンダー大王』11/17(土)~23(金) 連日13:05から上映
※こちらの作品は特にフィルムの状態が芳しくなく、退色などお見苦しいところがございます。予めご了承下さいますようお願い申し上げます。
19世紀最後の夜、ギリシャの孤島にある刑務所からアレクサンダー大王と呼ばれる首領に率いられた義賊の一団が脱獄した。彼等は英国貴族を誘拐し、身代金代わりに自分たちの恩赦、英国による炭鉱採掘に反対する農民らの土地所有権の承認を求め、生地である北ギリシャの村ヘ向う。 マケドニアのアレクサンダー大王伝説を下敷きに、独裁政治、コミュニズム、アナーキズムの葛藤を描く。枯れた色彩の寂しい風景に、まさにギリシア悲劇的な異彩が放たれる。
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1980年/ギリシャ、イタリア、西ドイツ/208分 出演:オメロ・アントヌッティ/エヴァ・コタマニドゥ/グリゴリス・エヴァンゲラトス |
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『シテール島への船出』11/24(土)~30(金) 連日12:05から上映
『シテール島への船出』を準備している映画監督は、主演俳優を探していたある日、まさにふさわしいラヴェンダー売りの老人をみかける。老人の追跡行のうちに、やがて現実は映画へとシフトする。美と愛と悦楽の理想郷シテール 故郷にかえってきた英雄を待っていたのは国籍のない旅だった…。 革命後の現代ギリシャを描いた、アンゲロプロスの新たな出発の記念碑的な作品。
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1984年/ギリシャ/140分 出演:ジュリオ・ブロージ/マノス・カトラキス/ドーラ・ヴォラナキ |
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『蜂の旅人』12/1(土)~7(金) 連日11:35から上映
老いた小学校教師は、娘の結婚を機に、代々の家業であった養蜂を営むため、蜜蜂と旅に出る。春を追いかけて、海を越え、街を歩き、恋人に置き去りにされた少女を拾う。20世紀という歴史を背負った“老い”を描く、寓意にあふれた映像詩。
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1986年/ギリシャ、フランス、イタリア/122分 出演:マルチェロ・マストロヤンニ/ナディア・ムルージ/セルジュ・レジアニ |
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『霧の中の風景』12/8(土)~14(金) 連日13:45から上映
11歳の少女ヴーラと5歳の弟アレクサンドロスは、ドイツにいる父に会いに行きたいが、列車に乗る勇気はなかった。しかしある日、ついにふたりは列車に飛び乗り、デッキで身を寄せて眠る。そしてヴーラは父に向けて話しかけるのだった。 風景をつき進む幼い姉弟を通して、出会い、失望と希望、そして善や悪、真実や嘘偽、愛や死、沈黙や言葉を、痛切なまでに美しいおとぎ話に結晶させている。
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1988年/ギリシャ、フランス/125分 出演:タニア・パライオログロウ/ミハリス・ゼーゲ/ストラトス・ジョルジョグロウ |
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『ユリシーズの瞳』12/15(土)~21(金) 連日15:40から上映
故郷のギリシャに帰ってきたアメリカの映画監督A。その目的は、回顧上映とバルカン半島最初の映画作家マナキス兄弟についての映画を作るためだった。彼は未現像だという幻のフィルムを求めて、アルバニア、ルーマニア、サラエヴォと旅をする…。動乱のバルカン半島を舞台にした、あまりにも偉大な映像詩。95年カンヌ国際映画祭グランプリ。
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1995年/フランス、イタリア、ギリシャ/177分 出演:ハーヴェイ・カイテル/マヤ・モルゲンステルン/エルランド・ヨセンフソン |
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『永遠と一日』12/22(土)~28(金) 連日12:05から上映
老作家はある日、親友たちと海辺の家から島まで泳いでいった少年時代の夢から覚める。彼は今日、すべてのものに別れを告げ、明日病院へ行こうと決意していた。そして娘の家へ向かう途中で難民の少年と出会う…。死を強く意識したときに浮かび上がってくる亡き妻の愛と、過ぎ去ったまぶしい日々。98年カンヌ国際映画祭パルム・ドール。
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1998年/ギリシャ、フランス、イタリア/134分 出演:ブルーノ・ガンツ/イザベル・ルノー/アキレアス・スケヴィス |
【料金】 一般/1,200円 学生・会員/1,000円 3プロ券/3,000円 ※3プロ券の販売は、12/7(金)迄です。 ※3プロ券は、京都みなみ会館でのみご利用頂けます。 |
※上映時間は、詳細が決まり次第、追ってお知らせ致します。しばらくお待ち下さいませ。 |
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Theo Angelopoulos(テオ・アンゲロプロス) 映画監督。1935年ギリシャ・アテネ生まれ。アテネ大学で法律を学んだ後、パリに留学。ソルボンヌ大学中退後、映画を学ぶために高等映画学院に進む(のちに放校処分)。ギリシャ帰国後、70年に初長編作品『再現』を製作。1975年に「ギリシャ現代史3部作」の第2部作である『旅芸人の記録』でカンヌ国際映画祭国際映画批評家連盟賞を受賞。以降、ヴェネツィア国際映画祭金獅子賞、同銀獅子賞の受賞をはじめとして世界的な評価を確立。1998年には『永遠と一日』がカンヌ映画祭でパルム・ドール(最高賞)を受賞した。2012年1月24日、アテネ郊外でバイク事故に遭い逝去。当時アンゲロプロスは『エレニの旅』(2004)に始まる「20世紀3部作」の第2部作の公開を控えており、また、第3部作の撮影中でもあった。享年76歳。
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京都シネマにて“追悼 テオ・アンゲロプロス”が行われます。 『こうのとり、たちずさんで』10/20-26 連日10:40~ 『エレニの旅』10/27-11/2 連日10:40~ 『旅芸人の記録』11/3-9 連日10:40~ ※こちらの3作品の料金等詳細は京都シネマ(☎075-353-4723)までお問い合わせ下さい。 |