最新情報カテゴリー 1月, 2013

【終了】【舞台挨拶2/16(土)】2/16(土) – 3/1(金)『その後のふたり Paris Tokyo Paysage』

2/16(土) – 3/1(金) 『その後のふたり  Paris Tokyo Paysage』

 【舞台挨拶】
2/16(土)19:15-の回上映後

【ゲスト登壇者】
辻仁成さん(主演・監督・脚本・製作)来館決定!

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2/16(土) – 3/1(金)
その後のふたり Paris Tokyo Paysage

15年もの長きにわたり、公私ともにドキュメンタリー製作をつづけてきたカップルの映画監督、純哉と七海は、創作上の意見の食い違いから交際を終わらせた。七海は東京に残り、純哉は新しい創作のヒントを求めてパリに渡った。七海の提案で、二人は自分たちを素材として、「別れたカップルのその後を追いかける」ドキュメンタリーの制作に踏み切る。新しい出会いを探しながら、愛とは、創作とは、人生とは何か、を追いかける七海と純哉。往復書簡のように、美しくもせつない映像レターが東京とパリを行き来する。仕事に没頭するあまり、自分を失っていく七海、いつまでも作品が出来ずに苦悩する純哉、二人がそれぞれの街で出会う人々との日常をドキュメントしながら、物語は新しい再生のラストへ向かって、季節が移り変わるように静かに移行してゆく。

 2011年/日本/91分/アップリンク
監督・脚本・編集:辻仁成
出演:坂井真紀/辻仁成/倉本美津留/伊藤キム

【料金】一般/1,500円 学生/1,300円 会員/1,000円 

 

 

【特集上映】2/2(土)-15(金)《ゴダール/新世紀の起源》

 2/2(土)~15(金) 

ゴダール/新世紀の起源

1959年「勝手にしやがれ」で”ヌーベルヴァーグの旗手”として躍り出て以来、世界の映画
界に大きな影響を与えてきた映画監督ジャン=リュック・ゴダール。即興演出や大胆な
編集など新鮮な作風で、フランソワ.トリュフォーらとともにヌーベル・バーグの先頭に立ち常に常に最前線で作品を作り続けるゴダールの疾走の軌跡9作品、一挙上映!!

2/9(土)12:15-『中国女』上映終了後、
廣瀬純さん(龍谷大学教員・映画批評家)のゲスト・トークが決定!!

廣瀬 純さんプロフィール
1971年、東京生まれ。龍谷大学経営学部選任講師。専攻は映画論。早稲田大学大学院文学研究科修士課程(芸術学)修了。パリ第3大学映画視聴覚研究科DEA課程修了(フランス政府給費留学生)。映画批評誌「カイエ・デュ・シネマ・ジャポン」(勁草書房)元編集委員。仏・映画研究誌「VERTIGO」(Capricci Éditions)編集委員。

タイムテーブルはこちら 

 

ゴダールは常に最前線であった。

映画作りや思想においてだけではなく、その技術面においても。70年代にいち早くビデオを取り入れ、ドルビーサラウンド、ドルビーデジタル、そしてDVなど、映像と音の最新技術を使っての映画作りを続けて来た。いや、最新技術を思考のツールとして来たと言うべきか。60年代から70年代にかけて、未来に広がるテレビの可能性を信じテレビ作品を作り続けたロッセリーニ直系の弟子としての態度でもあるだろう。

そのゴダールが昨年から3D作品に取り組んでいるという。原題は「Adieu au Langage」、インターナショナル・タイトルは「Goodbye to Language 3D」ということらしい。言葉にさよならを告げ、3D映像の世界に踏み込むゴダールの新たな時代が始まる。

その前に、これまでのゴダールの歩みを振り返っておこう。丁寧にではなくゴダール的な気まぐれさとともに。すべて新たにHDリマスターされた作品たち。最新スペックのハイビジョン映像の中で、ゴダールの「過去」はどのように映っているだろうか?

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【上映作品】

 

『はなればなれに』
原題:Bande à part

性格は正反対だが推理小説マニアで親友のフランツ(フレイ)とアルチュール(ブラッスール)は、オディール(カリーナ)にひとめ惚れ。3人は大金の強奪計画を実行することになるのだが……。ヌーヴェル・ヴァーグ絶頂期の長編第7作。ゴダールは本作を『勝手にしやがれ』の続編と呼び、ラストシーンでは続き=『気狂いピエロ』を予告する。

1964年/フランス/96分
監督・脚本:ジャン=リュック・ゴダール 原作:ドロレス・ヒッチェンズ 音楽:ミシェル・ルグラン
出演:アンナ・カリーナ/サミー・フレイ/クロード・ブラッスール
© 1964 Gaumont – Orsay Films

 
 

『恋人のいる時間』
原題:Une femme mariée

シャルロット(メリル)には、夫ピエール(ルロワ)、前夫との息子二コラ、そして劇団俳優の愛人ロベール(ノエル)がいる。ある日シャルロットは妊娠が発覚するが、夫と愛人どちらの子か分からず……。1964年現在のパリのある既婚女性についての諸断片をコラージュした映画。記事の引用からファッションまで実験的な映像とともに収斂される。

1964年/フランス/95分
監督・脚本:ジャン=リュック・ゴダール 音楽:ミシェル・ルグラン
出演:マーシャ・メリル/ベルナール・ノエル/フィリップ・ルロワ/ロジェ・レーナルト
© 1964 Gaumont / Orsay Films
 
 

『中国女』
原題:La Chinoise

中華人民共和国では文化大革命の最中の1967年、パリ、夏のヴァカンス。ソルボンヌ大学哲学科の女子大生ヴェロニク(ヴィアゼムスキー)をはじめとする5人の若者が集まり、合宿を開始する。“小さな赤い本”を手に、熱烈な毛沢東主義者となる彼らだが……。パリ5月革命の予見と囁かれた作品で、政治の時代へと歩みを進めるゴダールの映画的運動。

1967年/フランス/96分
監督・脚本:ジャン=リュック・ゴダール
出演:アンヌ・ヴィアゼムスキー/ジャン=ピエール・レオ/ジュリエット・ベルト/ミシェル・セメニアコ/レックス・デ・ブルイン
© 1967 Gaumont / Ciné Mag Bodard / Roissy Films / M.Nicolas Lebovici

 
 

『ヒア&ゼア・こことよそ』
原題:Ici et Ailleurs

ここ=フランス、と、よそ=パレスチナ。ジガ・ヴェルトフ集団が70年にヨルダン、レバノン、シリア等で撮影した未完の親パレスチナ映画『勝利まで』を、新たな伴侶ミエヴィルと初の共同作業で完成させる。自らの立ち位置を見直し、「映像と映像の間の関係を提示しようとした」このビデオ実験は、ゴダールの「映像をめぐる探求」へと繋がってゆく。

1978年/フランス/55分
監督:ジャン=リュック・ゴダール
© 1976 Gaumont / Institut National de l’Audiovisuel
 
 

『パート2』
原題:Numéro Deux

自身の長大なモノローグに始まり、公営複合住宅に住むある家族を映しだす2つのビデオからは、日常のリズムとともに労働や孤独など社会の諸要素が提示される。自らの活動を「情報伝達全般に向けて拡張」したゴダールがテレビを通して着想した本作は、ミエヴィルと設立したソニマージュ社の第2作。『勝手にしやがれ・パート2』と言われていた。

 
 
  『うまくいってる?』
原題:Comment ça va?

共産党系新聞の編集者ミシェル(マロ)は新聞の製作過程を示すルポのビデオ映画を作ろうとするが、オデット(ミエヴィル)は彼を徹底的に批判し、彼の立場や、日常の根底を問い質す。更には、ポルトガルの「カーネーション革命」やフランス労働争議の写真が分析される。80年代以降のゴダールの新たな視点・展開を示唆する過渡期の作品。

1975年/78分/カラー/スタンダード
監督・脚本:ジャン=リュック・ゴダール、アンヌ=マリー・ミエヴィル
出演:アンヌ=マリー・ミエヴィル、ミシェル・マロ
© 1976 Gaumont / Société Nouvelle de Cinématographie / Institut National de l’Audiovisuel
 
 

『勝手に逃げろ/人生』
原題:Sauve qui peut (la vie) 

<-1><0>の導入を経て、4つの<楽章>がテレビ局のディレクター(デュトロン)とその元恋人(バイ)、娼婦(ユペール)の3人をめぐって展開。唐突なスローモーションをはじめとする瑞々しい驚きに満ちたゴダールの商業映画復帰作。80年代に歩を進めるための最後のジャンプは、「第二の処女作」とゴダール自身に言わしめた最初のステップでもある。

1979年/88分/カラー/ビスタ
監督:ジャン=リュック・ゴダール/製作:アラン・サルド、ジャン=リュック・ゴダール/脚本:アンヌ=マリー・ミエヴィル、ジャン=クロード・カリエール/撮影:ウィリアム・ルプシャンスキー、レナート・ベルタ/音楽:ガブリエル・ヤーレ
出演:ジャック・デュトロン、ナタリー・バイ、イザベル・ユペール、ロラン・アムスタッツ
© 1979 Gaumont – TSR – Saga Productions
 
 

『右側に気をつけろ』
原題:Soigne ta droite

ゴダールいわく「俳優とキャメラと録音機のための17もしくは18景のファンタジー」。物語を作って映画にし、その夜の上映までに届ければ全ての罪が赦される白痴こと公爵(ゴダール)。一方、ミュージシャンのリタ・ミツコはスタジオで新たな音楽を模索中。更に一方で男(ヴィルレ)は旅をし……、それぞれに「地上にひとつの場所」を捜し求める。

1987年/82分/カラー/スタンダード
監督・脚本:ジャン=リュック・ゴダール/撮影:キャロリーヌ・シャンプティエ/音楽:リタ・ミツコ
出演:ジャン=リュック・ゴダール、フランソワ・ペリエ、ジャック・ヴィルレ、ジェーン・バーキン
© 1987 Gaumont / Vega Film AG / TSR
 
 

『フォーエヴァー・モーツァルト』
原題:For Ever Mozart

映画監督ヴィッキー(メシカ)に、男爵というプロデューサーから映画「宿命のボレロ」の監督依頼が。一方、娘の哲学教師カミーユ(アサス)は戦火のサラエヴォでの戯曲の上演を思い立ち、ヴィッキーもサラエヴォへと向かうが……。演劇、戦争、映画、音楽の4つの流れが凄まじい速さで展開し、ゴダールが対峙してきた物語の不可能性を突き抜ける。

1996年/84分/カラー/スタンダード
監督・脚本・編集:ジャン=リュック・ゴダール/製作:ルート・ヴァルトブルゲール、アラン・サルド/撮影:クリストフ・ポロック/出演:マドレーヌ・アサス、ヴィッキー・メシカ、フレデリック・ピエロ、ガーリア・ラクロワ
© 1996 GAUMONT /CENTRE EUROPEEN CINEMATOGRAPHIQUE RHONE-ALPES / AVVENTURA FILMS / FRANCE 2 CINEMA (France) / VEGA FILM AG / TSR (Suisse) / ECM RECORDS (Allemagne)
 

【料金】                              
一般/1,300円  学生/1,200円 シニア・会員/1,000円  当日3回券/3,300円 
※3プロ券の販売は、12/7(金)迄です。              
※3プロ券は、京都みなみ会館でのみご利用頂けます。

【シネ・ヌーヴォ/京都みなみ会館2館共通特別鑑賞券】前売り1回1,200円、3回券3,000円 

※劇場窓口、チケットぴあ、セブンイレブン、サークルKサンクス(Pコード:464-517)他にて好評販売中!!

 
『阿賀に生きる』(2/9-)『阿賀の記憶』(2/16-) 2作品同時期上映!!
2/9(土)〜 22(金)
『阿賀に生きる』(2/9-)『阿賀の記憶』(2/16-)2作品同時期上映!!
16mmニュープリント上映! 配給協力:コミュニティシネマセンター
新潟・阿賀野川流域に暮らす人々の逞しい生命が描かれた傑作ドキュメンタリー

2/17(日)14:00-『阿賀に生きる』上映終了後
小林茂さん(『阿賀に生きる』・『阿賀の記憶』撮影)北小路隆志さん(映画批評家)のゲスト・トーク

小林茂さん(『阿賀に生きる』・『阿賀の記憶』撮影)和田泰典さん(立命館大学大学院文学研究科2回生)ゲスト・トークがございます。

ゲスト・トークでご登壇を予定しておりました北小路隆志さんが、都合によりご来場いただけなくなりました。
申し訳ございませんが、あらかじめご了承ください。
変更致しまして和田泰典さん(立命館大学大学院文学研究科2回生)にゲストでお越しいただきます。

小林茂さんプロフィール
1954年新潟県生まれ。「阿賀に生きる」の撮影により日本映画撮影監督協会第1回JSC賞受賞。監督作品に札幌の学童保育所を舞台にした「こどものそら」、重度障がい者の自立生活を描いた「ちょっと青空」、びわこ学園を舞台に重症心身障がい者の心象を描いた「わたしの季節」(毎日映画コンクール記録文化映画賞、文化庁映画大賞、山路ふみ子福祉映画賞)、アフリカのストリートチルドレンの思春期を描いた「チョコラ!」など。著書に「ぼくたちは生きているのだ」(岩波ジュニア新書)など多数執筆。

北小路隆志さんプロフィール
京都造形芸術大学映画学科准教授、東京国立近代美術館フィルムセンター客員研究員。著書に『王家衛的恋愛』(INFASパブリケーションズ)、共著に『映画の政治学』(青弓社)、『ひきずる映画』(フィルムアート社) 、『ゼロ年代+の映画』(河出書房新社)、『ペドロ・コスタ 遠い部屋からの声』(せんだいメディアテーク)他。東京国立近代美術館フィルムセンター客員研究員。朝日新聞(東日本版)、装苑など多数の雑誌や新聞で映画批評を中心に執筆中。

2/9 〜 22 阿賀に生きる』

第24回スイス・ニヨン国際ドキュメンタリー映画祭で銀賞ほか4賞受賞、山形国際ドキュメンタリー映画祭優秀賞受賞など、多数の名だたるドキュメンタリー映画祭で最高賞を次々獲得し、新潟水俣病という社会的なテーマを根底に据えながらも、阿賀の人々の生きる喜びに溢れた豊かな暮らしが映し撮られた命の記録に世界中が感動した佐藤真の初監督作品。 

 

1992年/日本/115分/太秦/16mm
監督:佐藤真
出演:長谷川芳男/長谷川ミヤエ/遠藤武/遠藤ミキ/加藤作二/加藤キソ/旗野秀人
© 阿賀に生きる東京上映委員会
2/16 〜 22阿賀の記憶

新潟県に流れる阿賀野川のほとりに暮らす人々を3年間に渡って撮影した『阿賀に生きる』から10年、映画に登場した愛すべき人たちの多くがこの世を去ってしまった。佐藤真監督と小林茂キャメラマンは再び阿賀の地に赴くことを決意する。様々な記憶と痕跡を美しい映像で綴る詩的ドキュメンタリー。

 

 

2004年/日本/55分/太秦/16mm
監督:佐藤真 撮影:小林茂
【料金】一般/1,400円 学生/1,200円 シニア・会員/1,000円 当日2回券/2,400円
2013.1.18 更新のお知らせ

上映作品ページに以下の作品を掲載しました。

 「二郎は鮨の夢を見る」  「よりよき人生」
   
 「とめ子の明日なき暴走」  「しんしんしん」
 
 「ニッポンの、みせものやさん」  「日活映画100年の青春」
 
 「ゴーストフライト407便」  「フクシマからの風」
 「僕の中のオトコの娘」  「アルマジロ」
 「阿賀の記憶」  「チャップリン・ザ・ルーツ 
傑作短編集 オリジナル字幕サイレント版」

 

前売り・先着一覧ページに以下の前売り券を掲載しました。

「ボス、その男シヴァージ」

「その後のふたり」
「同じ星の下、それぞれの夜」
「二郎は鮨の夢を見る」
「ゴダール/新世紀の起源」
2013.2.11 更新のお知らせ

上映作品ページに以下の作品を掲載しました。



 「わすれないふくしま」  「秘密のオブジェクト」
 
 《陶酔!ヘルツォーク》  「恋する輪廻 オーム・
 シャンティ・オーム」
 



 「赦免花」  「ドコニモイケナイ」
 
 「ファイヤー・ウィズ・
ファイヤー 炎の誓い」
「フリーランサー 
 NY捜査線」
 「スシガール」  「フレンチ・フィメール・
 ニューウェーブ」
 
 「九里洋二の全仕事」  「ユーリー・ノルシュテイン 
エイゼンシュテインの『イワンの雷帝』を語る」

「悪人に平穏なし」 「フォークス・オーバー・ナイブス
~いのちを救う食卓革命~」

 

前売り・先着一覧ページに以下の
前売り券を掲載しました。
「ポスト・ゼロ年代のクライム・ストーリー」
【終了】2/9(土)~22(金)『デッド寿司』 来場者プレゼントのお知らせ

2/9(土)~22(金) デッド寿司

天才鬼才そして変態・井口昇監督最新作!全世界待望の本作上映を盛り上げるため、来場者プレゼントをはじめ、当館では様々な手弁当作戦が展開中です。井口ファンもZINEファンもみなみファンも通りすがりのあなたも、これは逃せない!

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3連休はみなみ会館にらっしゃい!来場者プレゼント

2/9(土)10(日)11日(月祝)の3日間
『デッド寿司』ご鑑賞のお客様の中から抽選で、各日1名様に
武田梨奈さん・井口昇監督サイン入りパンフレットをプレゼント!

   

2/9(土)、10(日)、11(月・祝)の3日間、
『デッド寿司』ご鑑賞のお客様に抽選券を配布いたします。
当選番号は、上映終了後にロビーに貼り出します。
番号をご確認のうえスタッフまでお声かけ下さい。

 

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別冊SPOTTED373 Vol,05.9 デッドちらし寿司号 配布中!

   

スタッフの手によってつくられた キャラ弁ならぬキャラちらし寿司・・・
これは一体・・・!? 

気になったあなたは劇場のみにて配布中の
「別冊SPOTTED373 Vol,05.9」デッドちらし寿司号 をチェック! 

   

 レシピと漫画と写真で綴る『デッド寿司』へのラヴ・レター。
この冊子でしか見られないデッドちらし寿司のななめからのアングルが、寿司寿司していておいしそうです。
数に限りがありますので、ぜひ、という方はお早めに。

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 2/9(土)~22(金) 

デッド寿司

2012年/日本/ウォーカーピクチャーズ/92分/PG12

監督・脚本:井口昇
出演:武田梨奈/松崎しげる/島津健太郎/津田寛治

http://deadsushi.com/

 

 

『片腕マシンガール』『ロボゲイシャ』などで当館を何度も沸かせ、独自の世界観でワールドワイドに人気を誇る井口昇監督最新作!
天才的な寿司職人の娘として生まれたケイコ。寿司職人を目指して修行の日々を送る彼女だが、その厳しさに耐えかねて家を飛び出し、とある温泉旅館で働くことに。そんなある日、宴会のため旅館に宿泊していた小松製薬の社長に恨みを抱く男が出現し、宴会の寿司を究極の殺戮生物デッド寿司へと変えてゆく。牙をむき襲い来るデッド寿司の大群に、ケイコは父との修行の中で叩き込まれたカンフーを使って立ち向かう!黒帯保持者の武田梨奈が、キュートなルックスから繰り出す切れ味抜群のカンフー、ヌンチャク、アクロバティックなスタントは圧巻!
【料金】一般/1,800円 学生/1,500円 会員/1,200円  
【終了】1/5(土)-18(金)【割引情報】『ワンナイト、ワンラブ』手錠割!

『ワンナイト、ワンラブ』手錠割!

1/5(金)-18(金)『ワンナイト、ワンラブ』ご鑑賞に来られた方で、
手錠で誰かと繋がれて来館された方は
お1人様1000円でご鑑賞いただけます!!

お友達や、恋人、ご夫婦や、いま知り合ったばかりの方と…!
ぜひ手錠で繋がれてご来館ください!!

一般当日/1,800円  学生/1,500円   会員・シニア/1,200円
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1/5(土)-18(金)
ワンナイト、ワンラブ

2012年/イギリス/80分/グラッシィ
監督:デヴィッド・マッケンジー
出演:ルーク・トレダウェイ/ナタリア・テナ/マシュー・ベイントン/ルタ・ゲドミンタス

「パーフェクト・センス」のイギリス映画界の新鋭、デヴィッド・マッケンジー監督が、実際にあるロック・フェスにて撮影を敢行した前代未聞の体験型ロック&ラブストーリー。ロック・フェスの最中に、ひょんなことから手錠でつながれてしまう男女の様子を個性的なキャストや臨場感あふれるライブサウンドにのせて描く!

(C)Sigma Films Limited/ BBC 2011

1/5(土)-1/18(金)【特集上映】《 ポーランド映画祭2012》

1/5(土)-1/18(金) ポーランド映画祭2012

ポーランド映画が戦後ヨーロッパの映画界をすさまじい勢いで席巻していたことをご存知でしょうか。
フランスのヌーヴェル・ヴァーグやイタリアのネオ・レアリズモに匹敵する、ポーランドの秘宝15本を、ぜひスクリーンで。


アンジェイ・ワイダ、アンジェイ・ムンク、イエジー・カヴァレロヴィッチといった監督たちが国際映画祭で数々の賞を獲り、 “鉄のカーテン”の向こう側にも素晴らしい映画を作る作家がいる事に西側のメディアは驚き、その結果〈ポーランド派〉という名称も生まれました。
本映画祭は1950年代半ばから1960年代初頭にかけて発表された〈ポーランド派〉の作品群や劇場未公開の“知られざる傑作”、今なお映画の最前線を疾走する三大巨匠スコリモフスキ、ポランスキー、ワイダの若き日の作品をお届けするものです。
アンナと過ごした4日間』、『エッセンシャル・キリング』(どちらも当館でロードショウ上映!えへん!)などの傑作が記憶に新しいイエジー・スコリモフスキ監督による監修のもと、ポーランド広報文化センターの全面協力で開催されるこの企画は映画ファンの皆さまにとてつもなく贅沢な時間を与えてくれるでしょう。
ぜひ、御来場下さい。

【終了】
初日特典!
1/5(土) 12:20- 『尼僧ヨアンナ』 
先着30名様にプレゼントがございます。

詳しくは こちら 。 

<1/4追記>「不運」作品分数を訂正いたしました。

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【上映作品】

『尼僧ヨアンナ』
「夏の終わりの日」で監督デビューしたコンヴィツキが共同脚本で参加した本作はカンヌ映画祭で審査員特別賞を受賞したカヴァレロヴィッチの代表作。17世紀の尼僧院を舞台に悪魔にとり憑かれた女院長と悪魔払いとして派遣された若い神父との異様な愛をとおして、人間の抑圧と自由という普遍的な主題を描いた傑作。撮影と美術の超現実的な美しさに耽溺する一本。
1961年/108分/DV
監督:イエジー・カヴァレロヴィッチ
 
『夜の終りに』
戦後のポーランドで空虚な日々を過ごす若者の青春群像にスポットを当てた巨匠ワイダの異色作。ウッチ映画大学に在学中のイエジー・スコリモフスキが脚本を書き、ポーランド・ジャズ界の才人クシシュトフ・コメダが音楽を担当した本作は、主題を前面に押し出すワイダのスタイルが影をひそめ男女の心の触れ合いとすれ違いを繊細なタッチで描いた名作。
1961年/87分/DV
監督:アンジェイ・ワイダ
 
『サラゴサの写本』

17世紀のスペインを舞台に繰り広げられる愛と冒険の物語。現代音楽の鬼才ペンデレツキのサウンドにのせて語られる本作は〈ポーランド派〉以降登場した歴史・文芸路線の代表的な1本。夢の論理をそのまま視覚化したような迷宮感覚は、今見ても衝撃的。ルイス・ブニュエルをはじめコッポラ、スコセッシ、リンチ、グレイトフル・デッドのジェリー・ガルシアらが熱狂した超カルトな幻想怪奇譚である。

1965年/182分/DV
監督:ヴォイチェフ・イエジー・ハス
 
『列車の中の人々』
「訪問者なし」で先鋭的な映画表現を試みたクッツだが本作では細かい観察に基づいたリアリズム描写に挑戦している。第二次大戦中の地方駅を舞台に“ありふれた1日”の出来事を寄せ集め的に構成し、当時のポーランド社会を描こうとしたのである。ワイダと異なり主人公を英雄的に扱わない視点にクッツの作家性がよく表われている一作。
1961年/98分/DV
監督:カジミェシュ・クッツ
 
『夏の終りの日』
戦争で精神を病んだ男と恋人を失った女のひとときの出会いを描いた本作は、来たるべき〈ヌーヴェル・ヴァーグ〉の時代を予見したとも言われるコンヴィツキのデビュー作。ポーランド文学を代表する作家でもある彼は、リトアニア生まれでワイダやカヴァレロヴィッチ作品の脚本家として映画界入りした異色の経歴をもつ。ヒロイン役イレーナ・ラスコフスカは実の妹。
1958年/66分/DV
監督:タデウシュ・コンヴィツキ
   
『夜行列車』
恋人との別れを決意して旅に出た傷心の女と逃亡中の殺人犯…。その列車にはさまざまな想いを背負った人々が乗り合わせていた。ワルシャワからバルチック海へと疾走する列車の中で人それぞれの人生模様が描かれる本作は、メロドラマ仕立てでありながら大胆なカメラワークでクールな叙情性を醸し出したカヴァレロヴィッチの才気が光る秀作。
1959年/100分/DV
監督:イエジー・カヴァレロヴィッチ
   
『さよなら、また明日』
「灰とダイヤモンド」で主人公マチェックを鮮烈に演じ東欧のジェームズ・ディーンと呼ばれたズビグニェフ・ツィブルスキが脚本・主演した知られざる傑作。フランス人の若い娘との淡い恋物語がヌーヴェル・ヴァーグ風の軽快なタッチで描かれる。社会主義政権下でありながら西側の文化が徐々に浸透してきた時代の雰囲気を表現。ポランスキーのゲスト出演とコメダの音楽も必見・必聴。
1960年/88分/DV
監督:ヤヌシュ・モルゲンシュテルン
   
『地下水道』
「灰とダイヤモンド」と並び〈ポーランド派〉の傑作と絶賛されたワイダの代表作。ワルシャワの対独レジスタンスが迷路のような地下の下水道で繰り広げる壮絶な戦いを非情なドキュメンタリー・タッチで描いた本作は、光と影を巧みに使った斬新な演出で後年ホラー、サスペンスジャンルの映画に多大な影響を与えている。カンヌ映画祭審査員特別賞。
1957年/96分/DV
監督:アンジェイ・ワイダ
 
  『鉄路の男』
列車事故を防ごうとして命を落とした退職鉄道技師の物語をリアリズム・タッチで描いたムンクの意欲作。社会主義政権の自由化進展をうながした1956年の政変〈十月の春〉をとりあげた最初の映画と言われている。当時の若手映画人が崇拝していた「羅生門」や「市民ケーン」にならい複雑な物語構成、パン・フォーカスによる映像等、監督の作家的成熟がかいまみられる一編。
1957年/89分/DV
監督:アンジェイ・ムンク
 
『灰とダイヤモンド』
ヴェネチア映画祭で国際批評家連盟賞を受賞しポーランド映画の存在を一躍世界に知らしめた歴史的作品。戦後のポーランド映画界を牽引した巨匠ワイダの名は本作によって映画ファンにあまねく知られる事となった。戦争中レジスタンスとして活動し戦後はテロリストとなり悲惨な最後を遂げた青年の姿をシャープなモノクロ映像で描いた傑作!
1958年/102分/DV
監督:アンジェイ・ワイダ
 
『エロイカ』
わずか5本の長編作品を残し40歳の若さで事故死したアンジェイ・ムンクは硬質で無垢な芸術表現、残酷なまでの知的リアリズム、人間に対する深い洞察をもつ作風で、現在もなお色あせることなく多くの作家に影響を与えている。ワルシャワ蜂起の内実と平和な収容所でおこる悲劇を2部構成で描いた本作。“戦争”を主題に扱うことの多い〈ポーランド派〉の代表的な1本である。
1957年/87分/DV
監督:アンジェイ・ムンク
 
『不運』
1930年代から1950年代のポーランドを舞台に日和見主義者の青年が語る人生悲話。6回のフラッシュバックにおいて描かれるのは共産主義やファシズム、戦争、抑圧された幼年時代の影響で歴史の犠牲となってしまった悲運な個人の肖像である。ポーランドの作家に時折りみられるロマン主義的傾向を辛辣に風刺した一作。
1960年/92分  112分(1/4訂正)/DV
監督:アンジェイ・ムンク
 
『水の中のナイフ』
鬼才ポランスキーの名を世界に知らしめた長編処女作。裕福な中年夫婦と貧しい青年が偶然に湖でバカンスを過ごす。主な登場人物3人、全編オールロケで炙りだされる世代間の断絶や階層のギャップ。共同脚本として初めてタッグを組んだイエジー・スコリモフスキの才気とクシシュトフ・コメダのモダン・ジャズがスパークした大傑作。ヴェネチア映画祭批評家連盟賞受賞。
1962年/94分/DV
監督:ロマン・ポランスキー
 
『愛される方法』
K・ブランディスの同名小説に基づき、原作者自身が脚色。人気ラジオ女優がパリへ向かう機上で、戦時中ナチスに敵対した恋人と、彼を巡って自身が見舞われた悲劇を回想する。ムンクの「パサジェルカ」と同じく、女性の視点を通じて戦争を見つめた作品。英雄的闘争は対象化され、一人の女性が抑圧や不条理を受容しつつ静かに抵抗する姿が描かれる。サンフランシスコ映画祭グランプリ受賞。
1963年/97分/DV
監督:ヴォイチェフ・イエジー・ハス
 
『沈黙の声』
〈ポーランド派〉の活躍した時期に作られた作品ながら長い間論じられることのなかった幻の傑作。後のヌーヴェル・ヴァーグやアントニオーニの作品群を予見した映画である。逃亡兵と若い女の恋物語がわずかな台詞、ヴォイチェフ・キラルの音楽、大胆な画面構成で描かれ、製作当初当局からすぐに上映許可が下りなかった衝撃の1本。
1960年/98分/DV
監督:カジミェシュ・クッツ
 

【タイムテーブル】

【料金】

当日:一般/¥1,500 学生/¥1,300 会員/¥1,000 当日3回券/¥3,600
前売1回券/¥1,200 前売3回券/¥3,000 

【終了】1/12(土)【オールナイト上映】《One Night Rock Cinema》

ワンナイト、ロックシネマ 
《One Night Rock Cinema

 デヴィッド・マッケンジー監督の最新作『ワンナイト、ワンラブ』の公開を記念して、一夜限りのロックシネマフェスを京都みなみ会館で開催!THE CLASHのジョー・ストラマーが特別に楽曲を提供した『シド・アンド・ナンシー』また、セックスピストルズの当時のライブ映像が必見の『24アワー・パーティ・ピープル』NY発のミュージカルを映画化した『ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ』そして、2011年5月、惜しくも逝去したビースティ・ボーイズのメンバーの一人、MCAことアダム・ヤウクが編集した『ビースティ・ボーイズ 撮られっぱなし天国』の豪華ロック・ムービー4本を一夜にして一挙上映!!痛快なロックがあなたを眠らせません!

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【CD&レコード販売 出張出店あり!!!】

本、レコードやCDを販売買取されているお店『100000tアローントコ』さん( http://100000t.blog24.fc2.com/  )の出店が決定致しました!!!きっとナイスなレコード&CDをに出会えるはず!音楽好きさんは見逃せません!

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【タイムテーブル】
開場 23:00(翌6:55終了予定)
23:15  『シド・アンド・ナンシー』
 1:25  『24アワー・パーティ・ピープル』
 3:35  『ビースティ・ボーイズ 撮られっぱなし天国』
 5:20  『ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ』

【料金】当日/2,800円均一、 整理番号付前売券/2,500円

【前売券販売情報】下記の店舗にて絶賛販売中!
京都みなみ会館

京都シネマ
ガケ書房
BOOK Fabulous
チケットぴあ販売 Pコード550-634
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【上映作品】

シド・アンド・ナンシー

伝説のパンク・ロッカーで、セックスピストルズのベーシストとして有名なシド・ヴィシャスの恋人ナンシーへの凶暴な愛。シドとナンシー、互いのつながりを深めれば深めるほど周囲とのズレが広がっていき、そして傷つく二人が救いを求めれば求めるほどドラッグに溺れ、傷つくことを何より恐れた若い男女はやがて破滅の道を突き進む・・・。パンク・ムービーの教祖アレックス・コックスが実話に基づいて描く過激で凶暴なラブ・ストーリー。THE CLASHのジョー・ストラマーが、この作品でしか聴けない楽曲を提供!ブラッド・ピット、ジョニー・デップらにリスペクトされるゲイリー・オールドマン初主演作!ナンシー役であるクロエ・ウェッブの鬼気迫る演技にも注目。

1986年/イギリス/113分/アダンソニア
監督: アレックス・コックス 
出演: ゲイリー・オールドマン/クロエ・ウェッブ/ドリュー・スコフィールド/トニー・ロンドン/ペリー・ベンソン/デヴィッド・ヘイマン/ビフ・イェーガー/イギー・ポップ/ザンダー・バークレイ
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ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ

 東西冷戦時代に性転換手術をして東ドイツからアメリカへとやってきたヘドウィグは、手術のミスで残された股間の「怒りの1インチ」に苦悩し続けながらも、ロックシンガーとして活動を続けていくが…。 あのデヴィッド・ボウイも大ファンだというオフ・ブロードウェイの大ヒット・ミュージカルの映画化。舞台同様、映画版でも脚本・監督・主演を務めるジョン・キャメロン・ミッチェルの、あらゆる性や思想の壁を超越させての魂の叫びが、ストレートに観る者の胸を打つ。自曲を盗んでスターとなった恋人のコンサート会場付近でライヴを行う、ヘドウィグの怒りと哀しみが入り交じった熱唱に涙してしまう。見かけは派手だが、実はエモーショナルな温かさに満ちあふれた秀作。

2001年/アメリカ/92分/ギャガ・コミュニケーションズ
監督・脚本: ジョン・キャメロン・ミッチェル 
出演: ジョン・キャメロン・ミッチェル ヘドウィグ/マイケル・ピット/トミー・ノーシス/ミリアム・ショア イツハク/スティーヴン・トラスク スキシプ

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24アワー・パーティ・ピープル

 ニュー・オーダー、ハッピー・マンデーズらのバンドを中心にした、1970年代から80年代にかけての英国マンチェスターでの音楽ムーヴメントを、地元のキャスターで音楽レーベルのオーナー、トニー・ウィルソンの視点で描く。レーベル「ファクトリー」の創設や、伝説のクラブ「ハシエンダ」の人気と迷走が再現され、音楽ファンには必見。セックス・ピストルズのマンチェスターでの初ライヴなど当時の映像やハトを毒死させるシーン、オープニング・タイトルでは判読不能なほどグラフィックに凝り、お遊び感覚も忘れないマイケル・ウィンターボトム監督。テンポよく進む物語の根底には、成功と挫折というホロ苦いテーマが脈々と流れている。

2002年/イギリス/115分/ギャガ・コミュニケーションズ
監督:マイケル・ウィンターボトム 
出演:スティーヴ・クーガン トニー・ウィルソン/シャーリー・ヘンダーソン リンゼイ・ウィルソン/アンディ・サーキス マーティン・ハネット/レニー・ジェームズ アラン・エラスムス
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ビースティ・ボーイズ 撮られっぱなし天国

日本でも絶大な人気を誇るヒップ・ホップ・バンドの頂点ビースティ・ボーイズ。2004年10月9日のマジソン・スクエア・ガーデンでのライブ開始直前、バンドは会場で幸運な50人のファンに50台のビデオカメラを手渡した。「ルールはひとつ。何を撮ってもいい、最後までカメラを止めず、とにかく撮り続けろ!」。こうして、ファンの目線で見たライブの熱狂が、延べ100時間に渡って収録された! そしてその素材を1年かけて編集したのは、去年5月に惜しくも逝去したナサニエル・ホーンブロウワー監督ことバンドのメンバーの一人、MCA。ファンとバンドがタッグを組み、「オフィシャル海賊版」の名にふさわしい、革命的なコンサート・フィルムが誕生した!

2006年/アメリカ/89分/アスミック・エース
監督:ナサニエル・ホーンブロウワー 
出演:ビースティ・ボーイズ/マイク・D/アド・ロッック/MCA/ミックス・マスター・マイク

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