最新情報カテゴリー 4月, 2013

【終了】【イベント5/11(土)】『the Future』公開記念!アートマーケット+即興ダンスイベント開催
5/11(土)14:10-『the Future』公開記念!アートマーケット+即興ダンス「反身寸」

 ◆アートマーケット open13:30-close19:00 入場無料 ※「the Future」ご鑑賞の方は映画鑑賞料金をいただきます。料金についてはこちら

関西、京都で活躍中のアーティストたちの作品が京都みなみ会館のロビーに大集合します!「the Future」からインスパイアされた作品など、参加アーティストたちの個性光る作品やグッズを展示・販売します。また、大阪・西天満の焼き菓子のお店フェッタン・ボン・ボンさんには、映画をイメージした特注スイーツを作って頂きました。お馴染みカフェ密柑による出張カフェと一緒に、美味しいひと時をお過ごしください。

即興ダンス「反身寸」「the Future」14:10-上映後

ダンサー増田美佳さんによるダンスの公演がございます。

イベントの詳細とプロフィールはこちら!

チラシはこちらからご覧いただけます。
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恵文社 一乗寺店にて『the Future』のミニコーナーを作っていただきました登場!
オリジナルポスター付き特別鑑賞券1,500円で販売中です。
(オリジナルポスター付き前売り券は、当館受付と恵文社一乗寺店の2箇所のみ販売です)
上映前ですが、パンフレットも700円で販売していただいております!
とても素敵な内容になっておりますので、ぜひ手にとってご覧くださいませ。
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“いま”の世代を代表する女性アーティスト、ミランダ・ジュライが監督・脚本・主演を務める最新作『ザ・フューチャー』。

ミランダ・ジュライ

映画にとどまらず、コンテンポラリー・アートや小説など、多方面の創作で活躍中。1974年米国カリフォルニア州バークリー生まれで現在ロサンゼルス在住。映画では、脚本、監督、主演を担当した最初の長編映画『君とボクの虹色の世界』で、サンダンス映画祭審査員特別賞、カンヌ国際映画祭でカメラドール(新人監督賞)を含む4部門を受賞し、一気に世界に知られることになった。フランク・オコナー国際短篇賞を受賞した小説集「いちばんここに似合う人」(岸本佐知子訳/新潮社刊)は、20ヶ国で翻訳され、世界中の若い女性の間で圧倒的に支持されている。

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4/27 – 5/17The Future ザ・フューチャー」
わたしをめぐる愛のような物語。 
〈いままで〉と〈これから〉のわたしひとりの女性のこれから 
わたしと彼とパウパウ(お手々ちゃん)の30日の物語。

同棲して4年目になるジェイソンと暮らすソフィーは、ケガをした猫を引き取ることになり、猫を迎えるまでの1か月間、仕事を辞めて自由に自分がやりたかったことをすべてやってみようと決める。しかし時が経ち、何も成し遂げられない空しさを感じた彼女は…。


2011年/ドイツ、アメリカ/91分/パンドラ/35mm
監督・主演:ミランダ・ジュライ
出演:ミランダ・ジュライ/ハミッシュ・リンクレイター
/デヴィッド・ウォーショフスキー/ジョー・パターリック

 
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●アートマーケット参加アーティスト●
aco ショップの装飾デザインなども手掛ける。イラスト&切り絵作家
あーちくりん 植物や動物をモチーフに、ブローチやピアス等を制作している刺繍作家
伊東ちひろ テキスタイルデザイナー。ポップな絵柄のポーチやバッグなどを制作
inoss. ペンのやわらかなラインで生み出す。動物や植物をせっせと増殖中
クルボー・エ・ペルル 映画のタイトルをつけた手作りバックを制作
カフェ密柑 東寺近く、みなみ会館ご近所のほっこり町屋風カフェ
Ngisa Kinoshita 手作りにこだわったアクせサリーと手書きのイラストを中心に制作
川村淳平 書籍のカバーデザインやブランドポスターを手掛けるイラストレーター
フェッタン・ボン・ボン 大阪、西天満の焼き菓子専門店。『the Future』をイメージしたスイーツを出品。
●が感じた事柄をインスタレーションなどで発表 相対する人の感情を裏切るデザインを展開
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【当日料金】
R料金 一般/1,800円 学生/1,500円 会員/1,200円 シニア/1,000円      
前売/1,500円(特典オリジナルミニポスター付
【5/11(土)は特別興行料金となります】
R料金500 (リザーブチケット+500円も可)
※特別興行のため料金が異なります。招待券はご利用頂けませんのでご注意ください。
割引券はご使用いただけます。
【整理番号付前売券5/10(金)まで販売】
R料金300円 (リザーブチケット+300円も可) 
【終了】5/11(土)「the Future」公開記念イベント 即興ダンスイベント「反身寸」
即興ダンスイベント「反身寸」 「the Future」14:10-上映後
映画の中で、幾度と出てくる即興ダンス。
空気に身を委ね、感覚で踊るダンサー・増田美佳さんによる、スクリーン前での即興ダンスを
映画館という特別な空間でお楽しみいただける公演となります。
お客様のお持ちの音楽プレイヤー等から音楽をお借りして、即興的に踊ります。
どんな曲が音が流れるかはその時にならないと誰にも分かりません。
既成概念を解放して自由な感性でご覧いただけたらと思います。
 

増田美佳(ますだ・みか)

1983年京都生まれ。銅駝美術工芸高校にて服飾を専攻、その頃見たヤン・シュバンクマイエルのアニメーションに魅了され、映像を学ぶべく京都造形芸術大学 映像舞台芸術学科へ進学するがそこで踊ることと出会い、映像より舞台芸術と懇意になって今に至る。近年の出演作『庭みたいなもの』(演出/山下残)『DRAMATHOLOGY』『天使論』(演出/相模友士郎)など。その日集まった人と即興によるセッションを試みる「インプロセッションの會」を継続的に行なっている。

http://impronokai.blog94.fc2.com

絵も描いている。http://mica-masuda.tumblr.com

 

 

【終了】【特集上映】3/16(土) - 5/3(金)《午後の名作劇場 OLD CINEMA SELECTION》

 3/16 - 5/3 

午後の名作劇場 OLD CINEMA SELECTION

午後の名作劇場 OLD CINEMA SELECTION  

35mmフィルム、最終上映の7作品をセレクト―!

もう一度スクリーンでみたい懐かしい名作が今、京都みなみ会館のスクリーンに甦る。

映画のデジタル化が進む中、35mmフィルムの維持に費用が大変かかるため、たくさんのフィルムが捨てられているのが現状の今、ぜひ、たくさんの人にフィルムの粒子や映写機のカタカタという音を感じながら見て頂きたい、歴史に残る何度見てもすごい傑作作品7本をセレクトしました。映画館という最高の環境で35mmフィルム上映を、心ゆくまでお楽しみ下さい。

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【上映作品】

 

シベールの日曜日
3/16-22 13:40-

戦争中パイロットだったピエールは、飛行機の墜落のショックで記憶喪失となる。ある日、父親に捨てられ寄宿学校に入れられた12歳の少女フランソワーズと出会う。お互いに孤独を感じる年の離れた二人は、日曜日毎に周囲の人々に嘘をつき、森の中での逢瀬を始めるのだった。だが周囲の人々はそんな純粋な二人を理解することはなかった…。年の離れた二人の純愛を詩的な心象映像と共に映し出す。カデミー外国映画最優秀作品賞や他多数の賞を受賞。

1962年/フランス/116分/モノクロ /35mm/PG12
監督: セルジュ・ブールギニョン
出演: ハーディ・クリューガー/パトリシア・ゴッジ/ニコール・クールセル/ダニエル・イヴェルネル/アンドレ・オウマンスキー

 
スタンド・バイ・ミー  

スタンド・バイ・ミー』
3/23-29 12:30-

オレゴン州の田舎町、それぞれに家庭に問題を抱え強い仲間意識で結ばれていた四人の少年たち。ある日、行方不明になった少年が山の奥で汽車に轢かれ野ざらしになているという話を聞き、線路づたいを歩いて死体探しの旅に出かける。コロコロと笑い、ささいな事で怒り、突然不安に襲われたりする、心情豊かに描く少年たちのひと夏の冒険。原作はモダン・ホラーの帝王スティーヴン・キングの短編小説。題にもなっている名曲、ベン・E.キングの歌う「スタンド・バイ・ミー」が何にもましてこの作品の切なさを代弁している。

1986年/アメリカ/89分/ 35mm/PG12
監督: ロブ・ライナー
出演: ウィル・ウィートン/リヴァー・フェニックス/コリー・フェルドマン/ジェリー・オコンネル/キーファー・サザーランド/ケイシー・シマーシュコ/ゲイリー・ライリースタンド・バイ・ミー

 
戦場にかける橋  

戦場にかける橋
3/30-4/5 12:40-

日本軍が駐留する基地にイギリス軍兵士が捕虜としてやってきた。日本軍の斎藤大佐はイギリス兵捕虜にクワイ河にかかる橋を建設させようとするが、捕虜を代表するニコルソン大佐はジュネーブ条約を盾に頑なに拒否を続ける。そしてある日、同じ基地に収容されていたアメリカ海軍のシアーズ大佐は仲間ひとりを連れて脱走を企てる。第二次世界大戦中の、タイとビルマの国境にある捕虜収容所を舞台に、日英軍の対立と交流を描いた戦争映画の大作。アカデミー作品賞を受賞作品。

1957年/アメリカ/155分 /35mm
監督: デヴィッド・リーン
出演: アレック・ギネス/ウィリアム・ホールデン/早川雪洲/ジャック・ホーキンス/ジェフリー・ホーン/ジェームズ・ドナルド

 
クレイマー、クレイマー  

クレイマークレイマー
4/6-12 13:55-

結婚から8年一人息子ビリーも7歳となったクレイマー家。仕事重視で家庭を顧みない会社員テッドに愛想を尽かせ妻ジョアンナは家を出る。一転して妻に任せっきりとなっていた家事と仕事の両立をせざるを得なくなったテッド。始めはぎくしゃくしていた二人は次第に生活にも慣れ、これまで以上に父と子の絆を強めていったそんなある日、テッドが失業、さらに、ジョアンナが突然養育権を主張してきたのだった…。離婚と養育権という、現代アメリカが避けて通れない社会問題をハートウォームな人情劇を通して描く。

1979年/アメリカ/105分 /35mm
監督・脚本: ロバート・ベントン
出演: ダスティン・ホフマン/メリル・ストリープ/ジャスティン・ヘンリー
ジョージ・コー/ジェーン・アレクサンダー

 
ナバロンの要塞  

ナバロンの要塞
4/13-19 12:35-

第二次世界大戦中、エーゲ海のケーロス島でイギリス兵たちが生命の危機に瀕していた。エーゲ海はドイツ軍に制圧され、加えてナバロン島の2門の大砲がイギリス軍による救出活動を阻んでいたのだ。そこで、フランクリン少佐は少数精鋭でナバロン島の絶壁を登って基地に潜入し、大砲を破壊するという作戦を立てる。そして登山家のマロリー大尉や科学者でもあるミラー伍長などの5人が選抜され、少佐を隊長とする潜行チームが嵐の夜にナバロン島へと向かう。錚々たるキャストが織り成す冒険と、重厚な演出で描く娯楽大作。

1961年/アメリカ/160分 /35mm
監督: J・リー・トンプソン
出演: グレゴリー・ペック/デヴィッド・ニーヴン/アンソニー・クイン/スタンリー・ベイカー/ アンソニー・クエイル
 
追憶  

追憶
4/20-21 14:30-  4/22-26 12:50-

学生運動に励むケイティーは、世間には興味を示さないハベルに出会う。思想も価値観もまったく違うふたりだったが、ふたりはお互いに興味を持ち始める。卒業後はそれぞれの道を歩むことになったが、第二次世界大戦中のニューヨークで、ケイティーは海軍大尉となったハベルに偶然にも再会する。親密な関係となっていくふたりだったが……。第二次大戦前夜からの戦争末期の愛の再燃、結婚、そして、お互いの立場の違いを理解しての離婚と20年間に及ぶ男女のロマンス。

1973年/アメリカ/118分 /35mm
監督: シドニー・ポラック
出演: バーブラ・ストライサンド/ロバート・レッドフォード/ブラッドフォード・ディルマン/パトリック・オニール/ロイス・チャイルズ/スーザン・ブレイクリー
 
アラビアのロレンス  

アラビアのロレンス
4/27-5/3 12:30- ※途中休憩アリ

イギリス陸軍少尉のロレンスは、オスマントルコへの反乱を企てるアラブの王子と出会い、独立闘争を支援することに。ゲリラ戦の指揮をとり、次々と勝利を収めるロレンスだが、やがてアラブ人同士の争いや国同士の思惑に翻弄され、孤立していく。砂漠とその民を深く愛し、しかし英国人であるがために深い挫折に追い込まれていくロレンスの苦悩を中心に、砂漠の一大戦争スペクタクルを展開していく。アカデミー賞7部門を受賞、デヴィッド・リーンの名作の中でも紛れもない最高傑作。

1962年/イギリス/207分 /35mm
監督: デヴィッド・リーン
出演: ピーター・オトゥール/アレック・ギネス/オマー・シャリフ/アンソニー・クイン
 

【料金】                              
一般/1,200円  学生・シニア・会員/1,000円  当日3回券/3,000円

【終了】【特集上映】4/6(土) – 5/3(金)《日活映画100年の青春》

4/6(土)-5/3(金)  

【日活映画100年の青春】

日活映画100年の青春

中平康、今村昌平、鈴木清順など名監督の作品、そして宍戸錠、石原裕次郎、吉永小百合ら稀代の映画スターの名作の数々を上映!黄金期の作品が放つ日本映画のパワーを体感ください!

タイムテーブルはこちら

 

【スタンプラリー開催!】

本特集上映で5作品以上ご鑑賞いただいたお客様に先着で、当時、日活がプリント缶にしていた<非売品>ステッカーをプレゼント!

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丹下左膳餘話 百萬兩の壺

 『丹下左膳餘話 百萬兩の壺』

チャンバラ劇として人気の高かった丹下左膳をハリウッドコメディにヒントを得た本作は、大胆で絶妙な間、テンポのいい笑いとで戦前の日本映画界に新たな布石を打ちたてた傑作。

1935年/92分/モノクロ
監督:山中貞雄
出演:大河内傳次郎/喜代三/宗春太郎/澤村國太郎

鴛鴦歌合戦

『鴛鴦歌合戦』※デシタル上映 

歌と踊りが満載のオペレッタ時代劇の名作。貧乏浪人を巡る恋模様に殿様も加わり…。見れば誰もが幸せになる新春に相応しい一本。フィルムでぜひ。

1939年/69分/モノクロ
監督:マキノ正博
出演:片岡千恵蔵/志村喬/香川良介/市川春代

東京流れ者

『東京流れ者』

65年に渡哲哉が歌って大ヒットした同名歌謡曲をモチーフにミュージカル風に演出したヤクザ映画。ハードボイルド・アクションが観客を飽きさせない清順節が全編を流れる傑作。

1966年/83分/モノクロ
監督:鈴木清順 
出演:渡哲也/松原智恵子/吉田毅/二谷英明

拳銃(コルト)は俺のパスポート

『拳銃(コルト)は俺のパスポート』

組織の罠にはまった殺し屋を、冷徹に描き切った和製ハードボイルドの最高峰。寡黙な宍戸錠、無駄のないアクション、硬質なモノクロ映像と、全てがクール。

1967年/84分/モノクロ
監督:野村孝
出演:宍戸錠/小林千登勢/ジェリー藤尾/嵐寛寿郎

嵐を呼ぶ男

『嵐を呼ぶ男』

井上梅次が自身の小説を西島大と共同で脚色し、監督を務めた青春歌謡ドラマ。封切りと共に大ヒットを記録し、デビュー以来着実に大スターとしての地位を確率した記念碑的作品。

1957年/100分
監督:井上梅次
出演:石原裕次郎/青山恭二/小夜福子/北原三枝

海の野郎ども

『海の野郎ども』※デシタル上映

100年の映画人生を全うした新藤兼人監督が石原裕次郎主演で撮った作品。労働者が一致団結して、不当な扱いをする会社側に挑む姿を描いた社会派ドラマ。

1957年/85分/モノクロ
監督:新藤兼人
出演:石原裕次郎/松本染升/草薙幸二郎/殿山泰司

キューポラのある街

『キューポラのある街』

鋳物の街・川口を舞台に、職工の娘(吉永)が、貧困や差別に直面しながらも力強く生きていく様を描いた不朽の名作。名匠・浦山の初監督作。

1962年/100分/モノクロ
監督:浦山桐郎
出演:吉永小百合/浜田光夫/東野英治郎/市川好郎

伊豆の踊子

『伊豆の踊子』

川端康成原作四度目の映画化。これまでの映画化と違い、中年になった主人公が回想する作りとなっており、過去と現在との青春の対比が観客の心を惹きつけていく。

1963年/87分/モノクロ
監督:西河克己 
出演:吉永小百合/高橋英樹/大坂志郎/堀恭子

狂った果実

『狂った果実

裕次郎初主演作の太陽族映画。『月曜日のユカ』等、モダンな演出で人気の中平康のデビュー作は、若きフランソワ・トリュフォーをも熱狂させた。

1956年/87分/モノクロ
監督:中平康
出演:北原三枝/石原裕次郎/津川雅彦/岡田真澄

野獣の青春

『野獣の青春』

大藪春彦の『人狩り』が原作のハードボイルド・アクションの傑作。宍戸錠のワイルドな魅力と、鈴木清順監督のスタイリッシュな映像美が見事に融合している。

1963年/91分
監督:鈴木清順 
出演:宍戸錠/木島一郎/渡辺美佐子/川地民夫

野良猫ロック セックスハンター

『野良猫ロック セックスハンター』 

当時、根強く残っていたハーフへの差別と嫉妬が不良少女、非行少年たちの抗争へと発展してくさまを米軍金地のある町を舞台に描く。「野良猫ロック」シリーズ第3作目。

1970年/86分
監督:長谷部安春 
出演:梶芽衣子/安岡力也/藤竜也/岡崎二朗

憎いあンちくしょう

『憎いあンちくしょう』

石原裕次郎が大スターの役を演じ、東京-京都-大阪-九州へと日本を縦断するロケを敢行したロードムービー。相手役を演じる浅丘るり子の溌剌とした女性像が好評。

1962年/105分
監督:蔵原惟繕 
出演:石原裕次郎/浅丘ルリ子/長門裕之/芦川いづみ

愛の渇き

『愛の渇き』

三島由紀夫の同名小説を、藤田繁夫と蔵原惟繕が共同で脚色した文芸大作。豪農に嫁いだ一人の女性を中心に渦巻く愛憎劇を、まるでフランス映画のような演出が彩る。

1967年/99分
監督:蔵原惟繕
出演:浅丘ルリ子/中村伸郎/山内明/石立鉄男

月曜日のユカ

『月曜日のユカ』

“子悪魔”ユカの奔放な魅力をたっぷり詰め込んだ青春ドラマの秀作。月曜日にしか逢わない初老のパトロンと、同世代の恋人とを翻弄するユカを演じたのは加賀まり子。

1964年/94分/モノクロ
監督: 中平康
出演: 加賀まりこ/山本陽子/北林谷栄/中尾彬/加藤武

洲崎パラダイス  赤信号

『洲崎パラダイス  赤信号』

舞台は洲崎遊郭の門前町。ひょんなことから場末の飲み屋に住み着いた男女の、ずるずるべったりな関係を軽妙に描いた、川島の代表作。

1956年/81分/モノクロ
監督:川島雄三
出演:新珠三千代/三橋達也/轟夕起子/河津清三郎

八月の濡れた砂

『八月の濡れた砂』

日活がロマンポルノ路線に移行する直前の、旧体制最後の作品。夏の湘南に集まる若者達の、暴力とセックスに満ちた退廃的な青春を描く。

1971年/91分
監督:藤田敏八
出演:村野武範/広瀬昌助/テレサ野田/藤田みどり/山谷初男/原田芳雄

錆びたナイフ

『錆びたナイフ』

暗い過去をもつ男が、街を牛耳る組織との争いに巻き込まれ―。名コンビとなった裕次郎と舛田監督の初タッグで、迫真のアクションに興奮必至。

1958年/90分/モノクロ
監督:舛田利雄
出演:石原裕次郎/北原三枝/安井昌二/白木マリ/宍戸錠

豚と軍艦

『豚と軍艦』

戦後の横須賀を舞台に、米軍に寄生して強欲に生きる人々を描いた「重喜劇」の代表作。
混迷した時代を象徴するヒロインを吉村が見事に体現した。。

1961年/108分/モノクロ
監督:今村昌平
出演:長門裕之/吉村実子/丹波哲郎/三島雅夫/南田洋子

にっぽん昆虫記

『にっぽん昆虫記』

大正から1963年までの激動の時代を、数奇な男性遍歴を渡り歩いた一人の女性の姿を通して時代に鋭くメスを入れた超大作。左幸子がベルリン国際映画祭主演女優賞に輝いた。

1963年/123分/モノクロ
監督:今村昌平
出演:左幸子

紅の拳銃

『紅の拳銃』

右腕を失った射撃の名手が、謎の男を酒場で見いだし、殺し屋に仕立てるが…。これが遺作となった赤木圭一郎の本格派ガン・アクション。

1961年/87分
監督:牛原陽一
出演:赤木圭一郎/笹森礼子/白木マリ/草薙幸二郎

霧笛が俺を呼んでいる

『霧笛が俺を呼んでいる』

横浜の港町を舞台に、船員(赤木)が旧友を訪ねたことから不可解な事件に巻き込まれるサスペンス。マドンナ役の芦川が最高に可愛い。

1960年/79分
監督:山崎徳次郎
出演:赤木圭一郎/芦川いづみ/葉山良二/吉永小百合

愛と死をみつめて

『愛と死をみつめて』

難病のため、わずか21歳で亡くなった薄幸の女性とその恋人・河野実との間で取り交わされた手紙が、その死後、往復書簡集としてまとめられた大ベストセラーが原作の純愛映画。

1964年/118分/モノクロ
監督:斎藤武市
出演:吉永小百合/浜田光夫/笠智衆/原恵子

ビルマの竪琴 総集編

『ビルマの竪琴 総集編』

竹山道雄の同名小説を市川崑が映画化。公開当時は第1部・第2部での上映だったが、現存するのはそれらを編集した総集編のみ。57年アカデミー外国語映画賞にノミネートされた。

1956年/116分/モノクロ
監督:市川崑
出演:三國連太郎/浜村純/安井昌二/三橋達也

日本列島

『日本列島』

吉原公一郎の原作“小説日本列島”を「帝銀事件 死刑囚」の熊井啓が脚色・監督した社会派ドラマ。戦後、日本が抱える諸問題の米国との関連性をドキュメンタリータッチで描く。

1965年/115分/モノクロ
監督:熊井啓
出演:宇野重吉/芦川いづみ/二谷英明/鈴木瑞穂/武藤章生

非行少女

『非行少女』 

原作の「三郎と若枝」を石堂淑郎と浦山桐郎が共同で脚本を執筆。家庭に居場所を失った少女が非行に走り、青年に励まされながら立ち直っていく様を淡い恋心とともに描く。

1963年/114分/モノクロ
監督:浦山桐郎
出演:浜田光夫/和泉雅子/小池朝雄/香月美奈子

 

 

タイムテーブル

 

【料金】                              
当日一般/1,200円  会員・シニア/1,000円  学生/500円  
当日3プロ券/3,300円  当日5プロ券/5,000円

★特別鑑賞3回券/3000円 絶賛発売中★
(劇場窓口でお買い求めの方に先着でオリジナルB2ポスターをプレゼント!)
   

(C)日活

【終了】【)オールナイト上映】5/4(土《映画女優・渡辺真起子ナイト》

5/4(土) オールナイト上映

《映画女優・渡辺真起子ナイト》

映画『Playback』の京都公開と、第7回アジアン・フィルム・アワード最優秀助演女優賞受賞を記念して、渡辺真起子さん出演作に、本人のセレクト作品を加えた5作品を一挙オールナイト上映致します!
 ◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
5/4(土)
開場/21:45
開始/22:00(終了予定/翌6:10)

トーク・ゲスト:渡辺真起子さん

聞き手:松井宏さん(『Playback』プロデューサー)

22:00-「M/OTHER」

 0:40- 渡辺真起子さんトーク

 2:00-「ラジオデイズ」「世の中はざらざらしている」2本立て上映

 3:10-「愛の予感」

 5:15-「カンヌ映画通り」

 

【料金】

当日料金 / 2,800円均一

整理番号付前売券 / 2,500円

 

【前売券販売情報】

京都みなみ会館
京都シネマ
カフェ・パラン
BOOK Fabulous
ガケ書房
チケットぴあ Pコード:551-041
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『M/OTHER』

 父親からレストランチェーンを引き継いだ哲郎は妻と離婚し、今は恋人でグラフィックデザイナーのアキと同居していた。二人は互いの生活や仕事を尊重し、束縛し合うことななく暮らしていた。そんなある日、分かれた妻が入院し、哲郎は8歳の息子・俊介をしばらく預からなければならなくなってしまった。突然の、前妻の子供との同居にアキは戸惑いと不安を隠せなかった。厳密な脚本は存在せず、構成台本に基づく現場での監督と俳優のディスカッションによって作られたドキュメンタリータッチの実験作。第52回カンヌ国際映画祭国際批評家連盟賞受賞。

1999年/日本/147分/WOWOW/35mm 監督:諏訪敦彦 共演:三浦友和

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『ラジオデイズ』

 ある田舎の定食屋で働く女主人と彼女に一目ぼれした中年警察官。女主人の大事にしていたラジオを中年警察官が修理してあげたことをきっかけに2人は惹かれ合うのだが…。

2013年/日本/25分/バナナピーチ
監督:加藤行宏 共演:近藤芳正
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『世の中はざらざらしている』

 恋や友情ほど美しくないけど、その出会いはやっぱり奇跡に違いない。ざらざらした男と女のロードムービー。

2013年/日本/25分/バナナピーチ
監督:熊谷まどか 共演:近藤芳正
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『愛の予感』

 第60回ロカルノ国際映画祭コンペティション部門グランプリ(金豹賞)受賞の異色ヒューマン・ドラマ。14歳の少女による同級生の殺害という事件を発端に、被害者の父親と加害者の母親が世間から身を隠した地方都市で思いがけない再会を果たし、絶望と罪悪感を抱えながらも再生への光を見出す姿を、冒頭のインタビューシーン以外、一切セリフがないという斬新な構成で描き出す。

2007年/日本/102分/モンキータウンプロダクション
監督・共演:小林政広
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『カンヌ映画通り』 ―渡辺真起子セレクト作品―

1981年の5月のカンヌ。街は映画祭に集う人々でにぎわっている。ホテル・カールトンに滞在しているベティもその一人。彼女は映画祭に参加したくてこの街にやって来たが、関係者でもジャーナリストでもないため、映画祭事務局から正式参加を認められない。いくつかの記者会見場にもぐりこみ、毎日、ホテルの部屋から事務局に電話をかけるが、相変わらずナシのつぶてで、部屋に閉じこもる日々が続く。退屈まぎれにベッドの上でのぞくオペラ・グラスには、1950年代の華やかな映画スターたちの姿が次々に映し出される。カンヌ映画祭を舞台にドキュメンタリー・タッチで描いた、不思議な魅力をたたえた異色作。

(c) PIC Film SA, RSI Radiotelevisione svizzera

1981年/スイス/54分/16mm 協力:アテネ・フランセ文化センター
監督:ダニエル・シュミット
出演:ビュル・オジエ/キラ・ニジンスキー/ボブ・ラフェルソン
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企画:尾関成貴(京都シネマ、MOVIE UPDATE)

主催:京都みなみ会館

協力:WOWOW、バナナピーチ、モンキータウンプロダクション、アテネ・フランセ文化センター、
DECADE、PIGDOM、ガケ書房、Book Fabulous、カフェパラン、京都シネマ

4コマ「こねこら、エイゼンシュテインの『イワンの雷帝』を語る」◇映画「ユーリー・ノルシュテイン エイゼンシュテインの『イワンの雷帝』を語る」より


「ユーリー・ノルシュテイン エイゼンシュテインの『イワンの雷帝』を語る」
5/11(土)〜5/17(金)上映 詳細>>

4コマ「猫ボリウッド4」 ◇映画「ボリウッド4」より

「ボリウッド4 ザッツエンターテイメント+1」詳細>>

4コマ「the Future of cats」 ◇映画「the Future」より


「the Future」公式サイト>>

4コマ「猫しんしんしん」 ◇映画「しんしんしん」より

「しんしんしん」公式サイト>>

終了【舞台挨拶4/20(土)】4/20(土) – 26(金) 「しんしんしん」

4/20(土) – 26(金) 「しんしんしん」

 【舞台挨拶緊急決定!(予定)】
4/20(土) 18:35-の回上映前 「しんしんしん」主演:石田法嗣さん 出演:我妻三輪子さん 奥津裕也さん 中村有さん 眞田康平監督

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しんしんしん

東京藝術大学で黒沢清に師事した新鋭・眞田康平監督が、日本の音楽史に名を残す伝説のバンド「はっぴいえんど」の名曲「しんしんしん」にインスピレーションを受けて撮り上げた初監督作。行くあてのない人々が集まってできた「家族」が、町から町をめぐる姿を描いたロードムービー。高校生の朋之は、それぞれが訳ありの過去を抱えた者たちが寄り集まってできた「家族」とともに的屋をして暮らしていた。ある時、そんな家族にユキという女性が加わるが、家が取り壊しにあい、一家は帰る場所をなくしてしまう。朋之らは、それぞれの行き先を探し求めてトラックで巡業の旅に出るが……。

 

2011年/日本/135分 配給・宣伝:諸田創 
監督:眞田康平 
出演:石田法嗣/我妻三輪子/佐野和宏/奥津裕也/神楽坂恵

【料金】
一般/1,500円 学生/1,300円 会員/1,000円 

 

 

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