最新情報カテゴリー 4月, 2014

9/21(土)『We Can’t Go Home Again』加藤幹郎氏ゲストトーク
 

9/21(土)『We Can’t Go Home Again』加藤幹郎氏ゲストトーク
映画批評家、映画学者・京都大学大学院教授の加藤幹郎氏にお越し頂きました。ニコラス・レイ監督作品『We Can’t Go Home Again』(1973年) についての講演をしてくださいました。当日講演の内容は動画でどうぞ。

 『We Can’t Go Home Again』加藤幹郎氏講演
4コマ「CAT237」 ◇映画「ROOM237」より

「ROOM237」公式サイト>>

4/26(土)〜5/9(金)上映!

【終了】4/26(土)より一週間限定上映! 『ミトン+』『チェブラーシカ』

4/26(土)-5/2(金) 『ミトン+』『チェブラーシカ』
ロマン・カチャーノフ最高傑作4本一挙上映! ミトンから、ロシアから届いた思わずぎゅっと抱きしめたくなる、日本初公開作品含む珠玉の4本!そしてロシア史上、最も愛される人形童話、チェブラーシカを35mm上映致します!

連日:11:00-上映    連日:12:10-上映  

 

 

 

◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

チェブラーシカ 
1969年、71年、74年、83年/ロシア/73分/三鷹の森ジブリ美術館/35mm 監督:ロマン・カチャーノフ
「この街には一体どれくらいいるんだろう。ひとりぼっちの人が」ふたりの優しさが今、この街に、ささやかな幸せを生み出してゆく——。詩情ゆたかな童話的世界を舞台に、動きの細部にまで人間の心をそそぎ込まれた人形たちが、愉快に働き、歓びをわかち合い、哀しみにふれ、無責任さに怒る。一見無邪気なエピソードに惹き付けられる一方で、描かれるのは現代にも通じる社会のひずみと、この世界の幸せのかたち。公開から約40年たった今もなお、ますます人々を魅了するこの古典的名作には、“かわいい”だけで終わらせることのできない、時代と国境を越えた生命力が満ちている。35mmフィルム上映。
公式HP:チェブラーシカ

オレンジの木箱に閉じ込められて、遠い南の国からやってきた、大きな耳の小さないきもの。起こしてもすぐに倒れてしまうので「チェブラーシカ(ばったりたおれ屋さん)」と名づけられたこの正体不明のいきものは、動物園にも受け入れを拒否され、都会の片隅の電話ボックスで暮らしていた。そんな彼が出会ったのは、動物園で働く、一人暮らしの孤独なワニ・ゲーナだった。

◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

ミトン+ 
監督:ロマン・カチャーノフ 配給:モブコ、ポニーキャニオン

2014年にソチ五輪を控え、注目の高まるロシア。最高傑作『ミトン』に日本初公開の2 作品を加え、スクリーンでロシア人形アニメーションの技術力の高さと想像力の豊かさに触れることができます。普遍的な物語と繊細な感情表現、キャラクターの愛くるしさは時代を超えてなおも人々をひきつけてやみません。

■こねこのミーシャ
 <日本初公開>
1963 年/11分
ある日、ミーシャの家が取り壊されてしまい…。

 ■ミトン
1967年/10分
雪の日に起こった奇跡のファンタジー。多数、国際映画祭受賞作。
 ■迷子のブヌーチカ
 <日本初公開>
1966年/20分
 ■レター
1970 年/10分
(C)MITTEN+ PROJECT
 公式HP:ミトン+

【料金】
当日:一般/¥1,300 学生/¥1,000 会員・小・中・高/¥1,000  ※シニア/1,100円
当日2回券:2,000円

【親子割】
小学校6年生までのお子さまと一緒にご鑑賞で大人1,000円、子供500円に割引き致します!

 

※消費税率引き上げに伴い2014年4月1日よりの映画鑑賞料金につきまして、料金の見直しをさせていただくことになりました。
詳しくはこちらをご参照ください。


【消費税引きあげに伴う料金改定のお知らせ】
【お知らせ】
消費税率引き上げに伴い2014年4月1日よりの映画鑑賞料金につきまして、
下記の通り見直しをさせていただくことになりました。
ご利用のお客様には何卒ご理解をいただき、今後とも変わらぬご愛顧を賜りますよう、よろしくお願い申しあげます。
◆シニア割引・各種サービスデー(ファースト・デー毎月1日、マン・デー月曜男性、レディース・デー水曜女性)  
 現行料金に¥100を追加し、¥1,100に改定いたします。
※会員の方は現行料金を据え置き、改定はございません。

◆夫婦50割引、ペア割火曜男女問わず、
 現行料金に¥200を追加し、2,200円に改定いたします。 ※どちらかが会員の場合は2,000円
---------------------------------
京都みなみ会館
2014.4.20 更新のお知らせ

上映作品ページ「女の穴」を掲載しました。

________________________________

前売・先着特典一覧ページに以下の作品を掲載しました。

「ホドロフスキーのDUNE」…全国共通鑑賞券¥1,500 特典付
「リアリティのダンス」…全国共通鑑賞券¥1,500 特典付
2作品同時購入…アレハンドロ・ホドロフスキー監督による自画像イラストのトートバッグ(限定数)

1作品ご購入…オリジナルポストカード(限定数)

「猫侍」 先着入場者プレゼントあり
◆第一弾 4/26(土)~【蔵出し玉之丞】いやし猫DVD

◆第二段 5/3(土)~ 玉之丞様のオリジナルトートバッグ

※いずれも無くなり次第、配布終了となります。

【終了】4/5(土)~25(金)『神さまがくれた娘』

4/5(土)~25(金)ロードショー!神さまがくれた娘』  
4/5(土)来場者プレゼント&4/6(日)抽選プレゼントがございます!
プレゼントの配布は終了いたしました。

 

プレゼント①

4/5(土)初日15:40- 
【ブレスレット】
初日来場者先着 10名様

インド雑貨通販「ティラキタ」より、インドのシンプル紐ブレス「ラーキー」をプレゼント!

プレゼント②

4/6(日)15:40-
インド産プレミアムコーヒー豆】
抽選 2名様

インドの最高級豆を日本の「匠」の技でこだわり焙煎してお届けする「クリシュナ・コーヒー」より、ご提供!
スタイリッシュな缶入りでサンプル豆と携帯ドリッパーのセットを抽選で2名様にプレゼント!

 

 

 『神さまがくれた娘』

チョコレート工場で働くクリシュナは、6歳児程度の知能しか持っていないが、嘘のつき方も知らない正直者でみんなに愛されていた。そんな彼も結婚をし、娘ニラーを授かるが、妻のバーヌマティは二人を残して亡くなってしまう。クリシュナは、周囲の助けを借りながら、ニラーは素直で可愛らしい5歳の女の子に成長した。そんなある日、町の有力者であるバーヌマティの父は、クリシュナ親子の存在を知り、「子どものような親に子育てはできない」と、ニラーを連れ去ってしまう。クリシュナはニラーとの穏やかな毎日を取り戻すことができるのか。そして、ニラーの幸せを心から願うクリシュナが初めてついたあまりにも切ない嘘とは…。南インドの牧歌的な美しい自然を背景に親子の深い愛が、ぬくもりに溢れた涙を届けます。

2011年/インド/149分/太秦
監督: A.L.ヴィジャイ
出演: ヴィクラム/ベイビー・サーラー/アヌシュカー/アマラー・ポール/ナーセル

「神さまがくれた娘」公式サイト
http://www.u-picc.com/kamisama/

【料金】 一般:1,800円/学生1,500円/会員1,200円/シニア1,100円

 

4コマ「猫猫侍」◇映画「猫侍」より

「猫侍」公式サイト>>

4/26(土)〜5/9(金)上映!

【終了】【オールナイト上映】4/26(土)《真夜中のサスペリアナイト》 5/4(日)『ダリオ・アルジェントのドラキュラ』 対談ゲストトーク決定!!! 

2014.4.26(土)
開場/23:15 開始/23:30
(翌6:40終了予定)
 オールナイト上映 

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

5/3(土) 遂に公開される『ダリオ・アルジェントのドラキュラ』のオープニングイベントとして、イタリアンホラーの巨匠ダリオ・アルジェント監督の代表作『サスペリア』を含めたオールナイト上映を決行します!!上映前には当館お馴染み、夢人塔・浅尾典彦氏による、アルジェント映画&80年代ホラー映画ブームについての解説トーク付!

23:30~
ゲスト・トーク:夢人塔・浅尾典彦さん

企画プロデューサー、ライター、専門学校講師など多彩なメディアで活躍中!

1962年、大阪生まれ。1970年代よりSF・アニメ・ファンタジー・ホラーなど“ジャンル映像”専門「夢人塔」の代表として、関西を中心に多彩なメディアで活躍する。著書に『マンガライトノベル入門』『アリス・イン・クラシックス』『アニメ・特撮・SF・映画メディア読本 ジャンルムービーへの招待』など。最近では、B級映画を見ながら画面に突っ込む、大阪のシアターセブンにて行われる恒例イベント「グラインド・カフェ」や「ホラーマニアックス」など映画祭も多数主催している。

【上映作品】
◆サスペリア  0:45~
1977年/イタリア/99分/メダリオンメディア 監督:ダリオ・アルジェント
出演:ジェシカ・ハーパー/アリダ・ヴァリ/ジョーン・ベネット/ステファニア・カッシーニ/ウド・キア/ミゲル・ボゼ/フラヴィオ・ブッチ
ヨーロッパのバレエ学校に入学したスージーを待ち受けていた奇怪な体験。次々と殺人が起こる中、彼女は学校に魔女が棲んでいる事を突き止める。世界中から強い支持を集め続けるプログレッシブ・ロックバンドのゴブリンが奏でる音楽が、原色に近い派手な色彩で描かれる画面と合わさり、スタイリッシュに造り上げる。本作は一世を風靡し、その手法は以後のイタリアン・ホラーに大きな影響を与えた。

© 1977 SEDA SPETTACOLI S.P.A. © 2004 CDE / VIDEA 

◆サスペリアPART2 《完全版》  2:40~
1975年/イタリア/126分/TCエンタテインメント 監督:ダリオ・アルジェント
出演:デヴィッド・ヘミングス/ダリア・ニコロディ/ガブリエル・ラビア/マーシャ・メリル/ニコレッタ・エルミ
鋭利な刃物で切り裂かれる肉体、熱湯でただれる顔、奇怪なからくり人形など、ショッキング描写が全編を彩るサスペンス・ホラー。ローマで起こる猟奇連続殺人事件に巻き込まれた英国人のピアニストが、自ら謎を解こうと事件に挑むが、関係者が次々と犠牲になる。最後に彼がたどり着いた真相は、想像を絶するものだった!「サスペリア」のヒット後公開されたため、“PART2”の邦題がつけられたが、関連性はまったく無い。シトヘス国際恐怖映画祭グランプリ受賞作。


© 1974 MEDIATRADE

◆アクエリアス  5:05~
1986年/イタリア/91分/企画協力:株式会社ニューライン、株式会社ハピネット、Fantastic Messenger 夢人塔
監督:ミケーレ・ソアヴィ 出演:デヴィッド・ブランドン/バーバラ・クピスティ/ロバート・グリゴロフ/マーティン・フィリップ/リチャード・バークレイ
新人女優アリシアはホラー・ミュージカルのリハーサル中に足を負傷して病院に担ぎ込まれる。そこには精神異常の連続殺人犯が監禁されていた。脱走した殺人犯は彼女を搬送した劇団仲間を殺害して逃走する。その後、退院したアリシアは再びリハーサルに戻る。早速舞台に上がって稽古を始めると、そこで本物の殺人が起こってしまう。フクロウの仮面をつけた殺人鬼による凶行を、イタリアン・ホラーの第一人者ダリオ・アルジェントの愛弟子ミケーレ・ソアヴィが師匠ゆずりの恐怖演出で見せる監督デビュー作。


©1986 FILMIRAGE PRODUCTION S.R.L.

【料金】
当日一般/2,200円
学生・会員/2,000円

整理番号付前売券/2,000円
前売券は、ネット予約も受け付け中!
※整理番号は、101~140番までのお取扱いとなります。
以下のフォームへお進みください。
https://ssl.form-mailer.jp/fms/9d8f152a295072 

※全てデジタル上映

◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

5/3(土)~23(金)ロードショウ!

「ダリオ・アルジェントのドラキュラ」

2012年/イタリア、フランス、スペイン/110分/ アンプラグド/R18

監督・脚本:ダリオ・アルジェント 出演:トーマス・クレッチマン/アーシア・アルジェント/マルタ・ガスティーニ

1893年、トランシルヴァニア。ジョナサン・ハーカーは、妻・ミナの友人にドラキュラ伯爵の家での図書館司書の仕事を紹介してもらうため、ある小さな村を訪れる。数日遅れてミナも村に到着するが、夫が数日間戻って来ないことを知り、不安に駆られたミナは、夫に会うためにひとりドラキュラ伯爵の城へと向かう。しかし、全ては400年以上前に命を落とした愛おしき妻と瓜二つのミナを手に入れるための、ドラキュラ伯爵の罠だった…。血しぶき、美女、エロス…ホラーファンの期待を見事に彩る! 『サスペリア』のイタリアンホラーの巨匠ダリオ・アルジェントがブラム・ストーカーの古典小説「ドラキュラ」を映画化。 

【料金】当日一般/1,800円 学生/1,500円 会員/1,200円 シニア/1,100円

 

  『ダリオ・アルジェントのドラキュラ』
対談ゲストトーク決定!!!  

5/4(日)19:00~
矢澤利弘氏(広島経済大学教授・アルジェント研究会代表)
夢人塔・浅尾典彦氏

矢澤利弘氏

早稲田大学商学部卒業後、日本経済新聞社を経て、監査法人伊東会計事務所に所属し、会計監査およびコンサルティング業務に従事する。その後米国系通信社ブルームバーグ・ニュースにおいて映像メディア業界担当記者として活躍。早稲田大学大学院アジア太平洋研究科国際経営学専攻修了(MBA取得)後、(株)アルジェントを設立し、情報開示や映像ビジネスの諸問題等についてのコンサルティングを行う。雑誌等に論評を寄稿するなど、映画批評家として幅広く活動している。

 

 

 

【終了】4/26(土)・27(日)『KYOTO BLACK ~黒のサムライ~』舞台挨拶あり!

 

 4/26(土)・27(日)2日間限定上映!
『KYOTO BLACK ~黒のサムライ~』  

—— ◇ —— ◇ —— ◇ —— ◇ —— ◇ —— ◇ —— ◇ —— ◇ —— ◇ —— ◇ —— ◇ —— ◇ 

舞台挨拶(予定)

◆4/26(土)19:15-上映前、

本宮泰風さん・山口祥行さん松田一三さん
吉田由一監督

◆4/27(日)13:40-上映前、

本宮泰風さん山口祥行さん・松田一三さん
吉田由一監督

※両日、開館時間10:30より、受付にて当日入場整理券を配布いたします。
※登壇者は予告無く変更になることもございますのであらかじめご了承ください。

 

 

 

本宮泰風
1972年生まれ。俳優の兄・原田龍二の芸能界入りをきっかけにスカウトされ、1994年、ドラマ『シュプールは行方不明』でデビュー。映画『JOHNEN 定の愛』ほか、多くの映画、ドラマ、舞台、Vシネマに出演している。トリプルエー所属。

山口祥行
1971年生まれ。ジャパンアクションクラブ  在籍時にスタントマンをしていたことから、吹き替えなしのアクション・殺陣・スタントを行う。映画『新 影の軍団シリーズ』では主要キャストとして全作に出演する等、映画・TV・声優と多岐にわたり活躍する。RIKIプロジェクト所属。


松田一三
1966年生まれ。「KUMISO/組葬」で主演を務めるなど、大河ドラマ、任侠映画で活躍。プロダクションノータイトル所属。

吉田由一
関西を中心に活躍するロックバンドEL DRAのメインボーカルとギター、シーケンサーのプログラミングを務める中心的存在。また、俳優として映画やvシネマなどでも活躍する他、映画監督も務める。
EL DRAオフィシャルサイト  

 

—— ◇ —— ◇ —— ◇ —— ◇ —— ◇ —— ◇ —— ◇ —— ◇ —— ◇ —— ◇ —— ◇ —— ◇ 

私たちは、暴力に屈しない。

KYOTO BLACK ~黒のサムライ~』

建設業を営む青年実業家の織田 尊議(本宮 泰風)は、誠実で正義感のある人柄で人々に慕われていた。その彼には、京都に蔓延る悪党を懲らしめる武闘集団のリーダーという、もう一つの顔があった。
ある日、天平協同組合から加入を嘆願される。目的は、岡本建設グループを阻止して公共工事の落札をすること。岡本建設の岡本は脅迫まがいの圧力で業界で幅をきかせていた。実はその背後に関西最大の暴力団 足利会の黒松が暗躍しているのであった。それに対抗する織田達に右翼団体 大日本菊水会の中村が加勢し、いろいろな人間を巻き込む攻防戦が繰り広げられていく。

2014年/日本/75分/株式会社アイロードジャパン
監督・脚本:吉田 由一
出演:本宮泰風/寺島進/白竜/大沢樹生/中野英雄/山口祥行
松田一三/ケントキム/シーザー武志/浪花ゆうじ/EL DRA

【料金】 一般/1,800円 学生/1,500円  会員/1,200円 シニア/1,100円 
◆前売券<1,500円>当館窓口にて販売中!

【終了】4/12(土)1週間限定上映『神奈川芸術大学映像学科研究室』

“組織の理不尽”をシニカルに描いた、オフビート・ブラック・コメディ!

特別割引あり☆
各大学・専門学校の映像学科学生・職員の方は鑑賞料金を¥1,000円に割引いたします。
※ご入場の際、学生証・職員証をご提示くださいませ。 
一般¥1,500/学生¥1,300/シニア¥1,100/会員¥1,000 

―諸般の事情により、インペイすることを報告します。―

イントロダクション
架空の大学を舞台に、社会人なら誰もが思い当たる”組織の理不尽”を描く『神奈川芸術大学映像学科研究室』。本作は、東京藝術大学大学院映像研究科第7期修了制作として制作された学生映画でありながら、社会を見透かしたようなオフビートなストーリー展開や笑いのツボを押さえた人物描写で、これまでの“学生映画”の枠を大きく超えた、質の高いエンターテインメント作品として異彩を放つ。

監督は、黒沢清、大森一樹という2大監督に師事した新鋭・坂下雄一郎。
「東京藝術大学大学院映像研究科修了制作」として制作された本作は、SKIPシティ国際Dシネマ映画祭2013で審査員特別賞を受賞。さらに“SKIPシティDシネマプロジェクト”第4弾作品に選出され、劇場公開が実現した。
教授陣に振り回される主人公・奥田には『ニュータウンの青春』『東京プレイボーイクラブ』の飯田芳。『彩~aja~』でモナコ国際映画祭最優秀新人賞を受賞した笠原千尋、『桐島、部活やめるってよ』の前野朋哉ほか、全員がハマリ役ともいうべき見事なキャスティングも見逃せない。
社会の理不尽さをシニカルな視点で捉えたリアルな人間模様は、オフビート・ブラック・コメディを奏でることで観た者すべてに笑いを誘う!

ストーリー
神奈川芸術大学映像学科の助手・奥田は、事なかれ主義の教授陣と問題ばかり起こす学生との間で、板ばさみの日々を過ごしている。そんなある晩、奥田は学生が大学の機材を盗みだす現場に遭遇。事件が表沙汰になることを恐れた教授陣は、ウソの報告書の作成を奥田に指示する。しかしその報告書をきっかけに事態は思わぬ方向へと進んでいく…。

 

2013年/日本/70分/デジタルSKIPステーション
監督:坂下雄一郎
出演:飯田芳/笠原千尋/前野朋哉/宮川不二夫/高須和彦
神奈川芸術大学映像学科研究室公式サイト

« 前ページへ次ページへ »

ページの先頭へ