最新情報カテゴリー 9月, 2017

【終了】【舞台挨拶あり】9/23(土)公開!『米軍(アメリカ)が最も恐れた男 その名は、カメジロー』



2017/9/23 (土) ~10/13(金)
※10/7(土)~9(月・祝)休映
 

なぜ、沖縄の人々は声を上げ続けるのか、その原点はカメジローにあった━。



米軍(アメリカ)が最も恐れた男
その名は、カメジロー

舞台挨拶決定!

〈登壇ゲスト〉

◆9/23(土)・24(日)連日10:30の回上映後
内村千尋さん(瀬長亀次郎さんの次女、不屈館館長)
佐古忠彦監督

 
   


内村 千尋 ウチ
ムラ チヒロ 

瀬長亀次郎さんの次女、不屈館館長
不屈館とは…
沖縄の祖国復帰と平和な社会の実現を目指して命がけで闘った、瀬長亀次郎(元衆議院議員)が残した膨大な資料を中心に、沖縄の民衆の戦いを後世に伝えようと設立された資料館

 


佐古 忠彦 サコ タダヒコ

1988年 TBS入社
1996年~2006年 筑紫哲也NEWS23
2006年~2010年 政治部
2010年~2011年 Nスタ
2014年~2017年 報道LIVEあさチャン!サタデー、Nスタニューズアイ
2013年~ 報道の魂(現 JNNドキュメンタリー ザ・フォーカス)プロデューサー
近年では
2013年 「生きろ~戦場に残した伝言」
2014年 「生きろ~異色の司令官が伝えたこと」「茜雲の彼方へ~最後の特攻隊長の決断」
2015年 「戦後70年 千の証言スペシャル 戦場写真が語る沖縄戦・隠された真実」
2016年 報道の魂SP「米軍が最も恐れた男 ~あなたはカメジローを知っていますか」などを制作

 
 
 

米軍(アメリカ)が最も恐れた男
その名は、カメジロー
2017年/日本/107分
監督:佐古 忠彦
公式サイト⇒http://www.kamejiro.ayapro.ne.jp
(C)TBSテレビ

 
 

アメリカ占領下の沖縄で米軍に挑んだ男、瀬長亀次郎のドキュメンタリー
第二次大戦後、米軍統治下の沖縄で唯一人”弾圧”を恐れず米軍にNOと叫んだ日本人がいた。「不屈」の精神で立ち向かった沖縄のヒーロー瀬長亀次郎。民衆の前に立ち、演説会を開けば毎回何万人も集め、人々を熱狂させた。彼を恐れた米軍は、様々な策略を巡らすが、民衆に支えられて那覇市長、国会議員と立場を変えながら闘い続けた政治家、亀次郎。その知られざる実像と、信念を貫いた抵抗の人生を、稲嶺元沖縄県知事や亀次郎の次女など関係者の証言を通して浮き彫りにしていくドキュメンタリー。

 

 

鑑賞料金 
一般/1,800円 学生/1,500円 シニア/1,100円小・中・高校生/1,000円
月曜マン・デイ/男性のお客様 1,100円
火曜ペア割引き(男女問わず お二人で)/2,200円
水曜レディース・サービス1,100円

 

 

 
【終了】【特別先行上映会&ミニライブ supported by BOROFESTA】 9/30(土)開催!『MOTHER FUCKER』

 

 

 

 特別先行上映 supported BOROFESTA


アンダーグラウンド・レーベル『Less Than TV』のドキュメンタリー映画

“MOTHER FUCKER”

楽しい、ことだけ!!ぶちかませ!!

 

 

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京都のミュージックフェスティバル、〈ボロフェスタ〉のサポートにより、

京都みなみ会館にて“MOTHER FUCKER”特別先行上映が開催決定!!

 
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谷ぐち順 JUN(WARHEAD) 飯田仁一郎(BOROFESTA)

 

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MOTHER FUCKER
2017年/日本/98分/日本出版販売
監督:大石規湖
出演:谷ぐち順/YUKARI/谷口共鳴  and more more more

 Less Than TVって何なんだよっ!?
〈最低〉だから〈最高〉すぎる!面白いことだけを追求して25年。
1992年の立ち上げ以来 、25 年に渡ってアンダーグラウドで活動を続ける音楽レーベル
“ Less Than TV”。このレーベル代表である谷ぐち順とその妻YUKARI、息子共鳴 (ともなり)と、その仲間たちとの姿を追ったドキュメンタリー映画。はみだし者たちを惹きつける魅力とは一体何なのか?!


 
 
【終了】【9/30(土)オールナイト上映】《Oh! Teenager Night》

2017/09/30 sat.
open/23:00 start/23:15

Oh! Teenager Night

 

当日券ございます!

一般2,700円 学生2,400円

上映作品

グッバイ、サマー20センチュリー・ウーマンキングス・オブ・サマー

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◇4コマ「Viva!公務員猫」◇映画「Viva!公務員」より


9/25(月)~10/6(金) 『Viva!公務員』

【終了】【特集上映】9/16(土)~29(金)開催!《イタリアネオ+クラッシコ映画祭2017》

9/16(土)~29(金)開催!

イタリアネオ+クラッシコ映画祭2017


イタリア映画が誇る現代の

古典(ネオクラッシコ)と永遠の古典(クラッシコ)。

デジタル・リマスターで10作品一挙上映!

◆当日料金◆
般1,500円、学生1,300円、シニア1,100円、会員・小・中・高1,000円 

◆前売料金◆
前売1回券1,300円、前売2回券…2,200円

 

 9/18(月・祝)13:05  9/21(木)13:05 
   

ウンベルトD
1952年/89分/モノクロ
監督:ヴィットリオ・デ・シーカ
出演:カルロ・バッティスティ、マリア・ピア・カジリオ、リナ・ジェンナーリ

観客の涙腺を弛める術で右に出る者なき名匠、デ・シーカが父親、ウンベルト・デ・シーカに捧げた珠玉作。生活に窮し、犬を連れてさまよいゆく哀れなおじいさんの姿を端正に、切々と描ききる。大戦終盤から直後の庶民の生きる姿と魂のありようを映し出したネオレアリズモ作品の中でも、デ・シーカはエモーショナルなインパクトをつきつめ、パトスをぐいぐい揺さぶる。痛切極まりなく、溢れる涙が止まらない。
 9/18(月・祝)14:50  9/28(木)17:40 
   

三月生まれ
1958年/111分/モノクロ
監督:アントニオ・ピエトランジェリ
出演:ジャクリーヌ・ササール、ガブリエーレ・フェルゼッティ

50~60年代にかけて秀作を連打した才人ピエトランジェリの長編第4作。気まぐれでわがままな17歳の娘フランチェスカは、街なかで知り合った20歳年長の建築士サンドロと衝動的に結婚してしまう。奔放な性格で夫を翻弄するフランチェスカだが、やがて結婚生活の難しさを認識し始め……喜劇のオブラートに包まれた苦いドラマ。題名は、気候不順を表現する諺「三月はいかれている」から採られている。
 9/17(日)12:05  9/27(水)17:40 
   

気ままな情事
1965年/123分/モノクロ
監督:アントニオ・ピエトランジェリ
出演:ウーゴ・トニャッツィ、クラウディア・カルディナーレ

“浮気”をテーマにくりひろげられる、ある夫婦の艶喜劇。舞台は、イタリア北部のブレーシャ。帽子工場の社長アンドレアは、ふとしたきっかけから美しい妻マリア・グラツィアの浮気を疑い始める。妻の浮気現場を妄想するあまり、やがて夫はノイローゼ気味になっていき…。美しいドレスに身を包んだ、色気たっぷりのカルディナーレがたまらない。音楽は、イタリア式喜劇を数多く手掛けたアルマンド・トロヴァヨーリ。
 9/19(火)13:05  9/23(土)12:45 
   

狂った夜
1959年/93分/モノクロ
監督:マウロ・ボロニーニ
出演:ジャン=クロード・ブリアリ、エルサ・マルティネッリ、アントネッラ・ルアルディ

ローマ郊外の貧しく、明日なき若者たちの破天荒な生を愛したパゾリーニの短編をベースに作家自身が脚本を書き、ボロニーニが映画化した第1作。不敵な台詞を吐き散らすケチな泥棒たちの刹那的な一日の物語を、ピッチョーニのお洒落なラウンジ・ミュージックに乗せ、スキャッフィーノ、ルアルディ、マルティネッリ、ドモンジョら、役柄の娼婦やメイドにはおよそ似つかわしくない美の競演で魅せる、夢のようにはかない作品。
 9/16(土)14:15  9/22(金)15:10  9/25(月)17:40 
   

汚れなき抱擁

1960年/108分/モノクロ
監督:マウロ・ボロニーニ
出演:マルチェッロ・マストロヤンニ、クラウディア・カルディナーレ

ヴィタリアーノ・ブランカーティの小説に基づき、原作の時代背景(ファシズム期にあたる1930年)を戦後に移し替えて翻案した作品。脚本執筆にはパゾリーニが参加している。ローマで学生生活を送ったアントニオ(マストロヤンニ)が、シチリアのカターニャにある実家に帰省する。“男らしい”富裕な家系の生まれの美青年で、女たちの憧れの的でもある彼は、バルバラという娘に一目ぼれし結婚するが……。ロカルノ国際映画祭グランプリ受賞。
 9/16(土)12:05  9/21(木)14:50  9/29(金)17:40 
   

わが青春のフロレンス
1970年/107分/カラー
監督:マウロ・ボロニーニ
出演:マッシモ・ラニエリ、オッタヴィア・ピッコロ、ティナ・オーモン

19世紀末のこよなく美しいフィレンツェを舞台に、時にフェルメールを思わす精緻な絵画的様式美と、郷愁に溢れ、豊潤なロマンティシズムを湛える世界の中でモリコーネの流麗な旋律に導かれるように物語がよどみなく展開し、役者がそれぞれしなやかな演技を見せて、映画の醍醐味を存分に味わわせてくれる銘品。階級闘争に揺れる動乱の時代をひたむきに生きてゆく若い夫婦の姿が愛おしい、名匠ボロニーニの最高傑作。
 9/17(日)14:20  9/22(金)13:05 
   

愛の果てへの旅
2004年/104分/カラー
監督:パオロ・ソレンティーノ
出演:トニ・セルヴィッロ、オリヴィア・マニャーニ、アドリアーノ・ジャンニーニ

ガッローネと並んで現イタリア映画界が誇る鬼才ソレンティーノが撮影にルカ・ビガッツィを迎え、その名を一躍世界に知らしめた名品。この一作で観る者を煙に巻き、心を捉えて、今やひく手あまたの名優、トニ・セルヴィッロがだんまりを決める怪演と、スタイリッシュな映像美、秀逸な音楽センスで、謎めいた男の果てなき孤独と奇妙な愛の軌跡が描かれる。サスペンスの根底に秘められたロマンティシズムが哀しい。
 9/20(水)14:50  9/26(火)17:40 
   

ロベレ将軍 
1959年/140分/モノクロ
監督:ロベルト・ロッセリーニ
出演:ヴィットリオ・デ・シーカ、ハンネス・メッセマー、サンドラ・ミロ

第二次大戦末期のレジスタンスの英雄、デッラ・ロベレ将軍にまつわるきわめて奇異でイタリア的な実話をネオレアリズモの旗手、ロッセリーニが軽妙に、劇的に描く、『無防備都市』をひっくり返したような異色のヒューマンドラマ。その弛まざる演出に応えた役者、デ・シーカが渾身のアンチヒーローを体現し、最低の詐欺師の中にも奇跡的に芽生える正義感(ないし人間的使命感)を表して尋常ならざる感動を呼ぶ。
 9/20(水)13:05  9/24(日)12:30 
   

フェリーニの道化師
1970分/92分/カラー
監督:フェデリコ・フェリーニ
出演:フェデリコ・フェリーニ、アニタ・エクバーグ、ピエール・エテックス

失われつつある道化師とサーカスの伝統に敬意を払った、哀しくも温もりに満ちた虚実混淆のフェリーニ流映像詩。フランスの俳優兼映画監督ピエール・エテックス、喜劇王チャップリンの娘ヴィクトリアらサーカスの世界と深いつながりを持つ人々の他、『甘い生活』(60)でヒロインを演じたアニタ・エクバーグもゲスト出演。ニーノ・ロータ作曲による哀感溢れるトランペットの音色も忘れがたい。
 9/19(火)14:50 
   

ゴモラ
2008年/137分/カラー
監督:マッテオ・ガッローネ
出演:トニ・セルヴィッロ、ジャンフェリーチェ・インパラート、マリア・ナツィオナーレ

ナポリ・マフィア、カモッラの実態を、著者が命を狙われるほど生々しく暴いたベストセラー・ノンフィクションをベースに、ガッローネの嗅覚と眼が、悪の病に冒された土地とそこに生きる人々の生態を描き出す。地元の素人劇団員や刑務所内劇団員に加えて本物の犯罪者をキャスティングし、息づかいや汗、舞いあがる土埃の匂いすらしそうな現実を、時に彼らと同じ目線で、時に叙事詩的パースペクティヴの中で捉えた究極の人間劇。

主催:マーメイドフィルム/イスティトゥート・ルーチェ・チネチッタ/配給:コピアポア・フィルム/ 宣伝:VALERIA

【特別興行】9月~12月開催《超大怪獣大特撮大全集SDX PART3》

来る11月、
『GODZILLA 怪獣惑星』公開!
2017年もまだ「怪獣」は終わらない!

そんな時だからこそ、そしてまだ観ることが出来る内に、
是非もう一度映画館の大スクリーンで観ておきたい、あの作品。
京都怪獣映画祭ナイト、ゴジラ誕生祭のスタッフがお贈りする、
怒濤の大怪獣大特撮映画連続上映、今年も懲りずに続けます!

今年も1年を3シーズンに分けて上映!
後半戦、怒濤のラインナップはコレ!


〈9月プログラム〉

海から山から襲い来る怪物!
大東京は死の決戦場!!
一瞬に大阪市街を焼きつくすガメラか!
ひと吹きで大坂城を凍らすバルゴンか!
琵琶湖水中の大激突!
しかし人類も負けてはいない!
人類VS怪獣の名勝負を描いた二大巨編を
ここに連続上映!

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◆9/23(土)…18:10-
◆9/24(日)…16:25-

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〈料金〉2,000円

※特別興行のため、招待券・ポイント満了カードはご利用いただけません。
※当日券をお求めの方は両日とも京都みなみ会館開館時間より、劇場窓口にて整理券発行。

入場順番:フリーパス⇒当日券

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フランケンシュタインの怪獣 サンダ対ガイラ
1966年/東宝/35mmプリント/88分
製作:田中友幸 監督:本多猪四郎 脚本:馬淵 薫、本多猪四郎 特技監督:円谷英二 音楽:伊福部 昭
出演:ラス・タンブリン、佐原健二、水野久美、伊藤久哉、田島義文、田崎 潤、中村伸郎、中島春雄、関田 裕ほか

大怪獣決闘 ガメラ対バルゴン
1966年/KADOKAWA/35mmプリント/101分
製作:永田雅一 監督:田中重雄 脚本:高橋二三 特撮監督:湯浅憲明 音楽:木下忠司
出演:本郷功次郎、江波杏子、夏木 章、藤山浩二、早川雄三、藤岡琢也、北原義郎ほか

主催:京都みなみ会館/株式会社キャスト/レジンシェフとうけけ団 

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆過去の上映◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
★2017年1~4月開催⇒超大怪獣大特撮大全集SDX PART.1
★2016年9~12月開催⇒超大怪獣大特撮大全集 DX PART.3
★2016年5~8月開催⇒超大怪獣大特撮大全集 DX PART.2

★2016年1~4月開催⇒超大怪獣大特撮大全集 DX PART.1
★2015年8~12月開催⇒超大怪獣大特撮大全集PART.2
★2015年3~7月開催⇒超大怪獣大特撮大全集PART.1
★2014年3~12月開催⇒日本怪獣特撮映画誕生60周年×京都みなみ会館50周年記念企画 大怪獣大特撮大全集
★2015年11/2開催⇒ゴジラ誕生祭2015 京都
★2015年11/2開催⇒Blu-ray BOX発売記念 映画館の大スクリーンで観る『帰ってきたウルトラマン』 HD Remaster2.0上映会

【終了】【キャンペーン有!】9/9(土)公開!『ウィッチ』


(c)2015 Witch Movie, LLC. All Right Reserved.

 

――2017年9月9日(土)公開

ウィッチ
THE WITCH
貴方はまだ、本当に恐ろしい “魔女映画(ウィッチ)”を知らない…。
(受賞歴) 
★ サンダンス映画祭 監督賞 ★ インディペンデント・スピリット賞 最優秀初監督作品賞 
★ インディペンデント・スピリット賞 最優秀初脚本作品賞 ★ エンパイア賞 最優秀作品賞
★ ボストン映画批評家協会 最優秀新人監督賞 ★ シカゴ映画批評家協会 Most Promising Filmmaker賞 
★ エンパイア賞 最優秀新人女優賞  ★ オースティン映画批評家協会 最優秀初監督作品賞 
★ ゴールデン・トマト賞 最優秀ホラー作品賞 ★ トロント映画批評家協会 最優秀初監督作品賞  
★ ロンドン映画祭 Sutherland Award賞 ★ ニューヨーク映画批評家オンライン 最優秀新人監督賞 
★ セントルイス映画批評家協会 最優秀ホラー/SF作品賞 ★ ゴッサム賞 Breakthrough Actor賞  
★ ブラム・ストーカー賞  最優秀脚本賞 (他多数受賞、2017/5/8現在)



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【終了】【9/23(土)オールナイト上映】《V-ZONE 洋画劇場 追悼 トビー・フーパー オールナイト》

2017/09/23 sat.
open/23:45 start/24:00 (5:25終了予定)

V-ZONE 洋画劇場

追悼 トビー・フーパー オールナイト


上映作品

マングラー悪魔の起源 -ジン-悪魔のいけにえ

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【終了】《フィルム世界旅行~フィルムが紡ぐ軌跡~PART.3》9/9(土)~15(金)一週間限定上映

フィルム世界旅行
~フィルムが紡ぐ軌跡~PART.3

9/9(土)~15(金)一週間限定上映

映画とフィルム。デジタル化の流れの中で、その関係が大きく変わりつつある今、フィルムで観ることによってこそ輝く作品を上映していきます。
昨年に上映したフェデリコ・フェリーニの『道』、アンドレイ・タルコフスキーの『ノスタルジア』等に続き、今回は激変する社会の中で懸命に生きる人々の姿を丹念に描いた二人の作家、ホウ・シャオシェンとジャ・ジャンクーの作品をお届けします。

時代と共に変わりゆく風景を捉えた2作を通して、フィルム独特の質感を存分に味わってみてください。

 


『悲情城市』 原題「悲情城市」

1945年8月15日、台湾。無条件降伏を告げる天皇の玉音放送が流れたその日、林家の長男、文雄(ウンヨン)の男子が誕生した。停電の最中、電灯がついた時に生まれた子であり、祖国復帰の喜びをこめて光明(グァンミン)と命名された。 林家の主、阿禄(アルー)は75才。4人の息子がいるが、次男は日本軍に徴用されて南洋から帰らず、三男は上海から生還したものの精神錯乱の状態。 幼い頃の事故で耳が聞こえぬ四男の文清(ウンセイ)は写真館を開いている。文清と同居する教師、呉寛榮(ウー・ヒロエ)とその仲間は理想の実現に情熱を燃やし、寛榮の妹の寛美(ヒロミ)と文清の恋が美しく咲いていく。 しかし祖国復帰の喜びも束の間、大陸から来た<外省人>と台湾の<本省人>の対立が、47年、<ニ・ニ八事件>となって、台湾を歴史的な悲劇に巻き込んでいく。

1989年/台湾/159分/35mm/ぴあ株式会社
監督:ホウ・シャオシェン
脚本:ウー・ニエンジェン/チュー・ティエンウェン
撮影:チェン・ホアイエン
編集:リャオ・チンソン
音楽監督:立川直樹/チャン・ホンイー
音楽:S.E.N.S.
出演:リー・ティエンルー/チェン・ソンヨン/カオ・ジエ/トニー・レオン/シン・シューフェン

1989年ヴェネチア国際映画祭金獅子賞
1989年台北金馬獎最優秀監督賞・主演男優賞

 


『プラットホーム』 原題「站台」

中国山西省の小さな町・汾陽(フェンヤン)。 文化劇団(文工団)のメンバーの明亮(ミンリャン)、瑞娟 (ルイジュエン)、張軍 (チャンジュン)、鐘萍 (チョンピン)は幼なじみ。 劇団の練習、地方巡業の旅と、いつも一緒の時間を過ごしていた。 1980年代半ば、自由化の波がこの小さな町にも押し寄せてくる。 政府の方針の変化で劇団への補助金が打ち切られ、劇団そのもののあり方も変わってしまう。 そして、彼ら4人の関係も不安定になっていく。 明亮、張軍、鐘萍の3人は、劇団に残り仲間たちと一緒に旅を続けるが、瑞娟だけは町に留まる。 それぞれが自分の生き方を探し始める。

2000年/香港・日本・フランス/151分/35mm/ビターズ・エンド
監督・脚本:ジャ・ジャンクー
撮影:ユー・リクウァイ
編集:コン・ジンレイ
音楽:半野喜弘
プロデューサー:リー・キットミン/市山尚三
出演:ワン・ホンウェイ/チャオ・タオ/リャン・チントン/ヤン・ティェンイー

2000年ヴェネチア国際映画祭最優秀アジア映画賞
2000年ナント三大陸映画祭グランプリ・監督賞
2001年ブエノスアイレス国際映画祭グランプリ

 

 

【料金】

一般1,500、学生・シニア・会員1,000、2回券2,500    
〇マンデイ(月曜男性)…1,100円均一
〇ペア割引(火曜男女問わず)…お二人で2,200円
〇レディース・サービス(水曜女性)… 1,100円均一
〇夫婦50割引(どちらかが50歳以上のご夫婦)…お二人で2,200円
※招待券使用不可

助成 龍谷大学社会学部共生社会研究センター 

【終了】【9/16(土)より再上映決定!】『「知事抹殺」の真実』



ご好評につき、9/18(月・祝)より再上映が決定致しました!
2017/8/26 (土) ~9/1(金)

 
収賄額0円、不可解な汚職事件を追って見えてきたのは―

「知事抹殺」の真実

 

舞台挨拶決定!

〈登壇者〉

◆8/27(日) 10:00-回上映後
安孫子亘監督、佐藤栄佐久さん

 
 
安孫子 亘 アビコ ワタル 

北海道小樽市出身 1982よりTV製作に関わり日本テレビ「太古の森の物語」 :ギャラクシー賞選奨、TBS「ダーウィンに消された男」: 日本民間放送連盟賞、テレビ東京「蜃気楼の王国」:日本民間放送連盟優秀賞 ・・・など受賞多数。 1995から2年にわたりアフリカ ケニアに移住。野生動物の映像制作に取り組む。帰国後は短編記録映像製作を経て、2011年より檜枝岐歌舞伎の背景を写し取った「やるべぇや」、会津の語り部を記録する「生きてこそ」、自然と生きるマタギの姿を描く「春よこい」と精力的に長編ドキュメンタリー映画を撮り続けている。
 
佐藤 栄佐久 サトウ エイサク

1939年福島県郡山市生まれ。福島県立安積高校、東京大学法学部卒業。 日本青年会議所での活動を経て1983年、参議院議員選挙初当選、87年大蔵政務次官。88年福島県知事選挙に出馬。初当選、5期18年の間、県民の絶大な支持を受け「地方分権・地域主権」の旗印の下、道州制、原子力エネルギー政策、数々の国策に真っ向から異議を唱え「闘う知事」と呼ばれた。 2006年、降って湧いたような「汚職事件」で辞任。逮捕。本映画はその背景と事実を描く。
 
 
 

「知事抹殺」の真実
2016年/日本/80分
監督:安孫子亘 出演:佐藤栄佐久
公式サイト⇒http://eisaku-movie.jp/
(C)「『知事抹殺』の真実」製作委員会

 
 

ひとりの知事が政治生命を絶たれた不可解な過程を、一次資料にもとづき映像化
2006年に突然の汚職事件で辞任した元福島県知事・佐藤栄佐久の真相に迫ったドキュメンタリー。1988年から5期18年にわたって福島県知事を務めた佐藤は、地方分権・地方主権の旗の下に国の政策に真っ向から意義を唱え、原発の安全神話にも疑問を呈するなど「闘う知事」として知られたが、06年9月、突然の収賄罪で失脚する。映画は、佐藤自身の証言により、東京地検特捜部によって作り上げられた架空の収賄罪やマスコミの偏向報道によって知事辞任から逮捕、有罪まで追いやられた当時の真実を白日の下に晒す。

 

 

鑑賞料金 
一般/1,800円 学生/1,500円 シニア/1,100円小・中・高校生/1,000円
月曜マン・デイ/男性のお客様 1,100円
火曜ペア割引き(男女問わず お二人で)/2,200円
水曜レディース・サービス1,100円

 

 

 

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