最新情報カテゴリー 12月, 2017
2017.12.27 (水) | カテゴリ:
特集上映

惑星ソラリス
Солярис
1/1[月・祝]13:00 | 1/4[木]12:45 | 1/6[土]10:30 | 1/12[金]10:00 |
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1972年/モノクロ&カラー/デジタル/シネスコ/160分
原作『ソラリスの陽のもとに』(スタニスワム・レム)
1972年カンヌ国際映画祭審査員特別賞他
世界SF映画史上に金字塔を打ち立てた作品である。海と雲に覆われ、生物の生存が確認されていない惑星ソラリス。だが、ソラリスの海は理性を持つと科学者たちは考え、何度も海と接触しようと試みたが失敗。宇宙ステーションは混乱に陥り、地上との交信が途切れてしまう。その調査のために派遣された心理学者クリスの目前に現れたのは、友人の死体に自殺した妻。さらに、残された二人の科学者は何かに怯えている・・・。極限状態にある人間の心に焦点を当て、哲学的命題を観客に投げかけてよこす。ちなみに未来都市の風景として映し出されるのは、東京都港区赤坂見附の立体交差。一人で見ては語りたくなり、誰かと一緒に見ては考える、そんな深い思索を呼び覚ます映画である。
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鑑賞料金:一般1,500円/シニア1,100円/学生1,000円
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2017.12.27 (水) | カテゴリ:
特集上映

僕の村は戦場だった
Иваново детство
12/30[土]11:00 | 1/3[水]13:30 | 1/9[火]12:50 |
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1975年/カラー/デジタル/スタンダード/110分
1962年ヴィネツィア国際映画祭サン・マルコ金獅子賞/サンフランシスコ国際映画祭監督賞
タルコフスキーの長編第一回監督作品。第二次世界大戦下のソビエト。カッコーの鳴く美しい村で、明るい陽光と戯れる12才の少年イワンはママから水をもらう。と、そこに銃声が響く。イワンは両親と妹をドイツ軍に殺され、一人ぼっちになってしまった。まだ、あどけなさの残る彼は、学校に通わせたいとの周囲の大人たちの思いをよそに、復讐心に燃えてパルチザンに協力し、危険をおかして敵の占領地域への偵察活動に従事するが・・。幼い者のこころをゆがめる戦争。激しい戦闘シーンと、少年の心に時折よみがえる平和な日々の対比の中で、戦争の悲惨さと虚しさが浮かびあがる傑作である。
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鑑賞料金:一般1,500円/シニア1,100円/学生1,000円
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2017.12.27 (水) | カテゴリ:
特集上映

アンドレイ・ルブリョフ
Андрей Рублёв
1/2[火]12:40 | 1/8[月・祝]10:00 | 1/10[水]12:05 |
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1967年/モノクロ&カラー/デジタル/シネスコ/182分
1969年カンヌ国際映画祭批評家連盟賞
時は15世紀初頭。モスクワのアンドロニコフ修道院で、信仰と絵画の修業を積んだアンドレイたち僧侶は、降りしきる雨の田舎道を急いでいた。彼らは道中、旅芸人が権力を風刺して捕えられるのを目撃した。圧制に苦しむ民衆を目の当たりにしてアンドレイの苦悩は深まる。ロシア最高の伝説的イコン画家アンドレイ・ルブリョフ(14世紀後半から15世紀前半)の生涯を描き、同時に当時のロシア社会をあぶりだす。10のエピソードにより、時代と人間、社会と民衆を重層的に積み上げて映画を構成し、歴史の真実に迫った意欲作。ロケ地となったウラジーミル、スズタリ、ノヴゴロドなどの古都も美しく印象的である。
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鑑賞料金:一般1,500円/シニア1,100円/学生1,000円
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2017.12.27 (水) | カテゴリ:
特集上映

鏡
ЗЕРКАЛО
1/2[土]10:30 | 1/4[木]10:30 | 1/6[土]13:40 | 1/10[水]10:00 |
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1975年/カラー/デジタル/スタンダード/110分
タルコフスキーの自伝的要素の濃い作品である。過去と現在を交差させる中から、<私>の記憶が蘇る。木立に囲まれた祖父の家で髪を洗う母。暮らしに困り宝石を売る母に従いて行ったこと。火事で納屋が燃えた年に家族の許から去っていった父。電話が突然鳴る。母の勤める印刷会社の同僚が誰かの死を知らせてきた。校正ミスで、アタフタした大人たちのことを思い出す。時として校正ミスは、命にもかかわる政治問題を引き起こした。第二次世界大戦、中国の文化大革命、宇宙開発、中ソ国境紛争など、激動の世界情勢も描かれ、心象風景が次第に形づくられてゆく。見た後、いつまでも余韻が残る不思議な魅力に溢れる作品である。ちなみに母のカットに流れるのは、タルコフスキー自らが詠む実父アルセニー・タルコフスキーの詩である。
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鑑賞料金:一般1,500円/シニア1,100円/学生1,000円
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2017.12.27 (水) | カテゴリ:
特集上映

ノスタルジア
NOSTALGHIA
35mm上映 12/31[日]11:00 | 1/5[水]13:25
デジタル上映 1/8[月・祝]10:00 | 1/11[木]10:00 | 1/12[金]13:00 |
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1983年/カラー/35mm、デジタル/ヴィスタ/伊・仏・ソ共同製作/126分 提供 ザジフィルムズ
脚本 タルコフスキーとトニーノ・グエッラとの共同脚本
1983年カンヌ国際映画祭創造大賞・国際映画批評家連盟賞・エキュメニック賞
イタリア、トスカーナ地方。モスクワの詩人アンドレイ・ゴルチャコフと通訳のエウジェニアは、18世紀ロシアの音楽家パヴェル・サスノフスキーの足跡を辿っていた。アンドレイは病に侵されている。村には世界の終末を憂え、家族ぐるみであばら家に閉じこもるドメニコがいた。彼はアンドレイに、「ロウソクの火を消さずに広場を渡る。それが世界の救済に結び付く」と言う・・・・。水、霧、光と言ったタルコフスキー作品に欠かせない要素で、混迷の世界とそれを憂える心を抒情的に描き出す。主人公アンドレイの読む詩は、タルコフスキーの父、アルセニー・タルコフスキーによるものである。なお、タルコフスキーは本作を機にイタリアに亡命した。
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鑑賞料金:一般1,500円/シニア1,100円/学生1,000円
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2017.12.27 (水) | カテゴリ:
特集上映

ストーカー
Сталкер
12/31[日]13:25 | 1/3[水]10:30 | 1/7[日]10:00 | 1/11[木]12:25 |
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1979年/カラー/35mm/スタンダード/155分
原作 『路傍のピクニック』(ストルガツキー兄弟)
タルコフスキーの名を世界映画史に刻印した作品である。SF愛好者なら知らぬ人のいないストルガツキー兄弟が、自らの原作をもとに脚本も執筆。隕石でも落ちたのか、大地に突然現れた空間<ゾーン>。その中には願掛けの<部屋>があると言われ、<ストーカー>と呼ばれる部屋案内人の三人の男たちがいた。雨、水、火などのタルコフスキー映画に欠かせない要素を駆使して、規制の多い当時のソビエト社会の暗喩と、そこに生きる人々の苦悩と未来への希望を描く。思索の愉悦を堪能できることだろう。
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鑑賞料金:一般1,500円/シニア1,100円/学生1,000円
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2017.12.27 (水) | カテゴリ:
特集上映

ローラーとバイオリン
КАТОК И СКРИПКА
12/30[土]11:00 | 1/3[水]13:30 | 1/9[火]12:50 |
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1960年/カラー/デジタル/スタンダード/46分
1960年ニューヨーク国際学生映画コンクール第一位
バイオリン大好き少年サーシャは、近所の少年たちにいじめられているところを、青年セルゲイに助けられる。セルゲイはローラーで整地作業をする労働者だったが、これをきっかけに二人は友だちになり、サーシャは労働を知り、セルゲイは音楽に心を開かれてゆく。だが、二人で映画を見ることをサーシャの母親は反対するのだった・・・・。タルコフスキーが全ソ国立映画大学卒業制作としてつくった第一回監督作品で、アルベール・ラモリスの『赤い風船』に刺激されたと言われている。大学同窓の盟友アンドレイ・ミハルコフ=コンチャロフスキーと一緒に脚本を執筆。
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鑑賞料金:一般1,500円/シニア1,100円/学生1,000円
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2018.1.13 sat. open 23:30
お座席分完売致しました。
当日券(補助席)の販売は開館時間9:30より販売致します。
オールナイトご参加のお客様へ
リンク先をご一読頂けますと幸いです。
当日一般3,000円/学生2,600円
※入場順:みなみ会館窓口販売分 ・ Peatix 同時入場 ⇒ チケットぴあ ⇒ 当日券
Peatix → http://ominogashi-night.peatix.com
チケットぴあ → Pコード:558-082
第89回アカデミー賞を彩った2作品に、エドガー・ライト監督の本格的ハリウッド長編映画デビュー作を加えた3本立てオールナイト!
上映作品
※画像をクリックすると公式サイトに移動します。

ラ・ラ・ランド
(C)2017 Summit Entertainment, LLC. All Rights Reserved. Photo credit EW0001 Sebastian(Ryan Gosling)and Mia(Emma Stone)in LA LA LAND.Photo courtesy of Lionsgate.

ムーンライト
(C)2016 A24 Distribution, LLC

ベイビー・ドライバー
2017.12.25 (月) | カテゴリ:
特集上映

新春!お見逃し厳禁ナイト
開場時間 23:30
オールナイトにご参加のお客様へ |
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本公演は、お座席分全て完売しております。開場時刻に遅れられた場合、前売り券をお持ちの方でも整理番号は無効となり、補助席へのご案内となる場合がございます。尚、満席公演となるため、お荷物等でのお座席確保はご遠慮頂いております。予めご了承くださいませ。
・ご入場順
…京都みなみ会館窓口販売分&Peatix同時入場 ⇒ チケットぴあ ⇒ 補助席(前売り) ⇒ 当日券(補助席)
※全席自由席となります。
・窓口・チケットぴあでご購入のお客様
…ご来館された際に受付にてチケットを切らせて頂きます。
・Peatixでご購入のお客様
…ご来館された際に受付にて購入画面をご提示ください。整理番号とお引替えさせて頂きます。
・劇場内でのご飲食に関して
…お飲み物はお持ち込み頂いて構いませんが、食べ物のお持ち込みはご遠慮頂いております。
※ロビーでのお食事は問題ございません。また、当館売店での販売物は劇場内でご飲食いただけます。
遅い時刻の開場となりますので、みなさまどうぞお気をつけてお越しください。
京都みなみ会館へのアクセス
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当日料金(補助席のみ):一般3,000円/学生・会員2,600円
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2017.12.24 (日) | カテゴリ:
お知らせ

『エンドレス・ポエトリー』公開記念!
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『エンドレス・ポエトリー』+『ホドロフスキー特集』3作品の
計4作品をご鑑賞いただいた方から先着で
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★プレゼント引き換え方法
『エンドレス・ポエトリー』『ホドロフスキー特集』をご覧の皆様に
スタンプラリーカードを窓口にてお渡しさせて頂きますので、
4つスタンプが集まったら、みなみ会館窓口までお持ちください!
★プレゼント引き換え期間
2017年12月9日(土)~
※特典は無くなり次第終了

公式HP➡http://www.uplink.co.jp/endless/
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