最新情報カテゴリー 12月, 2017

惑星ソラリス

 


惑星ソラリス

 

Солярис

 

1/1[月・祝]13:00 | 1/4[木]12:45 | 1/6[土]10:30 | 1/12[金]10:00
 

1972年/モノクロ&カラー/デジタル/シネスコ/160分 
原作『ソラリスの陽のもとに』(スタニスワム・レム)
1972年カンヌ国際映画祭審査員特別賞他


世界SF映画史上に金字塔を打ち立てた作品である。海と雲に覆われ、生物の生存が確認されていない惑星ソラリス。だが、ソラリスの海は理性を持つと科学者たちは考え、何度も海と接触しようと試みたが失敗。宇宙ステーションは混乱に陥り、地上との交信が途切れてしまう。その調査のために派遣された心理学者クリスの目前に現れたのは、友人の死体に自殺した妻。さらに、残された二人の科学者は何かに怯えている・・・。極限状態にある人間の心に焦点を当て、哲学的命題を観客に投げかけてよこす。ちなみに未来都市の風景として映し出されるのは、東京都港区赤坂見附の立体交差。一人で見ては語りたくなり、誰かと一緒に見ては考える、そんな深い思索を呼び覚ます映画である。

 

鑑賞料金:一般1,500円/シニア1,100円/学生1,000円

 

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僕の村は戦場だった

 


僕の村は戦場だった

 

Иваново детство

 

 12/30[土]11:00 | 1/3[水]13:30 | 1/9[火]12:50 
 

1975年/カラー/デジタル/スタンダード/110分
1962年ヴィネツィア国際映画祭サン・マルコ金獅子賞/サンフランシスコ国際映画祭監督賞

タルコフスキーの長編第一回監督作品。第二次世界大戦下のソビエト。カッコーの鳴く美しい村で、明るい陽光と戯れる12才の少年イワンはママから水をもらう。と、そこに銃声が響く。イワンは両親と妹をドイツ軍に殺され、一人ぼっちになってしまった。まだ、あどけなさの残る彼は、学校に通わせたいとの周囲の大人たちの思いをよそに、復讐心に燃えてパルチザンに協力し、危険をおかして敵の占領地域への偵察活動に従事するが・・。幼い者のこころをゆがめる戦争。激しい戦闘シーンと、少年の心に時折よみがえる平和な日々の対比の中で、戦争の悲惨さと虚しさが浮かびあがる傑作である。

 

鑑賞料金:一般1,500円/シニア1,100円/学生1,000円

 

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アンドレイ・ルブリョフ

 


アンドレイ・ルブリョフ

 

Андрей Рублёв

 

 1/2[火]12:40 | 1/8[月・祝]10:00 | 1/10[水]12:05  
 

1967年/モノクロ&カラー/デジタル/シネスコ/182分
1969年カンヌ国際映画祭批評家連盟賞

時は15世紀初頭。モスクワのアンドロニコフ修道院で、信仰と絵画の修業を積んだアンドレイたち僧侶は、降りしきる雨の田舎道を急いでいた。彼らは道中、旅芸人が権力を風刺して捕えられるのを目撃した。圧制に苦しむ民衆を目の当たりにしてアンドレイの苦悩は深まる。ロシア最高の伝説的イコン画家アンドレイ・ルブリョフ(14世紀後半から15世紀前半)の生涯を描き、同時に当時のロシア社会をあぶりだす。10のエピソードにより、時代と人間、社会と民衆を重層的に積み上げて映画を構成し、歴史の真実に迫った意欲作。ロケ地となったウラジーミル、スズタリ、ノヴゴロドなどの古都も美しく印象的である。

 

鑑賞料金:一般1,500円/シニア1,100円/学生1,000円

 

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ЗЕРКАЛО

 

 1/2[土]10:30 | 1/4[木]10:30 | 1/6[土]13:40 | 1/10[水]10:00 
 

1975年/カラー/デジタル/スタンダード/110分


タルコフスキーの自伝的要素の濃い作品である。過去と現在を交差させる中から、<私>の記憶が蘇る。木立に囲まれた祖父の家で髪を洗う母。暮らしに困り宝石を売る母に従いて行ったこと。火事で納屋が燃えた年に家族の許から去っていった父。電話が突然鳴る。母の勤める印刷会社の同僚が誰かの死を知らせてきた。校正ミスで、アタフタした大人たちのことを思い出す。時として校正ミスは、命にもかかわる政治問題を引き起こした。第二次世界大戦、中国の文化大革命、宇宙開発、中ソ国境紛争など、激動の世界情勢も描かれ、心象風景が次第に形づくられてゆく。見た後、いつまでも余韻が残る不思議な魅力に溢れる作品である。ちなみに母のカットに流れるのは、タルコフスキー自らが詠む実父アルセニー・タルコフスキーの詩である。

 

鑑賞料金:一般1,500円/シニア1,100円/学生1,000円

 

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ノスタルジア

 


ノスタルジア

 

NOSTALGHIA

 

35mm上映 12/31[日]11:00 | 1/5[水]13:25  
デジタル上映 1/8[月・祝]10:00 | 1/11[木]10:00 | 1/12[金]13:00
 

1983年/カラー/35mm、デジタル/ヴィスタ/伊・仏・ソ共同製作/126分 提供 ザジフィルムズ
脚本 タルコフスキーとトニーノ・グエッラとの共同脚本
1983年カンヌ国際映画祭創造大賞・国際映画批評家連盟賞・エキュメニック賞


イタリア、トスカーナ地方。モスクワの詩人アンドレイ・ゴルチャコフと通訳のエウジェニアは、18世紀ロシアの音楽家パヴェル・サスノフスキーの足跡を辿っていた。アンドレイは病に侵されている。村には世界の終末を憂え、家族ぐるみであばら家に閉じこもるドメニコがいた。彼はアンドレイに、「ロウソクの火を消さずに広場を渡る。それが世界の救済に結び付く」と言う・・・・。水、霧、光と言ったタルコフスキー作品に欠かせない要素で、混迷の世界とそれを憂える心を抒情的に描き出す。主人公アンドレイの読む詩は、タルコフスキーの父、アルセニー・タルコフスキーによるものである。なお、タルコフスキーは本作を機にイタリアに亡命した。

 

鑑賞料金:一般1,500円/シニア1,100円/学生1,000円

 

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ストーカー

 


ストーカー

 

Сталкер

 

12/31[日]13:25 | 1/3[水]10:30 | 1/7[日]10:00 | 1/11[木]12:25
 

1979年/カラー/35mm/スタンダード/155分 
原作 『路傍のピクニック』(ストルガツキー兄弟)

タルコフスキーの名を世界映画史に刻印した作品である。SF愛好者なら知らぬ人のいないストルガツキー兄弟が、自らの原作をもとに脚本も執筆。隕石でも落ちたのか、大地に突然現れた空間<ゾーン>。その中には願掛けの<部屋>があると言われ、<ストーカー>と呼ばれる部屋案内人の三人の男たちがいた。雨、水、火などのタルコフスキー映画に欠かせない要素を駆使して、規制の多い当時のソビエト社会の暗喩と、そこに生きる人々の苦悩と未来への希望を描く。思索の愉悦を堪能できることだろう。

 

鑑賞料金:一般1,500円/シニア1,100円/学生1,000円

 

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ローラーとバイオリン

 


ローラーとバイオリン

 

КАТОК И СКРИПКА

 

12/30[土]11:00 | 1/3[水]13:30 | 1/9[火]12:50
 

1960年/カラー/デジタル/スタンダード/46分 
1960年ニューヨーク国際学生映画コンクール第一位

バイオリン大好き少年サーシャは、近所の少年たちにいじめられているところを、青年セルゲイに助けられる。セルゲイはローラーで整地作業をする労働者だったが、これをきっかけに二人は友だちになり、サーシャは労働を知り、セルゲイは音楽に心を開かれてゆく。だが、二人で映画を見ることをサーシャの母親は反対するのだった・・・・。タルコフスキーが全ソ国立映画大学卒業制作としてつくった第一回監督作品で、アルベール・ラモリスの『赤い風船』に刺激されたと言われている。大学同窓の盟友アンドレイ・ミハルコフ=コンチャロフスキーと一緒に脚本を執筆。

 

鑑賞料金:一般1,500円/シニア1,100円/学生1,000円

 

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【終了】【当日券(補助席)販売あり|2018年オールナイト上映② 1/13土】新春!お見逃し厳禁ナイト

 

 

2018.1.13 sat. open 23:30

 

お座席分完売致しました。

当日券(補助席)の販売は開館時間9:30より販売致します。

 

オールナイトご参加のお客様へ

リンク先をご一読頂けますと幸いです。

 

当日一般3,000円/学生2,600円

※入場順:みなみ会館窓口販売分 ・ Peatix 同時入場 ⇒ チケットぴあ ⇒ 当日券

 

Peatix → http://ominogashi-night.peatix.com

 

 

チケットぴあ → Pコード:558-082

 

第89回アカデミー賞を彩った2作品に、エドガー・ライト監督の本格的ハリウッド長編映画デビュー作を加えた3本立てオールナイト!

 

上映作品

 

※画像をクリックすると公式サイトに移動します。

 


ラ・ラ・ランド


C)2017 Summit Entertainment, LLC. All Rights Reserved. Photo credit EW0001 Sebastian(Ryan Gosling)and Mia(Emma Stone)in LA LA LAND.Photo courtesy of Lionsgate.

 


ムーンライト


C)2016 A24 Distribution, LLC

 


ベイビー・ドライバー

 

 

 

【終了】[新春!お見逃し厳禁ナイト]ご来場のお客様へ

 

 


新春!お見逃し厳禁ナイト

 

開場時間 23:30

 

オールナイトにご参加のお客様へ
 

本公演は、お座席分全て完売しております。開場時刻に遅れられた場合、前売り券をお持ちの方でも整理番号は無効となり、補助席へのご案内となる場合がございます。尚、満席公演となるため、お荷物等でのお座席確保はご遠慮頂いております。予めご了承くださいませ。

・ご入場順
…京都みなみ会館窓口販売分&Peatix同時入場 ⇒ チケットぴあ ⇒ 補助席(前売り) ⇒ 当日券(補助席)
※全席自由席となります。

・窓口・チケットぴあでご購入のお客様
…ご来館された際に受付にてチケットを切らせて頂きます。

Peatixでご購入のお客様
…ご来館された際に受付にて購入画面をご提示ください。整理番号とお引替えさせて頂きます。

・劇場内でのご飲食に関して
…お飲み物はお持ち込み頂いて構いませんが、食べ物のお持ち込みはご遠慮頂いております。
※ロビーでのお食事は問題ございません。また、当館売店での販売物は劇場内でご飲食いただけます。

遅い時刻の開場となりますので、みなさまどうぞお気をつけてお越しください。
京都みなみ会館へのアクセス


 

当日料金(補助席のみ):一般3,000円/学生・会員2,600円

 

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【終了】【12/2〜開催!】『エンドレス・ポエトリー』公開記念!【スタンプラリーキャンペーン】

 

 

 

『エンドレス・ポエトリー』公開記念!

 

「ホドロフスキー直筆イラスト入り巾着袋」

GETスタンプラリー開催!

 

 

 

 

『エンドレス・ポエトリー』+『ホドロフスキー特集』3作品の

計4作品をご鑑賞いただいた方から先着で

ホドロフスキー直筆”ステラ”巾着袋をプレゼント!

 

 

 

 

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★プレゼント引き換え方法

『エンドレス・ポエトリー』『ホドロフスキー特集』をご覧の皆様に

スタンプラリーカードを窓口にてお渡しさせて頂きますので、

4つスタンプが集まったら、みなみ会館窓口までお持ちください!

 

 

★プレゼント引き換え期間

2017年12月9日(土)~

 


※特典は無くなり次第終了

 

 

 

公式HP➡http://www.uplink.co.jp/endless/

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